九重・久住・竹田・長湯のレジャー・遊び・体験

九重星生ホテル

大分県玖珠郡九重町、九重連山の裾野に位置する温泉宿。九重連山の雄大な自然に囲まれ、都会の喧騒から遠く離れ、大自然を五感で感じられる宿泊施設だ。単純泉・硫黄泉・酸性緑礬泉・冷鉱泉の4つの泉質と、露天岩風呂・露天打たせ湯・ジャグジー・大浴場など16種類の湯船を利用できる温泉施設が自慢。ほかにも、鳥のさえずりが聞こえる図書スペース、九重連山の景観を見渡せるウッドデッキ、地元食材を活かした料理など、九重の自然を満喫できる工夫が散りばめられている。

ラムネ温泉館

その炭酸濃度と湧出量、温度から「世界屈指の炭酸泉」「日本有数の炭酸泉」と称される竹田市直入町の長湯温泉にある入浴施設。建築家・藤森照信による焼き杉と漆喰を用いた三角屋根の外観が特徴的。源泉かけ流しでにごり湯の内湯、しゅわしゅわのラムネ温泉が楽しめる露天風呂に、サウナや家族風呂も備える。イラストレーター・南伸坊によるロゴキャラクターが入ったグッズも土産に人気。2階には川端康成の書などを展示する美術館も併設。

岡城跡

黄牛の滝

竹田市を流れる稲葉川の上流、上坂田地区にある滝。駐車場から山道を進み河原へ下りた先に、幅約15m・落差約25mほどの滝が現れる。黄牛（あめうし）の名はかつて滝壺に棲んでいた龍を鎮めるために牛の頸を投げたことが由来とも。遊歩道が整備されるまでは地元でも訪れる人が少ない秘瀑だったが、2022年に「Amazonプライム」のテレビCMのロケ地として採用されたことで、緑に囲まれた神秘的なその滝が知られる存在となった。

宝泉寺温泉

大分県玖珠郡九重町にある古くから歴史のある温泉。毎分2,000Lもの湧出量を誇り、自家源泉を持つ宿が多い。お湯は柔らかな無色透明の弱アルカリ単純泉で、神経痛・関節痛・冷え性などに効果があると言われている。近年ではホタルの飛び交う温泉地として「ふるさといきものの里100選」にも選ばれており、3種類のホタル（ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタル）が生息する貴重な場所としても知られ家族連れに人気。

万象の湯

大分県竹田市にある温泉施設。温泉は、美肌の湯として知られる炭酸水素塩泉。入浴すれば炭酸ガスが体内に吸収され、血液の流れをスムーズにしてくれる。美肌効果も高い。大浴場には棚湯方式露天風呂や内風呂、ブクブク水風呂があり、様々な浴槽で入浴を楽しめる。貸切家族風呂は3室あり、それぞれに露天風呂や内風呂、ブクブク水風呂がある。現代版湯治宿として誕生した万象の湯では、休憩から長期滞在まで楽しめ、どこか懐かしい空間を醸し出している。

道の駅　すごう

竹田市菅生にある道の駅。阿蘇方面と竹田、大分を繋ぐ国道57号の休憩地点として長年親しまれた「竹田ドライブイン」の後継施設として2010年に開業したもので、現在も県境の玄関口として賑わう。九州有数の産地である菅生地区のスイートコーンが直売コーナーの名物で、テイクアウトのコーンソフトクリームも人気。7月には「とうきびフェスタ」も開催される。竹田の有名から揚げ店「丸福」や麺処「すごうどん」なども入居。

星野リゾート　界 阿蘇

やまなみハイウェイ（大分県道11号別府一の宮線）から少し入った森林地帯にある、星野リゾート系列の高級温泉ホテル。「阿蘇」とあるが熊本県ではなく大分県（九重町）の県境付近にある。約8000坪の敷地に独立した離れがわずか12棟という贅沢な造りで、その全棟が瀬の本温泉の露天風呂付き。本格的な湯治体験や「カルデラBAR」での「マイカルデラづくり」も楽しく、付近の牧場での乗馬体験などアクティビティも個性豊かに用意されている。

レゾネイトクラブくじゅう

大分県竹田市にあるリゾートホテル。美しい自然に恵まれ、隠れ家のような雰囲気を漂わせる。山歩きやゴルフ、スキー・スノーボードや星空観察など、様々なアクティビティを満喫できる。メタけい酸を多く含んだ温泉や豊後地方や近海でとれる滋味たっぷりの料理を楽しめるほか、リゾートウェディングも可能。

タデ原湿原

大分県玖珠郡にある湿原。中間湿原として国内最大級の面積を有する湿原で、「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」としてラムサール条約の登録湿地になっている。阿蘇くじゅう国立公園内にあり、マスガヤやミズゴケなどの貴重な湿原植物が群生している。四季折々の植物を見ることができ、自然観察に最適なスポット。

