あいち航空ミュージアムとは?
県営名古屋空港内にあるあいち航空ミュージアムは航空機をテーマにしたミュージアムです。愛知県ゆかりの実機展示のほか、パイロットや整備士の「職業体験」や航空機が飛ぶしくみを工作や実験を通じて楽しく学ぶ「サイエンスラボ」、空を飛んでいるような気分を楽しめる「フライングボックス」など体験型のプログラムが充実しています。屋上の展望デッキからは、実際に飛んでいく航空機を間近で見ることができます。
愛知県ゆかりの航空機が展示されているあいち航空ミュージアム
1階の実機展示ゾーンでは、戦後初の国産旅客機「YS-11」や警視庁を退役した大型ヘリコプター「EH101」などを展示しています。貴重な航空機を間近でみる機会はなかなかありません。ぜひ、細かいところまで観察してください!
パイロットの仕事を体験する職業体験
パイロット体験では、フライトプランを作成し、実機を使って外部点検を行ったあと、フライトシミュレーターを操縦します。憧れの職業にも挙げられるパイロットの仕事を体験するチャンス!高学年のお子さんや大人でも楽しめること間違いなしです。
歴代の航空機が勢ぞろい!名機百選
名機百選のコーナーでは、歴史に名を残した航空機の25分の1モデルが計100機展示されています。複葉機から単葉機への移行など、時代と共に変化する航空機の特徴を紹介しながら展示しています。自分のお気に入りの1機を見つけてみてくださいね!
あいち航空ミュージアムの営業時間
- 9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日
- 毎週火曜日
あいち航空ミュージアムの所要時間・混雑情報
所要時間
あいち航空ミュージアムの展示だけを見るなら1時間から2時間ほど。パイロット体験や整備士体験をしたいなら3時間が目安です。職業体験プログラムは、当日予約制のため時間に余裕をもって訪れてください。
混雑情報
休日のお昼時は混雑が予想されます。混雑を避けたい方は、平日に訪れるか休日のピーク時間を避けた利用がオススメです。また、職業体験は1回につき10名が定員のため、混雑状況によって申し込みできない場合があります。
あいち航空ミュージアムの料金
入館料
職業体験やサイエンスラボは、入館料のみで体験できます。
大人 | 高校・大学生 | 小・中学生 |
1,000円 | 800円 | 500円 |
年間パスポート
1年間何回でも入場できるお得な年間パスポートです。
大人 | 高校・大学生 | 小・中学生 |
4,500円 | 3,500円 | 2,000円 |
asoview!の特典付きチケット
こちらのページから前売りチケットを購入すれば受付窓口でオリジナルポストカード2種類を受け取れます。ここでしかもらえないポストカードをゲットできるお得なチケットです。
あいち航空ミュージアムのアクセス
公共交通機関(バス)を利用する場合
- 名古屋駅からあおい交通バスまたは名鉄バスセンターから名鉄バスで「あいち航空ミュージアム」下車すぐ。
あおい交通の時刻表・運賃はこちらをご覧ください。
名鉄バスの時刻表・運賃はこちらをご覧ください。
- 名鉄バス「名鉄西春」駅から「エアポートウォーク」下車、徒歩1分
名鉄バスの時刻表・運賃はこちらをご覧ください。
マイカーを利用する場合
- 名古屋高速11号小牧線「豊山南出口」から約10分
あいち航空ミュージアムの駐車場
名古屋空港の駐車場をご利用ください。
- 料金:入庫から1時間まで無料。以降1時間につき100円
- 営業時間:6:00~22:00
- https://www.centrair.jp/access/parking/
貴重な航空機が展示されるあいち航空ミュージアム
間近で航空機が楽しめるあいち航空ミュージアム。実機展示のほか、職業体験やサイエンスラボなど体験型プログラムが充実しています。航空機好きのお子さんも目の前でみる実機の大きさに大興奮間違いなし!
飛行機の旅に出発~!
あいち航空ミュージアムの入場ゲートは、空港の搭乗ゲートそっくりのデザイン。エントランスからわくわくできる空間が広がっています。航空機の魅力を学ぶ旅に出発しましょう!
迫力満点の「実機展示ゾーン」
あいち航空ミュージアムの最大の見どころは実機展示ゾーン。愛知県ゆかりの機体を中心とした計7機の機体を間近で見ることができます。
映画「永遠の0」で使われた零戦(実物大模型)
佐賀県所在(有)馬場ボディー代表馬場憲治氏が詳細な図面を基にジュラルミンで制作した極めて精巧な模型。映画「永遠の0(2013年公開)」の撮影にも使われました。
ビジネスジェット機、MU- 300
MU-300は、三菱重工が開発したビジネスジェット機。機体は三菱のイメージカラーである赤を基調にした高級感あふれるデザインです。一度でいいからプライベートジェットに乗ってみたいですね。
一番の見どころはYS-11
名古屋空港で初飛行した戦後初の国産旅客機YS-11。全長が約26メートルと、あいち航空ミュージアムで一番大きな飛行機です。近くで見るとその大きさにびっくり!この機体はVIP専用の輸送機として2017年5月29日まで使われていました。数々の政府の要人が利用したこの機体には、昭和天皇がご搭乗されたことも。
近くから見ると迫力満点な飛行機に子供達も大興奮間違いなし!
