兵庫県の人気テーマパーク「サファリリゾート 姫路セントラルパーク」は、動物園と遊園地が共存する夢のレジャーランド。ホワイトタイガーやホワイトライオンなどの珍しい動物たちを間近で見られるのはもちろん、日本有数のコースターや高さ85mの大観覧車もあります。夏には西日本最大級のプール「アクエリア」がオープンし、遊園地では花火フェスタやナイトプール、神秘的な夜のサファリをマイカーでめぐるナイトサファリなどのイベントが開催されます。今回は姫路セントラルパークを訪れ、園内の魅力やイベントを楽しむコツ、上手な巡り方、おすすめグルメや限定グッズまで紹介します。
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サファリリゾート 姫路セントラルパークとは?
兵庫県姫路市にある「サファリリゾート 姫路セントラルパーク」(以下、姫路セントラルパーク)は、動物園と遊園地を併設する複合型レジャーパーク。サファリパーク形式の動物園と遊園地に加えて、プールやアイススケートリンクもあり、その敷地は190ヘクタール(甲子園球場約48個分)もの広さを誇ります。ファンからは「姫セン」の愛称で親しまれており、2024(令和6)年3月には開業40周年を迎えます。
姫路セントラルパークの入場ゲートがあるのは、遊園地エリアの入口付近。ゲートに入って左側にサファリバスのバス停があるため、入場後すぐにサファリエリアへ出発できるようになっています。
まずは人気のサファリパークで、珍しい動物たちに会いに行きましょう!
サファリパークで動物たちとふれあおう!
写真提供:サファリリゾート 姫路セントラルパーク
姫路セントラルパークのサファリエリアは、パーク内で一番の人気エリア。人気の秘密は、動物たちが自然に近い自由な環境で飼育されていることや、動物たちを驚くほど間近で見られること、そして見られる動物の種類の多さにあります。肉食・草食動物や鳥類も合わせて、なんと全部で約190種・1,200頭羽もの動物と出会えるのです!
写真提供:サファリリゾート 姫路セントラルパーク
サファリパーク内は、バスやマイカーで巡る「ドライブスルーサファリ」エリアと、徒歩で巡る「ウォーキングサファリ」、牧場エリアの「チャイルズファーム」の3つのエリアに分かれています。
そしてサファリエリアの上空を渡るのが、ロープウェイから動物たちを眺められる「スカイサファリ」。車・徒歩・ロープウェイの3つの方法で、さまざまな距離感から動物の生態を楽しめるようになっているのです。
エリアを巡る順番に決まりはありませんが、「ドライブスルーサファリ」→「ウォーキングサファリ」→「スカイサファリ」の順番に訪れると、効率的に全エリアを一巡できるのだとか。今回はこちらのおすすめルート順に、見られる動物の種類や楽しみ方を紹介します。
・専用バスやマイカーで動物を観察できる「ドライブスルーサファリ」
写真提供:サファリリゾート 姫路セントラルパーク
「ドライブスルーサファリ」は、動物たちが飼育されているエリアの中を車で巡るゾーン。専用のサファリバスに乗車できるほか、なんとマイカーでも回れます。サファリバスに乗車する場合、1巡は約40分。車内では音声ガイドで動物たちの解説を楽しめます。
写真提供:サファリリゾート 姫路セントラルパーク
ドライブスルーサファリで見られる動物は、チーター・ライオン・トラなどの肉食動物、キリンやシマウマといった草食動物など、全部で約25種類。キングチーターやホワイトタイガー、野生では絶滅してしまったシロオリックスなど、珍しい動物もたくさん生息しています。
さらに草食動物エリアでは、珍しい光景が見られます。なんと、違う種の草食動物たちが、同じエリアの中で一緒にくつろいでいるのです。
このような光景を見られる場所は、西日本では数ヶ所だけ!狭い檻の中ではなく広々としたフィールドで自由に暮らす動物たちの姿は、活き活きとしていて自然的な魅力に満ちています。
