【2019年最新版】名古屋城で歴史散歩!イベントやアクセス、ランチ情報まで徹底解説します!

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名古屋城は愛知県・名古屋市にある徳川家康が天下統一の最後の布石として築いた尾張国の城です。観光地としても人気を集める名古屋城の基本情報や注目のポイントを紹介していきます。

名古屋城とは?

名古屋城は、1615年(慶長20年)に徳川家康によって建てられた城。400年以上の歴史を持つ名古屋城は、日本100名城・日本の歴史公園100選・国の特別史跡にも指定されています。

1930年には城郭として国宝第1号に登録された名古屋城。先の戦争により、建物のすべてが焼失してしまします。しかし、2009年より総工費150億円の復元工事が進められ、平成2018年6月8日再び公開されました。

復興工事により、当時の色彩や絵画、彫刻まで忠実に再現。当時にタイムスリップしたような美しい城郭を楽しめるようになりました。

今回は、「本丸」「二之丸」「西之丸」「御深井丸」4つのエリアから構成される名古屋城を徹底解説します!

名古屋城の営業時間と休園日

営業時間

9:00~16:30(最終入場16:00)

休園日

12月29日~31日、1月1日(4日間)
※催しなどにより変更される場合があります。

名古屋城の所要時間と混雑情報!
いつが狙い目?

所要時間

名古屋城の所要時間は本丸御殿のみだと約1時間です。城内散策や写真撮影、金シャチ横丁でご飯なども含めると3~4時間が目安です。

混雑状況

休日や大型連休は混雑が予想されます。混雑する時間帯は平日・休日ともに昼時(11時~13時)です。スムーズに観覧したい場合は、平日の午前中や閉園時間近くの入園をオススメします。

名古屋城の料金

観覧料金

  • 大人:500円(税込)
  • 名古屋市内高齢者(65歳以上):100円
  • 中学生以下:無料
    ※名古屋市内在住の65歳以上の方に限ります。住所、年齢および本人確認のできる書類を持参してください。(名古屋市発行敬老手帳、運転免許証、パスポートなど)

名古屋城の割引情報

名古屋城では、お得な定期観覧券(年間パスポート)を販売しています。また、各種手帳や受給者証を提示することによっても割引を受けられます。割引情報について詳しくはこちらをご覧ください!

徳川園とセット券割引

名古屋城観覧料と徳川園入園料のお得なセット券です。

  • 大人:800円→640円(税込)
  • 名古屋市内高齢者(65歳以上):200円→160円

※徳川園との共通券は現金のみの取り扱いです。

福祉割引

各種手帳・受給者証をお持ちの方は改札で提示することによって、観覧料が無料になります。対象者は手帳・受給者証所持者および介護者の2名です。

名古屋城の年間パスポート

名古屋城には1年間有効の「定期観覧券」(年間パスポート)があります。定期的に名古屋城に訪れるなら定期観覧券購入がオススメです。

  • 大人:2,000円(税込)
  • 名古屋市内高齢者(65歳以上):600円(税込)
    ※名古屋市内在住の65歳以上の方に限ります。住所、年齢および本人確認のできる書類を持参してください。(名古屋市発行敬老手帳、運転免許証、パスポートなど)

名古屋城のアクセス!

名古屋城は車でのアクセスはもちろん、電車とバスでもアクセスできます。

交通機関でのアクセス

地下鉄

  • 名城線「市役所駅」7番出口より徒歩5分。

タクシー

  • 名城線「市役所駅」より5分。(約730円)

市バス

  • 栄13号系統(栄~安井町西)「名古屋城正門前」下車。
  • なごや観光ルートバス『メーグル』「名古屋城」下車。
    メーグルについて詳しくはこちら!
  • 基幹2号系統「市役所」下車、徒歩5分。

名鉄

名鉄瀬戸線「東大手駅」下車、徒歩15分。

マイカーでのアクセス

  • 名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口より南へ8分。
  • 名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口より北へ5分。

駐車場情報

名古屋城には「正門前駐車場」と「二の丸東駐車場」、2つの駐車場があります。

正門前駐車場

  • 営業期間:1月2日~12月28日
  • 営業時間:8:45~21:30(宵まつり期間中は22:00まで)
  • 台数:普通車308台
  • 料金:普通車30分/180円
       自動二輪車・原付30分/100円

二の丸東駐車場

  • 営業期間:1月2日~12月28日
  • 営業時間:8:45~22:30(宵まつり期間中は22:00まで)
  • 台数:普通車123台
  • 料金:普通車30分/180円      

ようこそ!名古屋城へ!

名城線「市役所駅」より徒歩5分とアクセス抜群な名古屋城。到着したらまずは、受付を済ませましょう。受付は「正門」にあります。観覧料金を払ったら、さっそく入場。門をくぐり、正門付近にコインロッカーがあります。荷物を預けて、身軽な観覧がオススメ!

やっぱり天守閣!

※現在閉館中※

本丸エリア北西に位置する「天守閣」。1612年(慶長17年)に完成し、城郭としてはじめて国宝に指定されました。天守閣は、『史上最大級の延床面積を誇った五層五階地下一階の建造物』としても名を馳せています。

当時の天守閣は城の中心の大櫓としてだけでなく、武器などを備え短期間籠城できる設備が整えられていました。物見・貯蔵の役割だけでなく、城主の権威の象徴として政治的機能もはたしています。現在天守閣は閉館しているため、名古屋城観光の際はご注意ください。内観は、以下google ストリートビューをお楽しみください!