ヨーロッパ生まれのEH101
イギリスとイタリアの会社が開発した「EH101」。この機体は警視庁で使用され、パトロールや遭難者の捜索、救助活動に活用されました。「あおぞら」の愛称で親しまれたヘリコプターをお見逃しなく。
高校生がつくった八○式名市工
なんと「8〇式名市工フライヤー」は、名古屋市立工業高校の生徒たちによって作られました。2017年に三重県の飛行場で数秒間機体を浮かせ、70メートルの飛行に成功しました。高校生による動力付飛行機の製作は日本で初めてのこと。高校生たちの情熱が伝わってくる機体です。
歴代の航空機が勢ぞろい!名機百選
名機百選のコーナーでは、日本の航空史に名を残した航空機の25分の1のスケールの模型を計100機展示。細かいところまで再現されており見る人を飽きさせません。
大人も子供も楽しめる職業体験
あいち航空ミュージアムは次世代の航空機産業を担うような子供たちの育成にも力を入れており、パイロットや整備士の職業体験を開催しています。将来航空業界で働きたいと志す子供たちにはたまらないプログラムです。
職業体験に参加できる人数に限りがあるため注意が必要です。9:30の開館と同時に窓口で整理券が配布されます。職業体験に参加したいという方は整理券を確保するために早めに到着するのがオススメ。
また、平日・休日により職業体験が開催される時間帯が異なります。こちらの公式ホームページで開催時間を確認してください。整備士体験は、土、日、祝のみ開催されています。
パイロット体験
パイロット体験では、フライトプランを作成し、実機を使って外部点検を行ったあと、フライトシミュレーターを操縦します。なんとも実践的なプログラムです。高学年のお子さんでも楽しめること間違いなし!
【年齢制限】小学校1年生以上
整備士体験
航空機を飛ばすにはパイロットだけでなく、たくさんの人の協力が必要です。整備士のお仕事もその一つ。航空機が安全に空を飛べるよう細心の注意を払ってお仕事をされています。整備士体験では、展示実機を使って点検を行い、本物の工具を使用して整備士作業を体験します。未就学児も体験に参加できるのは嬉しいポイントですね。
航空機の仕組みを知るならサイエンスラボ!
サイエンスラボでは「航空教室」と「工作教室」の授業を受けられます。実験や工作を通じて航空機が飛ぶしくみを楽しく学ぶことができます。理科が苦手なお子さんもこんなプログラムだったら楽しめますね!
名古屋空港が眺望できる展望デッキ
県営名古屋空港内にあるあいち航空ミュージアムでは、展望デッキから離着陸する航空機を観察できます。展望デッキから滑走路までの距離は約300メートル。至近距離からの航空機の離着陸を観られます。航空機ファンの方にオススメの写真撮影スポットです。
ハンモックで寝っ転がりながら飛行機鑑賞を
展望デッキには、ごろんと寝転がれるハンモックが設置されています。晴れた日には日光浴しながら飛行機を観られるなんて贅沢ですね。
あいち航空ミュージアムでしか買えないお土産、限定グッズ
お土産ショップの「Fun Blade」にはここでしか買えない限定品が盛りだくさん。航空機好きの方はお見逃しなく!
YS-11 ファイナルフライト152号(2,592円)
いまだにファンが多い「YS-11」の144分の1プラモデルです。あいち航空ミュージアムでしか買えません。リアルに作りこまれたプラモデルはお部屋のインテリアにもピッタリですね。
航空機の魅力に触れるならあいち航空ミュージアム
いかがでしたか?あいち航空ミュージアムでは、飛行機の生産地として知られる愛知県で生産された実物の飛行機を数多く展示しています。人気を集めるのは、国内初めての旅客機として知られる「YS-11」や第2次世界大戦中に活躍した「零戦」といった飛行機たち。貴重な飛行機を間近で見られることもあり飛行機ファンにはたまらないミュージアムです。展示だけでなく、パイロット体験や整備士体験のプログラムに参加すればより深く飛行機について理解できます。大人も子供楽しめるあいち航空ミュージアム。名古屋空港に行く際にはぜひ訪れてください!
※掲載情報は2月26日時点の情報です。
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