栃木県足利市にあるあしかがフラワーパークは、四季折々の花が楽しめる庭園。とくに春の藤の季節と冬のイルミネーションが人気で、年間で150万人以上の来園者が訪れています。人気の季節だけでなく、1年間それぞれの見どころや園内のスポットなど、あしかがフラワーパークについて余すところなくご紹介&レポートします!
藤の花&イルミネーションが人気の「あしかがフラワーパーク」とは
1968年、栃木県足利市に「早川農園」として開園したフラワーパーク。都市開発のため1997年に現在地に移転し、今では100,000㎡の広大な敷地に四季折々の花が美しく咲き誇ります。
開園当初から「大藤」が園のシンボルとして愛されていて、今では大藤4本と80mに及ぶ白藤のトンネルは、栃木県天然記念物に指定。これらの藤が咲く4月中旬〜5月中旬には「ふじのはな物語」が開催され、1年でもっとも多くの人でにぎわいます。
また、10月下旬〜2月中旬に開催されるイルミネーション 「光の花の庭」 も、あしかがフラワーパークの注目ポイントのひとつです。大藤やバラ、睡蓮といった園内で見られる花々を、イルミネーションで表現。闇夜に浮かび上がる四季折々の花畑は、幻想的で感動すること間違いなしです!
「日本三大イルミネーション」に選ばれているほか、2016〜2020年の「全国イルミネーションランキング」では、5年連続でイルミネーション部門の全国1位を獲得。日本屈指のイルミネーションスポットでもあるのです。
あしかがフラワーパークは人気漫画『鬼滅の刃』の聖地!?
4月中旬〜5月中旬に行われる「ふじのはな物語」では、一部期間で夜間ライトアップが行われています。その様子が、漫画『鬼滅の刃』のワンシーン「最終選別」が行われる藤襲山にそっくりだと、一部ファンの間で話題になりました。
映画『鬼滅の刃「無限列車編」』の、上映前に流していた栃木県のCMでもあしかがフラワーパークが紹介されていたこともあってか、ファンの間では聖地と呼ばれているようです。
おみやげ売場には、『鬼滅の刃』関連商品の取り扱いもありました。藤が描かれた足利限定のキャラクターキーホルダーもありましたが、なくなり次第終了で今後の発売予定は未定とのことです。
あしかがフラワーパークをすみずみまでご紹介!
春〜秋は季節の花々を、冬には色とりどりのイルミネーションを楽しめる、あしかがフラワーパーク。園内にはどんな施設があるのか、細かく順々にご紹介していきます。
入口は正面・西ゲートの2つ
正面ゲートの付近には、おみやげ売り場やレストランが集まっています。おみやげや草花を購入したいなら、最後に立ち寄りたい場所です。
正面ゲートを通って最初に目に入るのは、花々が咲き乱れる広場「フラワーステージ」。ここからスタートして、四季折々の花を楽しめます。
JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」から徒歩3分ほどと近く、近くに駐車場も多い西ゲート前。こちらにも小規模ですがおみやげの売店があります。
西ゲートから入ると、目の前には大長藤の棚が広がります。とくに藤の咲く季節は、最初から思わず足を止めてしまうほどの風景です。
トイレは園内8か所、園外3か所に設置
園内8か所のトイレのうち、6か所がバリアフリー。園外の正面ゲート前・西ゲート前・あしかがフラワーパーク駅前にもトイレが設置されています。
正面ゲート付近のおみやげ売場内のトイレの前には、ベビーベットが置かれた授乳室があるので、小さな子ども連れでも安心。