「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の見どころや人気の展示を紹介!お土産・アクセス・カフェ情報まで

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『ドラえもん』『パーマン』などの作者として知られる藤子・F・不二雄(本名:藤本弘)氏が描いた作品が展示されている、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム。施設内には直筆のまんが原画や貴重な資料はもちろん、キャラクターと記念撮影できるフォトスポットなど、子どもから大人まで時間を忘れて過ごせる美術館です。キャラクターや作品にちなんだメニューやオリジナルグッズなど、見どころが盛りだくさん!今回は川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの魅力を徹底レポートします。

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムとは?

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは2011(平成23)年9月3日、藤子・F・不二雄氏の居住地があった神奈川県川崎市多摩区に誕生しました。2023(令和5)年4月には累計来館者数450万人を達成し、原作ファンのリピーターから外国人観光客まで幅広く親しまれているミュージアムです。

藤子・F・不二雄氏の作品を展示する施設だけあり、建物のつくりも遊び心があります。施設はガラス窓が多く使われた明るい雰囲気。実はこの窓の配置、外から見ると『ドラえもん』第1話の冒頭5ページのコマ割になっているんです。よく見ると右側が1ページ目で、木に隠れた左側が5ページ目となっているので、まんがをお持ちの方は確認してみてくださいね。

ちなみに最寄り駅である小田急線・JR南武線「登戸駅」周辺や、小田急線「向ヶ丘遊園駅」、南武線「宿河原駅」から施設までの道には、藤子・F・不二雄氏が描いたキャラクター(以下、Fキャラ)が隠れています。見つけながら訪れるのも楽しいですよ!

1階フロアからミュージアムへの冒険がスタート!

到着したら、さっそくミュージアム内に入っていきましょう。ミュージアムは1~3階まであり、多彩な展示やコンテンツが豊富にあります。

 

・「エントランス」から、夢いっぱいの世界へ!

建物のエントランス右側には、大きな鉛筆のベンチがあります。鉛筆の下のタイルは白っぽい色になっているのですが、実はこれ、原稿用紙を想定したもの。藤子・F・不二雄氏がまんがを描く際に使用した文具のイメージなのだとか。よく見ると端っこのほうがガタガタしていて、紙が不規則に重なっている雰囲気が出ています。

事前に用意していたチケットを受付の人に渡したら、いよいよ入館です。

中に入ると、壁面に描かれたドラえもんやコロ助、チンプイなどのFキャラが出迎えてくれます。

ちなみに入館時に渡される案内用紙には、音声ガイド案内用QRコードが印字されています。展示コーナーに入る前に読み取っておくといいですよ。ちなみにエントランスエリアから展示室(1、2階)は、基本的に撮影NGなので注意してくださいね。

QRコードを読み取る際は、毎日変わる「今日のカギ」というパスワードが必要になります。カウンターには「今日のカギ」である3つのひみつ道具が表示されているので、こちらを選んでいけばOK。展示エリア内にある1~24の数字が設置されているエリアで、音声案内ガイドを使用できますよ。

また、エントランスホールを見上げると、天井が空のようになっています。あるキャラクターのシルエットが見えてきませんか?。時間帯によって空の表情が変わるので、見上げてみてくださいね。ちなみに訪れた時間帯には「夕方の空」が見えました。とても明るい気持ちになる夕方の空ですね。

 

50年の歩みを原画とともに辿る「展示室Ⅰ」

展示室Ⅰは、『ドラえもん』50年の歩みを原画とともに楽しめる特別展示「藤子・F・不二雄とドラえもん」を開催中。まんが、アニメ、映画など、さまざまなメディアに作品を展開する「クロスメディア」の先駆けである『ドラえもん』の歴史を辿れる展示内容となっています。

壁に展示されている作品はすべて、藤子・F・不二雄氏が描いた原画です。原画保護のため、定期的な展示入れ替えが行われています。中央の木製展示台の中に展示されている作品は、原画等のレプリカになります。

1970年1月号から、幼児誌や小学生向けの雑誌など全6誌で連載がスタートした『ドラえもん』。子どもたちを中心に大人気を博し、まんがだけではなく、テレビアニメの放映や映画化も進みました。すべてが同時進行で行われていた時期もあるなど、当時は一大ブームが巻き起こっていたのです。今なお国民的に支持され続けていて、本当にすごい作品だなと改めて感じました。

なかでも気になったのは、のび太たちが乗る銀河特急のスケッチ(レプリカ)です。スケッチとともに機関車の模型が展示されているのですが、これは藤子・F・不二雄氏の想いを表現した展示でもあります。

同氏は恐竜や機関車などを描く際は、参考資料に忠実に描いていくことを大切にしていたそうです。子どもはアニメからさまざまな情報を学ぶからこそ、しっかりとしたものを見せたかったのですね。

 

・数々の作品の歴史がわかる「ヒストリーロード」

さらに進むと現れるのが「ヒストリーロード」。藤子・F・不二雄氏の歴史や歴代の作品を、年表で確認できます。「この作品、知ってる!」といった新しい発見がたくさん見つかるコーナーです。

『火の鳥』『ブラック・ジャック』『鉄腕アトム』などで有名な手塚治虫氏が描いた、かわいいドラえもんのイラストも展示されていますよ。

 

・数々のアニメが生まれた場所「先生の部屋」

「先生の部屋」では、藤子・F・不二雄氏が実際に使っていたテーブルや椅子、小物類などが展示されています。しかも実際に使用していた物だというから驚き。とてもきれいに使われている道具からは、まんがへの情熱や優しさが垣間見られます。

天井を見上げると吹き抜けになっていて、本棚がずらっと並んでいます。こちらは「藤子・F・不二雄氏の頭の中」を表現しているそうですよ。

さまざまなアイデアが生まれた藤子・F・不二雄氏の頭の中には、無限に広がる書庫と遊び道具がたくさんストックされていそうですね。

 

まんがコーナーやシアターがある2階フロアへ

2階には大人気のフォトスポット「きこりの泉」など、体験しながら楽しめる展示が多数あります。面白さ満点のエリアを巡ってみましょう!

