全国的にみても格安の遊園地が多いと評判の群馬県。その中でもアトラクションが充実していると口コミで人気を集めているのが渋川スカイランドパークです。ここでは、渋川スカイランドパークのアトラクションの魅力、グルメ・お土産情報をお伝えします。2018年に料金を値上げしましたが、豊富な割引サービスが用意されているので、「格安遊園地」の称号は保ち続けるでしょう。子ども向けのアトラクションが多いので、家族連れにおすすめのスポットです。
渋川スカイランドパークとは
渋川スカイランドパークとは、群馬県渋川市にある遊園地で、子ども向けのアトラクションを中心に16種類の有料アトラクションと4種類の無料遊具があります(2018年12月時点)。2018年3月26日に開園20周年を迎えた渋川スカイランドパークは、どのアトラクションも一般的な遊園地のアトラクションと比べるとやや変わった点があるのが特徴です。遊園地の入園料の高騰が続き多くの保護者を困らせている中、渋川スカイランドパークは格安の料金で楽しむことができると話題を集めています。
一般的な遊園地とは○○が違う!渋川スカイランドパークのアトラクション
遊園地定番のメリーゴーランドは2階建てで、少し高い位置から景色を楽しむことができます。人気の高い2階はすぐ埋まってしまうので、注意してください。混雑期だと乗りたい座席に座れないのが悲しいところでしょう。ブランコ型の座席や自ら回せるコーヒーカップもあるので、どの椅子に座るか迷ってしまうかもしれません。「くるくるどんぐり」は、どんぐりの実の形をしたカップに乗って、遊園地定番のコーヒーカップのようにくるくる回るアトラクションです。コーヒーカップに乗ったことのある人でもどんぐりの乗り物に乗ると、新鮮な気分を味わえるでしょう。
また、室内の椅子に座ってヘッドフォンで怪談話を聴く「ゴーストの館」も他の遊園地ではなかなか見ないアトラクションです。耳元で怪談をささやかれているような演出もありますが、ヘッドフォンを外せば怪談話の世界から簡単に抜け出すことができます。また、所要時間は5~10分ほどなので、一般的なお化け屋敷が苦手な人でも勇気を出して挑戦できるはずです。ウォークスルー型のお化け屋敷もあるので、恐怖体験が好きな人はゴーストの館とお化け屋敷の両方体験してみると良いでしょう。渋川スカイランドパークのお化け屋敷は、外から見るとやや手作り感があり、昭和の雰囲気が漂っています。もっとも、その中に入ってみると、屋敷の中は広く迷路的な要素もあるので子どもたちのみならず大人でも相当の迫力を味わえるでしょう。そのほか、足元がシースルーのゴンドラが設置されている「観覧車はなまる」など一般的な遊園地のアトラクションとはどこか違うアトラクションが多くあります。格安遊園地とあなどるなかれ、そのひとつひとつのアトラクションには経営者のこだわりが感じられるのです。
本当に無料!?入場料だけで楽しめる無料遊具
渋川スカイランドパークには、「巨大迷路」「ちびっこウォーターランド」「らくがきコーナー」「アスレチックコーナー」があります。子どもたちに人気が高いのは、黒板に自由に落書きしても誰にも怒られないらくがきコーナーです。学校で黒板に落書きすると先生に怒られてしまう子どもたちも、渋川スカイランドパークでならのびのび落書きができ、思わぬ絵の才能を発揮してくれるかもしれません。また、夏場であれば噴水で思い切り水遊びができるちびっこウォーターランドも子どもたちでにぎわっています。近くに屋根付きの休憩所があるので、子どもたちが水遊びをしているのをそばで見守れるのも人気の秘訣でしょう。ちびっこウォーターランドで子どもを遊ばせたいなら、タオルや水着は必須です。
渋川スカイランドパークのフリーパスは、一般的な遊園地と比較して格安なので、入場料だけで入園する人は少ないかもしれません。時間の都合などでフリーパスを購入しない場合には、これらの無料遊具が頼もしい存在となってくれるでしょう。アスレチックコーナーは、有料アトラクション「おもしろ自転車」の近くにあるので、「おもしろ自転車」の順番待ちのためにアスレチックで遊んでいる人たちもいます。
リーズナブルな価格でお財布に優しい!スカイレストラン
