恵那峡遊覧船の周遊航路
恵那峡遊覧船は木曽川中流を往復20kmに渡って遊覧します。道中では様々な奇岩・怪石などが登場。思わず首をかしげそうになるほど不思議な形をしていたり、あまりの迫力に驚きの声を上げしまいそうになったりと、見所満点です。ここからは、恵那峡遊覧船の周遊航路についてご紹介していきます。
所要時間はどのくらい?
恵那峡遊覧船観光の所要時間は、ジェット船で約30分、屋形船で約60分となっています。短い時間でサクッと楽しめるのも、恵那峡遊覧船の人気の理由のひとつでしょう。
恵那峡遊覧の見どころ
恵那峡遊覧の見どころといえばやはり奇岩・怪石です。地質学的にも貴重な場所である恵那峡には数多くの不思議な岩が存在します。ここからは、その中でも特に見応えのあるスポットをご紹介していきましょう。
軍艦岩
迫力あるその姿がまるで軍艦のように見えることから名付けられた「軍艦岩」。「そびえ立つ」という言葉が見事にあてはまるような迫力ある岩です。恵那峡大橋付近で見ることができます。
金床岩
奇岩「金床岩」。鍛冶や金属加工を行う際に用いる作業台「金床」に似ていることから名付けられました。出航から10分弱で右手方向に見えてきます。
獅子岩
圧倒的な存在感を放っている「獅子岩」。獅子とはライオンの別名で、勇ましさや迫力あるものを表す際に度々獅子という言葉が使われます。金床岩の隣にあるので、さらに見応えが増します。
屏風岩
くの字に折れている様など、屏風の形によく似ていることからその名が付けられた「屏風岩」。見上げるほどの高さにただただ感心してしまいます。
品の字岩
四角い岩が3つ重なっている様と、「品」という字が似ていることから名付けられた「品の字岩」。どうしたらこのように上手く岩が重なるのかとても不思議です。
大井ダム
1924年に完成した日本最初の水力発電所「大井ダム」。大井ダムが造られたことにより、恵那峡という名勝が誕生しました。
大井ダムには当時の最先端芸術を取り入れたデザインが施されており、随所で大正ロマンを感じることができます。恵那峡遊覧船の発着場所からも近いので、ぜひ足を運んでみてください。
バードウォッチング
恵那峡ではバードウォッチングも盛んに行われています。見頃は12月から2月末頃。この時期にマガモ、カワアイサ、ホシハジロ、キンクロハジロなど多くの渡り鳥が飛来します。
普段なかなか見る機会のない渡り鳥達を、遊覧船ならではの視点から楽しんでみてはいかがでしょう。