体を使って遊べる「ワクワクひろば」
2023年3月に「ワクワクひろば」へとリニューアル。生き物とのふれあい体験や大型遊具で、子どもたちが遊びながら「感じるこころ・楽しむこころ・創造するこころ」を育てられる場所となりました。
生き物に触れる「タッチングプール」は、とくに子どもたちに大人気。最初はおっかなびっくり手を出しているのに、一度触れるとその不思議な感触に夢中になる子が多いのだとか。
レクチャールームでは、ボランティアスタッフからの生き物に関する解説を、子どもたちは真剣な表情で聞いていました。
魚の形をした大型遊具では、子どもたちが元気いっぱいに走り回っていました。利用できるのは小学生以下の2~6歳まで。ネットに登ったり、ジャンプしたりと、思う存分体を使って遊べるのがとても楽しそうでした。(※タッチングプールの一部と遊具は有料です)
パパママが助かる「ベビー&キッズサービス」
アクアワールド・大洗では、ベビー&キッズサービスも充実しています。
3階シャークダディズルームにあるトイレの隣には、授乳室があります。そのほか、3階出口付近と4階オーシャンシアターの向かいには、ベビーケアルーム「mamaro」が設置されており、授乳やおむつ替えにとても便利。完全個室で内側から鍵がかかるので、パパも一緒にケアできるのが助かります。
階段の横にはスロープやエレベーターがあり、館内全体をベビーカーで移動できるのもうれしいところ。総合案内所では、無料のベビーカーレンタルサービスもあります。(※台数に限りあり)
館内ではミルク用のお湯の用意や、離乳食を温める電子レンジなどもあるので、小さな赤ちゃん連れでも気軽に出かけられます。
アクアワールド・大洗の所要時間や混雑状況は?
アクアワールド・大洗は、展示を見るだけならゆっくり移動しても2時間ほどで見て回れます。お目当てのプログラムやイベントを観覧するなら、場所取りの時間なども考慮して3~4時間ほど余裕を持っておいたほうがいいでしょう。
入口に入って最初に出迎えてくれるのは、イワシの大群が泳ぐ「大洗の生物水槽」。小さな子どもを連れていたら、ここでまず5分は足止めされるはず。
グルメが勢ぞろい!フードコートのおすすめメニューを紹介
ここからは、アクアワールド・大洗で食べたいおすすめグルメを紹介します。
まず紹介するのは、水族館の中にある「リラックスカフェ “マーメイド”」。大きな窓から光が降り注ぐおしゃれな店内では、スイーツやドリンク、カレー、パスタなどの軽食をオーダーできます。
海を見ながら過ごせるテラス席は潮風が心地よく、ベビーカーも余裕で置けるゆとりのあるスペース。ひと休みするには最高の場所です。写真はレモンの風味も爽やかな「オーシャンソーダ」(280円)。(※限定メニューのため、現在は販売しておりません)
フードメニューには、「鮫カレー」や「鮫ドッグ」、「シャークナゲット」など、サメを使ったユニークなメニューが豊富!サメの展示が有名なアクアワールド・大洗らしいですよね。
食べるのに躊躇しちゃいそうですが、どれもおいしいと評判です。季節やイベントによってメニューが異なりますので、ホームページを確認してください。
もちろん、アメリカンドッグや包み焼きピザなど、一般的なメニューもあるので安心してください。こちらのカフェでは、お願いすると店内の電子レンジで離乳食を温めてもらえます。
水族館の出入口手前には、12店舗が並ぶ広いフードコートがあります。そのうち、2店舗は海産物の販売で、10店舗が飲食店。飲食店はカレーやラーメン、お好み焼きなどの軽食から、大洗らしい寿司や海鮮丼のお店まで、バラエティ豊かに揃っています。
今回は事前リサーチしてとくに高評価だった「まぐろどんどん」の数量限定の海鮮丼を食べてみました!海鮮丼は1,280円ですが、プラス200円で味噌汁を蟹の味噌汁に変更できます。
ひと口食べると、フードコートとは思えない新鮮な魚の味にビックリ!それもそのはず、運営してるのは大洗の「割烹旅館 さかなや隠居」。魚に対するこだわりが違います。夏には生しらす丼、冬にはあんこう汁も食べられるそうですよ。
ほかの店舗も「海の鳥居パワーカレー」や「海鮮焼きそば」「干し芋クレープ」など、大洗ならではのメニューがあって、どれもおいしそうでした。
フードコート内には、自由に使用できる電子レンジとポットがあったので、離乳食を温めたり、ミルクを作ることもできます。また、お子さまうどんやお子さまラーメンなど、キッズメニューのあるお店もありました。
アクアワールド・大洗で人気のお土産をゲットしよう!
アクアワールド・大洗のお土産は、シャークダディズルーム内にあるショップ「コレクターズショップ ガレオス」か、出口近くにある「シーガルスーベニアショップ モラモラ」で購入できます。
コレクターズショップ ガレオスでは、本物のサメのあご骨や透明標本などを販売しています。ちょっとマニア向けで年齢層が高めかなと思えますが、子どものころから本物に触れるのは大事なことですよね。サメの歯は魔除けやお守りとして昔から信仰されているので、子ども部屋に飾るのもおすすめです。
飼育員監修のオリジナルフィギュアやぬいぐるみも要チェック!アクアワールド・大洗で人気のサメがフィギュアになっています。ぬいぐるみもほかでは買えないものばかり。シロワニのぬいぐるみは、やはり人気があります。
変わったところでは、ナヌカザメのぬいぐるみも人気。なんとお腹から赤ちゃんが産まれてきます!かわいいだけじゃなく、命の大切さも伝わりそうなぬいぐるみです。
「シーガルスーベニアショップ モラモラ」では、アクアワールド・大洗のオリジナルキャラクター「ピルル」と「ブルル」のぬいぐるみを購入できます。ほかにも文房具やエコバッグ、傘など、カラフルでかわいいグッズが揃っていますよ。
また、茨城のお土産も充実しています。納豆ラーメンは、一度食べるとハマる味!マンボウの形をしたどら焼き「どらマンボウ」も、アクアワールド・大洗のオリジナル商品です。
アクアワールド・大洗のアクセス方法
アクアワールド・大洗までのアクセス方法を、車・電車それぞれのルートについて紹介します。
電車でアクセスする場合は、ひたちなか海浜鉄道湊線「那珂湊」駅が最寄駅。駅から茨城交通バス50番「茨大前営業所ゆき」に乗車して約7分で到着します。
または、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」で下車し、循環バスの「海遊号アクアワールド・大洗ルート」に乗車して約15分、「アクアワールド大洗」バス停で降りると目の前です。
那珂湊駅からのバスは本数が少ないので、大洗駅からバスに乗るのがおすすめです。バス乗り場は駅を出てすぐ左にあります。鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は交通系ICカードが使用できないので注意してください。
運賃は片道100円ですが、車内で1日乗車券を200円で購入できます。大洗の観光イラストマップが乗車券になっていて、見るだけでも楽しい特別なチケット。しかも特典として、アクアワールド・大洗の料金が1割引きになります。
車でアクセスする場合は、北関東自動車道「水戸大洗」ICから国道51号~県道2号を経由して約15分。もしくは常磐自動車道「日立南太田IC」から国道6号、国道293号、国道245号を経由して約45~60分です。
水族館内の駐車場は約750台分あり、すべて無料で利用できます。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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