北海道札幌市にある「白い恋人パーク」は、北海道みやげの定番「白い恋人」で知られる石屋製菓のテーマパーク。2019年には、「観て・知って・味わって・体験できるチョコレートエンターテインメント施設」をテーマに大幅なリニューアルを実施。さらなる進化を遂げた白い恋人パークの見どころや楽しみ方を徹底的に解説します。
白い恋人パークとは?
白い恋人パークは、札幌屈指の製菓会社として知られる石屋製菓の工場兼お菓子のテーマパーク。1995年のオープン以来、札幌を代表する観光名所のひとつとして、道民はもちろん、道外や海外からの観光客からも注目を集めています。
館内では、「白い恋人」の工場見学やお菓子作り体験ができるワークショップなど、ワクワクするコンテンツが盛りだくさん。そのほか、ここでしか食べられないオリジナルスイーツが味わえるカフェもあります。子どもから大人まで多彩に楽しめるチョコレートエンターテインメント施設です。
白い恋人パークのお楽しみポイントをレポート!
白い恋人パークには、さまざまなコンテンツが充実。工場見学ができるツアーや子ども向けのアトラクション、色鮮やかな花が咲くローズガーデンなど、幅広い世代が楽しめる施設です。そこで、パーク内の5つのお楽しみポイントをご紹介します。
1.工場見学ができるツアー「プレミアムファクトリーコース」に参加
白い恋人パークの魅力を一度に楽しむには、「プレミアムファクトリーコース」がおすすめです。
プレミアムファクトリーコースは、プロジェクションマッピングショーなどが楽しめる「チョコトピアハウス」や、「白い恋人」の工場見学ができるスペース「チョコトピアファクトリー」などをめぐるツアー。お菓子作り体験ができるスイーツワークショップがあり、最後にはカフェでオリジナルスイーツも楽しめます。
コースの申し込みは、当日、チケットセンターで受付。所要時間は約60分です。
チョコトピアハウス1階のチケットセンターで、プレミアムファクトリーコースのチケットを購入。平日は1日5回、土日祝は1日6回開催しています。
受付を終えると、白い恋人が1枚無料でプレゼントされます。今後はオリジナルデザインのパッケージも登場予定なので要チェックです。
チョコトピアハウス
まずは、プレミアムファクトリーコースで楽しめる参加型のツアー「チョコトピアハウス」へ。チョコレートを愛しすぎる博士と共にめぐる約30分間のツアーは、4つの部屋をめぐりながら、最新のテクノロジーによるすてきなチョコレートの旅へといざなってくれます。
洋館を思わせる「ウェイティングルーム」には、8枚の有名な絵画のオマージュが飾られています。その絵の中には、白い恋人パークのマスコットキャラクター・ひぐまのトロンや「白い恋人」なども。
次に案内されるのが、博士の館「ホビーズルーム」。扉を開けた瞬間、チョコレートの古城に迷い込んだような世界観に思わずワクワクです。ここでは、チョコレートに関係するクイズが出題されたり、美しい映像を見ながら、チョコレートの豆知識や歴史について楽しく学べますよ。
ツアーの見どころでもある「タイムトラベルルーム」では、博士と助手、チョコレートの妖精による案内で、チョコレートの4大革命をプロジェクション・マッピングショーで紹介。迫力満点の映像に引き込まれます。
ツアーの最後は「コレクションルーム」へ。中世ヨーロッパで実際に使われていたチョコレートカップなど、貴重な品々を鑑賞できます。特にマイセンの「花づくし」は必見。手の込んだデザインのあまりの美しさに思わず見とれてしまいます。
チョコトピアファクトリー
チョコトピアハウスを楽しんだあとは、3階にある工場見学「チョコトピアファクトリー」へ。人気商品「白い恋人」と「バウムクーヘン」の製造ラインが、ガラス越しに見学できます。
ものすごいスピードで、次々と白い恋人が箱詰めされる様子は圧巻!バウムクーヘンは、職人さんが一つひとつていねいに手作業で作る工程が見られ、貴重な体験でした。
工場内でひときわ存在感があったのが、このモニター。この日作られた白い恋人とバウムクーヘンの製造個数がカウントされ、次々と数字が増えていく様子にワクワクします。1日に最大で約30万個の白い恋人が作られるそうです。
工場の反対側では、白いこびとさんたちが「白い恋人」を製造する過程を大型ジオラマで展示。白いこびとさんたちのキュートな姿に思わずほっこりします。ボタンを押したりハンドルを回すと楽しい仕掛けが動き、白い恋人を作るお手伝いもできるので、小さなお子さんも楽しんで製造過程を学べます。
ファクトリーコースはチョコトピアファクトリーだけ
「ファクトリーコース」では、このチョコトピアファクトリーを見学できます。短時間でめぐる際におすすめです。