・一度見たら忘れられない「きこりの泉」

2階の展示室の途中には「きこりの泉」があります。ひみつ道具のひとつである、きこりの泉に落ちてしまったジャイアンをモチーフにした展示物です。

レバーを操作すると「きれいなジャイアン」がきこりの泉から、すうっと現れます。かなりキリッとした表情のジャイアンには、思わず笑ってしまうこと間違いなし!一度見たら忘れられない好青年ぶりです。

きれいなジャイアンの後ろの森には、紫色のみのむし式スリーピングバッグで寝ているのび太が、木からぶら下がっています。その斜め下には、水色のキャンピングカプセルがあるなど、ひみつ道具やキャラクターが隠れているので探してみてくださいね。左下のほうには、ツチノコもいますよ!

 

・切り絵作品から生まれた「どうぶつたちの部屋」

「どうぶつたちの部屋」は、藤子・F・不二雄氏の切り絵作品から生まれたオブジェ。どの生き物たちもかわいらしくて、小さな子どもに人気の場所です。

これまでこの切り絵は何のために作られたのか謎でしたが、緞帳(どんちょう)のデザイン案のひとつだったことがわかりました。もう一方のデザイン案は空を飛ぶ箱庭を表現した作品で、同氏の故郷である高岡市の産業センターの緞帳に採用されていたそうですよ。

 

・見どころがいっぱい!企画展が開催される「展示室Ⅱ」

どこでもドアを通った先には「展示室Ⅱ」があります。展示室Ⅱではさまざまな題材をテーマに作品の魅力を深堀りする企画展が開催されており、訪れた時期は「藤子・F・不二雄のSF短編原画展」を開催していました。

同氏によるとSFは、サイエンス・フィクションではなく「少し不思議な物語」なのだそう!ここではシリアスな題材をテーマにした作品も展示されていました。

まんが原画が複数展示されています。ところどころに写植の印画紙が剥がれて手書き文字が見えている箇所もあり、まんがを描く時の臨場感が伝わってきます。

 

・藤子・F・不二雄の素顔に迫る「先生のにちようび」

藤子・F・不二雄氏のご家庭での様子を垣間見られる「先生のにちようび」のコーナー。子どもたちのためにイギリスの昔話『三匹の子ブタ』の紙人形を作ってあげるほどの子煩悩だった同氏。実物が展示されているのですが、その完成度の高さと保管状態の良さには、人や物に対する愛のある人柄が感じられます。

 

・不思議な体験がいっぱい「みんなのひろば」

さらに奥へ進むと、左手に「みんなのひろば」、右手に「まんがコーナー」が広がります。みんなのひろばにある展示では、少し不思議な体験を楽しめちゃうんです。

中央に見覚えのある一軒家を発見!よく見ると、野比家の1/5スケールの模型でした。家の前には専用タブレットが設置されていて、画面越しに家の中を覗くとショートストーリーが始まるんです。なかなか面白いですよ!

「まんが研究ノート」では、『ドラえもん』がなぜ多くの人に愛されているのか、面白さの秘密が研究されたノートが紹介されています。たとえばコマ割りやテンポ、ドラえもんの表情のバリエーションなど、さまざまな角度から研究されているので見応え抜群!実際にページをめくるように楽しく読み進められますよ。

壁側には、大型展示「ボールコースター」が設置されています。右側から左側に向かってボールが転がっていき、そのボールとモニターが連動して映像が流れます。キャラクターがドラえもんと一緒に時空を旅して、どこでもドアで日常に戻る、というストーリーとなっています。

ボールはどこに転がるのかわからないため、思わず行き先が気になって目が離せなくなるはず。ずっと見ていても飽きないユニークな展示です。

オリジナルスタンプを作れるコーナーもあります。最初に手前にあるカプセル用自販機で、何も印字されていないスタンプを購入。その後は機械の画面を見ながらスタンプの内容を決めていきます。

わたしはきれいなジャイアンのフレームを選択し、子どもの好きなキャラクター「チンプイ」をプラスしてみました。勉強が終わったら「完」などの文字を入れれば、ちょっとしたお疲れ様メッセージの出来上がり!ほかにもさまざまなフレームやキャラクターがあるので、訪れた記念にスタンプを作成してもいいですね。

 

・子どもも大喜び!「まんがコーナー」と「キッズスペース」

まんがを読みながら休憩ができる「まんがコーナー」の奥には、キッズスペースがあります。入室は未就学児まで、保護者同伴での利用となります。ところどころにお馴染みのキャラクターが描かれていて、子どもにもうれしい空間になっていますよ!

 

・大スクリーンでオリジナル作品が楽しめる「Fシアター」

200インチのスクリーンで映像作品を観賞できる「Fシアター」。ミュージアムでしか観られないオリジナル短編映像が楽しめます。上映作品は入館時に渡されるFシアター入場キップを使用し、一人一回限りの入場となるので気をつけましょう。

 

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