・迫力満点のドライブスルーを体験!「冒険ライド/サファリ・ ザ・ライド」
写真提供:サファリリゾート 姫路セントラルパーク
ドライブスルーサファリを一段と楽しくするのが、特別バスで行くサファリクルーズ「冒険ライド」と「サファリ・ ザ・ライド」です。
バスは四方と上部が二重の檻になっており、クルーズ中は専用ガイドによる雑学が盛りだくさんの解説を聞けるうえに、サファリ内の一部で動物たちにより近づける特別なルートを走行します。さらに、バスの中から動物へのエサやり体験もできます。
それぞれのクルーズはメインとなる動物が異なり、冒険ライドではトラとキリン、サファリ・ザ・ライドではライオンとラクダに至近距離まで近づけます。所要時間はどちらも約60分。
写真提供:サファリリゾート 姫路セントラルパーク
こちらは冒険ライドの人気イベント「タイガーフォール」。冒険ライドバスだけが通行できる特別ルートでは、トラのエリア内にある滝の中に車ごと入り、バスの上にトラが飛び乗ってくるのです。バス中央は一段高い構造なので、トラと目が合うほどの至近距離まで近づけます。
エサやりの迫力はかなりのもの!二重にがっちりガードされた檻の隙間から、専用器具を使ってエサを差し出します。
頭のすぐ上からダイレクトに伝わってくるトラの息遣いや唸り声には、ドキドキすること間違いなし!最高の臨場感をぜひその身で味わってみてくださいね。
※エサやり体験は各便先着3組まで。別途500円がかかります。
草食動物エリアでのエサやりは、檻なしで楽しめるのもポイント。冒険ライドではバスの後方を開放し、手で持ったエサを動物たちへ車内から直接差し出します。トラへのエサやりは各便先着3組のみですが、運が良ければキリンにエサやりができるかもしれません。もちろん小さな子でもチャレンジできますよ。
冒険ライドとサファリ・ザ・ライドでは、乗車した人のみが購入できる特別グッズも用意されています。グッズは季節によってラインナップが変わるので、気になったらぜひ乗車中に購入しましょう。
写真は大迫力のトラがデザインされた数量限定バッグ「インディゴマチ付きバック」と、まるで本物のお肉のようなタオル「肉柄タオル」。どちらもサファリライドのオリジナルグッズです。
・手を伸ばせば動物たちがすぐそこに! 「ウォーキングサファリ」
「ウォーキングサファリ」は、動物たちが生活している中を歩いて巡るエリア。一歩足を踏み入れれば、そこは動物たちの楽園!目の前をクジャクが横切ったり、頭上ではワオキツネザルが木を揺らしていたり、カピバラがお昼寝中だったりと、驚くほどすぐ近くで動物たちがくつろいでいます。
ドライブスルーサファリの草食動物エリアと同様、ウォーキングサファリでも生息する動物や鳥たちの多くは同じエリアで自由に過ごしています。森や水辺を散策するように歩きながら、自然なかたちでさまざまな動物たちと出会えるのは感動ものですね!
直接交流するのが難しいクマやニホンザル、レッサーパンダやコツメカワウソなどには、個別エリアで出会えます。
ウォーキングサファリでは、あちこちでエサやり体験が楽しめます。小動物や鳥類をはじめ、人気のホワイトライオンやホワイトタイガー、キリンにもエサが用意されていますよ。また、「ふれあいの国」エリアでは、動物を撫でたり一緒に遊んだりと、貴重なふれあい体験にも参加できます。
・動物たちの楽園を空から眺める爽快感!「スカイサファリ」
「スカイサファリ」は、無料で乗れるロープウェイ。シマウマ柄の機体が3機連なっており、サファリエリア上空を走行します。山頂駅「ふれあいの国」と山麓駅「野生の国」を結ぶ、片道3分ほどの空の旅。草食動物エリアを悠々と眺められますよ。
ロープウェイは高すぎることもなく、ちょうどいい高度から動物たちの姿をのんびりと眺められるのが魅力。上から見ると、改めてサファリパークの広さや動物たちの暮らしぶりに驚くかもしれませんね。