渋川スカイランドパークには、売店のほかにスカイレストランと呼ばれるレストランが1軒あります。入り口付近にあるスカイレストランは、レストランとはいえ、券売機で食券を購入して注文する形式です。メニューはうどんやそば、カレーなどの軽食が中心ですが、ガッツリと食べたい人向けに牛カルビ丼やソースカツ丼も用意されています。お子様ランチのプレートには、渋川スカイランドパークのマスコットスカイくんが描かれているので、SNS映えするでしょう。「山菜うどん・そば450円」「ビーフカレー600円」「ソースカツ丼700円」など比較的リーズナブルな価格で、値段の割にはボリュームも満点だと評判です。遊園地で遊び尽くし空腹になった状態なら、なおさら一層料理をおいしく感じられるでしょう。
小腹が空いたときにおすすめなのが群馬県の特産物「しょうゆアイス」です。群馬県館林市の老舗醤油メーカー「正田醤油」の醤油を利用した商品で、こうばしい醤油の香りと甘いミルクの味が癖になるでしょう。渋川スカイランドパークは、園内に飲食物を持ち込めるので、お弁当を持参するのも良いでしょう。園内にはお弁当を広げられる屋根付きのスペースがあちこちにあるので、お弁当を食べる場所には困りません。また、フリーパスがあれば再入園も自由にできるので、時間に余裕があるのであれば、一度外に出てどこかで食べてからもう一度戻ってくるのもおすすめです。駐車場は無料で400台も止められるスペースがあるので、いったん渋川スカイランドパークを離れたとしても駐車に困ることはないでしょう。
遊び尽くした後にはお土産も忘れずに!
スカイレストランにはマリオの置物が目印のお土産屋が併設されており、遊園地で遊んだ後に忘れずにお土産をチェックしたいところです。ぐんまちゃんのグッズや渋川スカイランドパークのオリジナルグッズが多数販売されています。ポニーをモチーフにしたぐんまちゃんは、ゆるきゃらグランプリ2014で優勝するなど全国的にも知名度が高いので、ぐんまちゃんのグッズはお土産にぴったりでしょう。時期によって取扱商品は異なりますが、ぬいぐるみやキーホルダーなどがあります。オリジナルグッズのお菓子の中で最も人気が高いのは、うさぎやリス、ぶたなどの愛らしいキャラクターがパッケージに描かれたベイクドクッキーです。(2018年12月時点)チョコチップやナッツがふんだんに使用されており、値段も540円とお手頃なのがうれしいところです。
渋川スカイランドパークと伊香保グリーン牧場をセットで回るとお得!
渋川スカイランドパークは、アトラクション数があまり多くなく待ち時間も比較的短いので、数時間ですべての乗り物に乗ってしまうかもしれません。渋川スカイランドパークのほかにもう1カ所観光したい人には、伊香保グリーン牧場と渋川スカイランドパークの1DAYパスのセット利用券購入がおすすめです。(販売期間4~10月)通常の購入価格よりも500円お得になっており、グリーン牧場、スカイランドパークの窓口で購入できます。
渋川スカイランドパークからバスで約20分のところにある伊香保グリーン牧場は、乗馬体験やバターづくり体験などのできるふれあい体験型牧場です。遊園地で楽しんだ後、伊香保グリーン牧場でバーベキューを満喫するのも素敵でしょう。牛の形をした焼き菓子「MouMou焼き」は、お土産としても人気が高い商品です。伊香保グリーン牧場も見どころ満載なので、渋川スカイランドパークとセットで回ろうとすると時間が足りないかもしれませんが、非常に充実した1日を過ごせるでしょう。どちらも閉園・閉館時間が早いので注意してください。また、伊香保グリーン牧場ではシープドックショーやうさんぽ(うさぎの散歩)など多彩なイベントが開催されています。イベントの中でもシープドックショーは、羊飼いのホイッスルにあわせて牧羊犬が広大な牧場に放牧された羊たちを追いこむ伊香保グリーン牧場の目玉のイベントです。気になるイベントがあるならば、見逃さないようにあらかじめイベントの時刻をチェックしておきましょう。
渋川スカイランドパークの料金
- 一般入園料金(3~10月)
- 大人:500円
- 小人(3才~中学生):300円
- 障がい者及び付添(※要障がい者手帳):無料
- 一般入園料金(11~2月)
- 大人:無料
- 小人(3才~中学生):無料
