北上市の遊園地・テーマパーク・美術館

北上市立公園展勝地

岩手県北上市に位置する「北上市立公園展勝地」は、美しい自然と共に四季折々の風情を楽しむことができる観光スポットです。「桜の名所百選」「みちのく三大桜名所」にも選ばれており、春には淡いピンクの桜の花が公園全体を包み込みます。また、初夏には色とりどりのアジサイ、秋には美しい紅葉が訪れる人々の目を楽しませます。 ここでは、ただ自然を愛でるだけでなく、「みちのく民俗村」や「サトウハチロー記念館」などの施設も点在し、訪問者は歩きながらさまざまな発見を楽しむことができます。季節により異なる自然の風景と、地域の歴史や文化に触れることができる北上市立公園展勝地は、散策が楽しいスポットです。 毎年春には「北上展勝地さくらまつり」が開催され、公園は花見客で賑わいます。期間中は北上川上空に鮮やかな鯉のぼりが泳ぎ、ノスタルジックな雰囲気漂う観光馬車が桜並木を行き交います。また、夜にはライトアップされた桜並木が川面に映し出され、昼とはまた違う幻想的な風景を創り出します。 豊かな自然と四季折々の風情、地域の文化と歴史に触れられる「北上市立公園展勝地」は、旅の一コマとして訪れてみてはいかがでしょうか。

みちのく民俗村

東北有数の野外博物館として知られている「みちのく民俗村」。 山間の広大な7ヘクタールの敷地に茅葺きの民家や大正時代の建築がそのまま移築・復元され、豊かな自然と調和しています。 敷地内に移設された10棟の茅葺き民家には昔の暮らしを偲ぶ建物内部が再現されており、その風景にどこか懐かしい雰囲気を感じられそう。 また旧・黒沢尻高等女学校の校舎内部には数多くの民俗資料が展示されており、学びの場としても利用されています。 民俗村では季節ごとのイベントや催事も多数開催。和菓子作り教室や田植え体験、さをり織りなど、体験型のものが中心で、昔ながらの暮らしや文化に触れることができます。 ７ヘクタールもの広大な敷地内に広がる美しい自然環境も魅力。四季折々の風景を楽しみながら、ゆっくりと散策することもおすすめです。

【2022年】夏油高原温泉郷の紅葉

秘湯夏油温泉を流れる夏油川と周辺山々の紅葉や温泉郷にある入畑ダム周辺、夏油高原スキー場の紅葉が美しいです。

和賀川グリーンパーク

和賀川沿いに広がるアウトドア＆スポーツ広場。植生護岸や水遊びが楽しめるせせらぎ、ディキァンプやバーべキューができる広場のほか、テニスコートや芝グラウンド、サイクリングロードなどが整備されており、市民の憩いの場として利用されています。

九年橋せせらぎ公園

岩手県が和賀川河川環境整備事業の一環として整備し、平成12年に開園した公園です。和賀川ふれあい広場の対岸（北側）に位置し、親水護岸、芝生広場、サイクリングロード等があります。市街地と隣り合せた緑のオアシスとして親しまれ、自然環境をベースとしたやすらぎ空間として市民の憩いの場として活用されています。

ふれあいヤナ場

花と緑に囲まれた、和賀川フレアイ広場内のヤナ場では、天然アユの塩焼きが大好評です。

日本現代詩歌文学館

日本現代詩歌文学館は、詩、短歌、俳句、川柳など、明治以降の日本の詩歌資料を全国規模で総合的に収集保存、展示を行い、詩歌文学の振興を図ることを目的とした全国唯一の詩歌専門の総合文学館です。全国から訪れる来館者も多く、「言霊の館」として広く親しまれています。

北上市立博物館

市立公園展勝地内の「みちのく民俗村」に隣接した「北上市立博物館」は、昭和48年に開館し地域の歴史や自然を紹介してきましたが、更なる郷土の学びの場となるよう、平成28年9月22日にリニューアルオープンし、平泉に先立つ仏教文化の中心地であった国指定史跡国見山廃寺跡の魅力を知るほか、市内出土の縄文土器、江釣子古墳群埋葬品、中世にこの地を治めた和賀一族のゆかりの品、南部・伊達の藩境の暮らし、活気あふれる北上川舟運の様子などを、北上市の６つの歴史的特徴をわかりやすく展示しています。

サトウハチロー記念館

サトウハチローは、1903年、東京生まれ。童話集『叱られ坊主』で文部大臣賞を受賞しました。父は弘前、母は仙台の出身で「ボクの血の中には東北のものが流れているから、田舎の詩を書くのに何の苦労もしない」と言っていました。童謡「うれしいひなまつり」や「かわいいかくれんぼ」、流行歌「リンゴの唄」などの作詞のほか、生涯の作品は約２万編にものぼると言われます。著書やレコード・遺品を通して、作品世界に溢れ出る温かな人柄と、奔放な生き方に迫ります。

利根山光人記念美術館

利根山光人は、1921年、茨城県生まれ。メキシコを題材とした情熱的な作品を数多く残す画家です。みちのくの民俗芸能に惹かれ、昭和50年に北上市にアトリエを構え、鹿踊りや鬼剣舞の躍動感あふれる絵画を発表しました。没後、アトリエを記念館として残し、民俗芸能をモチーフとした作品を中心に展示しています。

北上総合運動公園

大きな堤を中心とした自然公園で、50haの広大な敷地内には緑に囲まれた陸上競技場、総合体育館など、充実した設備が整っています。

農業科学博物館

更木しらゆり公園

鳥海柳児童公園

岩崎城運動公園

樺山歴史の広場

1951(昭和26)年の調査で発見され、立石をともなう配石遺構（ストーンサークル）が注目を集めました。国の指定史跡になっています。樺山遺跡は約30ヶ所の配石遺構があり、縄文時代中期の墓地および集落跡と見られます。竪穴住居も復元され、史跡公園として親しまれています。

男山展望台

頂上近くまで車で登れるので、手軽に北上平野の展望を楽しむことができます。頂上には「やすらぎの像」が立ち、奥羽山脈を背景にした北上盆地、そして眼下には北上川と和賀川が合流する大パノラマが一望できます。

入畑ダム展望広場

展望広場に上がると、ダム周辺と北上平野を一望することができ、南西の方角には駒ヶ岳を見ることができます。新緑の季節にはダムの湖面がエメラルドグリーンに輝いて素晴らしい眺望が楽しめます。

北上市立鬼の館

こわい鬼から愛嬌のある鬼まで、鬼の全てを網羅した博物館。日本及び世界の鬼にまつわる資料を展示しております。事前予約で鬼剣舞や河童の面作り体験もできます。

北上平和記念展示館

平成14年に開館した同館には、日中戦争や太平洋戦争に出征した農民兵士などから寄せられた7,000通の軍事郵便を保存展示しているほか、銃、衣服、教科書など戦時資料約400点が展示され、戦争体験と歴史的実情を後世に伝えています。