キッザニア甲子園は、楽しみながら社会のしくみが学べる「こどもが主役の街」です。幼児から小・中学生に人気の職業を中心に、幅広い体験ができる施設として知られ、いつも多くのファミリーで賑わっています。実際にどんな体験ができるのか、早速レポートしていきます。
こどもたちを夢中にさせる「キッザニア甲子園」とは?
兵庫県西宮市と言えば甲子園球場が全国的に有名。その甲子園球場のすぐそばにある大型ショッピングモール・ららぽーと甲子園の敷地内にキッザニア甲子園はあります。キッザニア甲子園は、2009年3月にオープンして以来、多くの親子が訪れる人気施設。
職業・社会体験を通して、働くことや経済活動について学べます。体験には、本物そっくりのユニフォーム、設備や道具を使用。そのリアリティさが人気の秘密と言えるでしょう。
「こどもが主役の街」って?
施設内には、約60のパビリオンがあり、警察署や銀行、すし屋、デパートなどその種類は多岐に渡ります。仕事をすると、専用通貨(キッゾ)でお給料がもらえ、買い物や預金、サービスが体験できるのです。
こどもがアクティビティを体験している間、保護者は保護者ラウンジで過ごしたり、パビリオン前でガラス・モニター越しにその様子を見学できます。一部のパビリオンでは保護者も入室可能なので、体験の様子を近くで楽しむことも可能。
※写真は裁判所の様子
キッザニア甲子園で楽しもう!
キッザニア甲子園は第1部(9:00~15:00)と第2部(16:00~21:00)の完全入れ替え制。当日券もありますが、先着順で売り切れることも多いので、オフィシャルサイトからのWEB予約やスマートフォン向け「キッザニア アプリ」からの予約がおすすめです。ここからは当日の受付の仕方から上手に回るポイントまでを詳しく解説していきます。
まずは「お仕事セット」をもらって出発!
まずは、ららぽーと甲子園1階のキッザニア甲子園チケットカウンターで入場受付。第1部は7:15頃から受付が始まります。第2部は9:30~15:00の間に配布される「第2部入場順番カード(整理券)」を受け取り、そこに記載されている集合場所と集合時間を確認します。
第1部、第2部ともに「マイページの予約済eチケット画面」(印刷可)または「キッザニア アプリ予約済みチケット」を提示するか、12桁の予約番号を伝えます(代表者【大人】1名でも受付可能)。当日券は、売り切れ次第終了なのでご注意を。
受付完了後、こどもには「お仕事セット」、代表者には「入国ホルダー」(入退場や一時退場時に必要なもの)が渡されます。お仕事セットとは、キッザニア専用通貨「キッゾ」のトラベラーズチェック(50キッゾ分)、アクティビティの受付・予約に必要なJOBスケジュールカードの2点。これらを受け取ったら、いよいよキッザニア甲子園で仕事体験が始まります!
パビリオンって?
キッザニア甲子園には約60のパビリオンがあります。パビリオンとは、こどもが実際に働いたり、さまざまな体験ができる施設のこと。飲食関係やものづくり、街を守ることなど、こどもが興味のあることから自分がやりたい仕事(アクティビティ)を探します。やってみたい仕事が見つかったら、そのパビリオンへ向かいます。
例えば、写真は通信会社のパビリオン。生活に欠かせない通信のしくみや新しい通信「5G」について学び、シミュレーターを使って基地局を街のどこに、どんな風に建てるか計画を立てる仕事が体験できます。
上手に回るコツ
施設内は広く、パビリオンやアクティビティが数多くあるので、どこから回ればいいのか迷ってしまいます。そんなときは、あらかじめオフィシャルサイトで興味のあるアクティビティを探しておくのがいいかもしれません。
施設内に4ヵ所設置されているデジタルサイネージには、パビリオンの受付状況がリアルタイムに表示されるので、これを参考にスケジュールを組むのもいいかもしれません。さらに、スマートフォン向け「キッザニア アプリ」では、アクティビティの空き状況やシティマップが表示されるので上手に活用しましょう。
お目当てのパビリオンに着いたら、スーパーバイザー(スタッフ)がJOBスケジュールカード上のQRコードを読み取って受付完了。いよいよお仕事体験スタート!