- 障がい者及び付添(※要障がい者手帳):無料
- 1DAYパス(3~10月)
- 大人:2,000円
- 小人(3才~中学生):1,500円
- シニア(60才以上):1,500円
- 障がい者及び付添(大人)(※要障がい者手帳):1,700円
- 障がい者及び付添(小人)(※要障がい者手帳):1,200円
- ※入園料、乗り物料金込み
- 1DAYパス(11~2月)
- 大人:1,800円
- 小人(3才~中学生):1,300円
- シニア(60才以上):1,300円
渋川スカイランドパークの割引クーポン
15時以降の入園ならアフタヌーン割引を利用できます。ただし、17時には閉園するので、やや割高である点が否めません。
- 大人:通常2,000円→1,800円
- 小人(3才~中学生):通常1,500円→1,300円
- シニア(60才以上):通常1,500円→1,300円
- ※3月1日~10月31日限定
20名以上の団体で利用する場合には、団体割引を利用できます。
- 大人:通常2,000円→1,700円
- 小人(3才~中学生):通常1,500円→1,300円
- シニア(60才以上):通常1,500円→1,300円
公式ホームページの特別割引券を印刷して、チケット購入時にスタッフに渡すと特別割引を利用できます。
※他の割引券との併用はできません
- 3月1日~10月31日
- 大人:通常2,000円→1,900円
- 小人(3才~中学生):通常1,500円→1,400円
- シニア(60才以上):通常1,500円→1,400円
- 11月1日~2月末
- 大人:通常1,800円→1,700円
- 小人(3才~中学生):通常1,300円→1,200円
- シニア(60才以上):通常1,300円→1,200円
前売りチケットを購入して、入場時に購入したチケットの画面を見せると割引になります。
- 大人:通常1,800円→1,700円
- 小人(3才~中学生):通常1,300円→1,200円
- シニア(60才以上):通常1,300円→1,200円
- ※11~2月限定
12月22日から25日にクリスマスの衣装で来園すると、割引になります。
- 大人:通常1,800円→1,500円
- 小人(3才~中学生):通常1,300円→1,000円
- シニア(60才以上):通常1,300円→1,000円
父の日に入園すると割引になります。
- 大人:通常2,000円→1,700円
- 小人(3才~中学生):通常1,500円→1,200円
- シニア(60才以上):通常1,500円→1,200円
群馬県民の日(例年10月28日)に入園すると、入園料が無料になります。
- 大人:通常500円→無料
- 小人(3才~中学生):通常300円→無料
- ※群馬県民以外でも割引の対象になります。
そのほか、不定期で割引が行われるので、事前に公式ホームページをチェックするのが良いでしょう。
渋川スカイランドパークの営業時間
- 通常営業時間
- 3~10月:9:00~17:00
- 11~2月:10:00~16:00
- ※イベントなどにより変更あり
- 休園日
- 11~2月の火曜日
- ※祝日の場合翌日休。11月13日、12月25日は開園
- 12月31日、元日
- ※その他天候不良などにより臨時休園あり
- 11~2月の火曜日
渋川スカイランドパークのアクセス
公共交通機関を利用する場合
上越線「渋川」駅から渋川タウンバス渋川スカイランドパーク線で約15分、「渋川スカイランドパーク」下車徒歩すぐ(運賃410円)
自家用車を利用する場合
関越自動車道「渋川伊香保IC」から約15分
タクシーを利用する場合
渋川駅からタクシーで約15分
渋川スカイランドパークの駐車場情報
渋川スカイランドパークには、専用の無料駐車場があります。400台駐車できるので、駐車スペースに困ることはないでしょう。
- 住所:群馬県渋川市金井2843番地3
- 営業時間:3~10月:9:00~17:00、11~2月:10:00~16:00
- 駐車台数:400台
- 料金:無料
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