鏡の中に琉球美人。沖縄をもっとすきになる、30分の変身

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好きでしかたがない、南の島。

いちど行ったら、誰もがまた行きたいと口をそろえる場所。
南の島、沖縄です。

あたたかい人たち、南国の空気、おいしいごはん。
いちど訪れただけで、わたしもすっかり好きになってしまいました。

何度めかの沖縄で、ちょっとチャレンジ。

うん、ここは来たことがある。
こんなお店、あったっけ?

記憶をなぞりながら、那覇のまちを歩きます。

観光ももちろんするけれど、今回はちょっとだけチャレンジです。やってきたのは、市場へむかうひとたちでにぎわう、
国際通りから1本入った「市場通り」。
おみやげ屋さんを眺めながら歩いて、さらに1本道を入ります。

「市場通り」と並行になっている、「平和通り」に今回の目的のお店はありました。

鮮やかな色が、目に飛び込む。

ドアを開けると、笑顔で向かえてくれる女主人の前泊さん。
「迷わずに来れた?」
「ここで靴を脱いで」
「その足袋をはいて」
「どの着物にする?ここから選んでね」

最初からすっかり、前泊さんのペース。

ここ、「ちゅら美人」は琉装体験ができるお店。
今回は「ちゅらコース」を体験します。

壁には、一面にあざやかな琉装の着物がずらり。
赤、黄色、紫。
ふだんおとなしい色ばかり着ているわたしには、刺激的な色ばかりです。

着物をえらんだら、ヘアメイク。
暑さと湿気でボサボサだったわたしの髪は、あっという間に結い上げられていきます。
赤い口紅を塗られたら、いつのまにか、顔もきゅっとひきしまってきたみたいです。

沖縄弁がここちいい、楽しいトークにすっかり身を任せていたら、
いつのまにか、鏡の中には琉装美人。

おおっ。これって、わたし?
なんだかわたしと沖縄の距離が、ぐぐっと縮まったように感じます。

ばっちり変身したら、撮影タイム。
小道具の持ち方、ポージングまで、
細かくアドバイスしてくれます。

「ちょっと顔を右に向けて」
「足はもっと引いて」

ちょっと立ち方が苦しいけど…素敵な写真のためにはこれも我慢!

スマホやカメラをつかって、たくさんの写真を撮ってくれました。

帰りがけには、沖縄の布でつくったヘアゴムをお土産にいただいて。
みじかいけれど、とっても濃い時間。

沖縄のこと、たくさん知れて、
あたたかいひとにも触れられる。

この30分で、もっともっと沖縄がすきになってしまいました。

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