法華院温泉山荘

標高1700mを誇るくじゅう連山に位置するガツル湿原の北西部にある山荘。九州内で1番高いところにある温泉としても知られている施設だ。最短でも約2時間ほどあるかないとたどり着けないこの温泉はまさに秘湯。大浴場からは大船山や平治岳、立中山などの山々が見られ、一面が赤や黄色に染まる秋は特に絶景だ。また、館内には畳の個室や120人収容の大部屋もあり宿泊が可能。食堂も完備されており、登山客のオアシス的存在となっている。

慈恩の滝

大分県玖珠町の西に位置し、上段20m、下段1m、合わせて約30mの落差がある珍しい二段滝。滝を一周するには時計周りの方が幸せを呼ぶと言われている。上段の滝は両側の岸壁に囲まれ奥まった場所にあるため、正面からしか見えない絶景となっている。また滝の裏側に回れることから別名「裏見の滝」とも呼ばれる。夜にはライトアップされ、昼間とはまた違う滝の一面を見ることができる。体感温度はマイナス5度で、暑い時期にはたくさんの観光客でにぎわう。

くじゅう自然動物園

大分県玖珠郡にある動物園。人に慣れた草食動物を放し飼いにしており、エサをあげたり触れ合ったり、園内を一緒に散歩することも可能。園内にいる動物は、一部を除いて全てが草食動物。放し飼いになっている動物はメスや子どもなどおとなしい動物たちで、オスや大型の動物は柵の中にいるため安心して触れ合える。オートキャンプ場も併設しており、テントを張ったりバーベキューをしたり、思い思いのアウトドア体験を行える。

豊後森機関庫

豊後森機関庫は、九州に現存する唯一の蒸気機関車のための扇形機関庫。豊後森機関庫公園内にある。機関庫と転車台は近代化産業遺産に認定されているほか、国の登録有形文化財にも登録。公園内には、観光列車「ななつ星in九州」のデザイナーでもある水戸岡鋭氏がデザインの「機関車ミュージアム」があり、機関庫の歴史を学んだり、子どもが遊んだりできる場となっている。

久住高原オートビレッジ

九重連山南麓、久住高原にある宿泊施設「久住高原コテージ」と併設するオートキャンプ場。冷涼な高原キャンプが楽しめる。1区画100平米の広さが確保され車の横付けが可能な区画サイトと、車の乗り入れが可能で合計100張受け入れできる広大な芝生のフリーサイトとがあり、全体では西日本のキャンプ場でも最大級のサイト数を誇る。入浴施設は大分県のキャンプ場らしく天然温泉で、絶景の露天風呂やサウナも設置。

くじゅうやまなみキャンプ村

大分県玖珠郡にあるキャンプ場。阿蘇くじゅう国立公園に位置し、「九州の屋根」とも呼ばれるくじゅう連山「三俣山」を望む雄大な眺望が特徴。開放的な芝生フリーサイト、ミニキッチンと電源がついたオートキャンプ、冷蔵庫完備のケビンの中からスタイルに合わせて選ぶことができ、コインランドリーやシャワーなど、場内の設備も充実。九重登山道やタデ原湿原、火山の恵みである温泉地が近くにあり、散策や登山にも最適。

ガンジーファーム

国内でも指折りの酪農産地である大分・久住高原の観光牧場。日本では数百頭しか飼育されていないイギリス領ガーンジー島原産のガンジー種の乳牛を飼育しており、ホルスタイン種のミルクより脂質・たんぱく質・灰分などの成分が豊富な“ゴールデンミルク”を搾乳や加工、販売している。施設は子牛を間近で見られる牛舎や酪農工場のほか、ウサギやヤギに餌をあげられるふれあい牧場、ポニー乗馬体験場やレストランなども備える。

久住高原コテージ

「久住高原コテージ」は、大分県竹田市に位置する環境一体型宿泊施設。阿蘇くじゅう国立公園の中に建つ、日本自然保護協会認定の宿「ネイチャーイン」にも選出されている。蘇五岳と祖母の山並みが眺望できる「満天望温泉」では、夜になると満天の星空を見渡せる。レストランやカラオケ、家族風呂も併設されているので、お子様連れにもおすすめのスポット。

【2022年】くじゅう連山の紅葉

標高1,791mの中岳を主峰とし大船山、久住山など九州第一位の高山地帯です。春のミヤマキリシマも有名ですが、秋には山肌が燃えるような赤や黄に彩られ、山麓の久住高原にはススキの穂が黄金色に輝きます。くじゅう連山の堂々とした山容と一体となった雄大な風景は見応え十分です。

九重森林公園スキー場

大分県玖珠郡九重町にあるスキー場。単に九重スキー場とも。町名は「九重（ここのえ）町」だが、施設名は「九重（くじゅう）」と読む。標高1300mの位置に置かれた総延長2500mの5つのコースとハイシーズンのみオープンする林間コース、アイテムを多数備えたパークやそり専用広場などを有する約10haのゲレンデは九州では最大級。最大傾斜は25度。スノーエスカレーターも設置されている。