町のシンボル・金のシャチホコ

名古屋城の天守閣にそびえる「金のシャチホコ」。頭部は虎、体は魚の姿をした空想上の生き物で、漢字では虎と魚を合体させた「鯱」と書きます。実はこのシャチホコ、北側が雄、南側が雌と性別が分かれているんです。夫婦一対で鬼瓦と同様、鯱も建物の守り神として飾られています。シャチホコの大きさは、雄が2.621m、雌が2.579m。重さは、雄が1,272kg、雌が1,215kgあります。素材は、75%の純金とその他の金属でできた18金です。金の価値があることから、1937年には58枚の鱗が盗まれる事件もありました。大きな事件も乗り越えた金のシャチホコは必見です。

豪華絢爛!本丸御殿

「本丸御殿」は1615年(慶長20年)に建造された城の最重要区画です。御殿の内部は障壁画や飾金具などで煌びやかに飾られています。そのため、当時の最先端技術で建設された御殿は近世城郭御殿の最高傑作とたたえられました。

見どころ①▶︎ 表書院

「表書院」は創建時、1番格式の高い間として使用されていました。上段之間、一之間~三之間、納戸之間の5部屋からなっています。上段之間は藩主・徳川義直が座る部屋だったそう。華麗な座敷飾りは息を飲む美しさです。

見どころ②▶︎ 対面所

藩主や身内が私的な用事や宴会に使用した「対面所」。上段之間、次之間、納戸一之間、納戸二之間の4部屋で構成されています。上段之間や次之間の「風俗図」(障壁画)は、京都や和歌山の風景が描かれています。表書院とは異なり、落ち着いた優美な装飾が特徴です。

見どころ③▶︎ 上洛殿

本丸御殿でもっとも豪華賢覧な「上洛殿」。上段之間をはじめ、一之間~三之間、松之間、納戸之間からなります。細部まで贅沢な装飾が施され、見るものを圧巻させる内装です。狩野探幽によって描かれた『雪中梅竹図』など教科書に載っていたあの絵画も楽しめます。

本丸御殿について詳しくはこちら!

季節の花々

名古屋城は名古屋の定番・桜の名所として知られています。ソメイヨシノやヤエザクラをはじめ約10種類、1,000本の桜が彩を添える名古屋城。には、園内至る所に桜が開花し、来場者を圧巻させます。

名古屋城桜マップはこちら!

にはアジサイ、にはキンモクセイ、にはサザンカなど四季折々の花を楽しめます。開花カレンダーを目安に花観賞しに訪れてみてはいかがでしょうか?

和を堪能できるお食事処

お食事処や売店が4店舗併設される名古屋城。金シャチ焼き(人形焼き)などの場所にちなんだ甘味から日本の固有の抹茶まで様々な食事が楽しめます。今回はその中でも特にオススメの食事処を紹介!名古屋城観光の際はぜひ訪れてみてくださいね。

きしめんを味わう麺類食堂

「麺類食堂」では、きしめん・きしめん定食・いなり寿司をメインに提供しています。「きしめん」という江戸時代を彷彿させる暖簾が目印です。座席数は約50席。屋外にも座席が用意されており、晴れた日には心地よい風を感じながら食事を楽しめます。

  • 営業時間:10:00~16:30(ラストオーダー16:00)

名古屋城の思い出を

名古屋城に訪れたならお土産ショップに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?お土産ショップは城内に4店舗あり、名古屋城限定のものから名古屋に関するグッズまで販売しています。

アクセス抜群!正門横売店

オススメは帰り際にも立ち寄りやすい「正門横売店」。金シャチの置物やキーホルダ、お菓子などのお土産を購入できます。今話題の『御朱印』もこちらのお店で販売中です。

  • 営業時間:9:00~17:00

年間イベントを愉しむ

名古屋城では年間を通してさまざまなイベントを満喫できます。3月~5月にかけては春祭りや桜まつり、8月には夏祭りなど季節にちなんだ催しを開催。また、当時を思わせる茶会や歴史好きにはたまらない特別公開日も設けられています。季節ごとにイベントに参加するのも通の楽しみ方ではないでしょうか?

2019年度 年間スケジュールはこちら!

おもてなしを大切に
名古屋おもてなし武将隊

名古屋城開府400年を記念し、名古屋の魅力を全国に発信するために結成された「名古屋おもてなし武将隊」。名古屋にゆかりのある、徳川家康をはじめとする武将6人と4陣笠隊で構成されています。毎日、名古屋城にて観光客のお出迎え・観光案内・記念撮影などのおもてなしをしています。

おもてなし武将隊について詳しくはこちら!

金シャチ横丁

名古屋城正門エリア・東門エリア2つのゾーンに隣接された「金シャチ横丁」。名古屋城内とは一変、和モダンな雰囲気が広がります。金シャチ横丁では、定番・老舗のなごや飯や最新の名古屋の食を楽しめるんです。さらに、徳川義直と宗春が忍び集を連れたグループや戦国の姫をイメージしたアイドルのパフォーマンスも開催しています。食とエンターテインメントをエンジョイしましょう!

金シャチ横丁について詳しくはこちら!

名古屋の能楽堂

名古屋城正門に位置する世界最大の「名古屋能道楽」。名古屋能道楽では世界遺産でもある能や狂言を鑑賞できます。国際会議や結婚式にも利用される能道楽会場は息を飲むほど美しい舞台。この機会に日本伝統の芸術をご自身の目で堪能しませんか?

能道楽について詳しくはこちら!

この週末、歴史散歩しませんか?

「名古屋城」の魅力は十分伝わったでしょうか。見どころは当時の色彩や絵画が忠実に再現され歴史を感じられること。開場した情景を想像しながらの観光はワクワクします。また名古屋城内のお食事処も魅力的。日本の和の心を感じられるスイーツも嬉しいですよね。この週末、名古屋城で江戸時代にタイムスリップしませんか?


掲載情報は公開時点(2019年3月26日)の情報です。

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