日本には規模の大きい最新鋭の設備を備えた水族館や、都市型の洗練された水族館などいろいろありますが、今回紹介する「魚津水族館」は少し違います。富山県魚津市にある魚津水族館はレトロでこぢんまりした水族館ですが、実は他の水族館にはない独自の魅力をたくさん持っている個性的な水族館だということはあまり知られていないかもしれません。今回はそんな魚津水族館の魅力を徹底取材してきました。
魚津水族館とは?
日本に現存する水族館の中でもっとも歴史が古く、平成25年9月21日には「創立100周年」を迎えています。魚津水族館、日本で最初のアクリル製トンネルだったり、世界で最初にマツカサウオの発光を発見したりと日本の水族館を語る上で欠かせない水族館。おさかなショーやアザラシのお食事タイムなど楽しめるイベントも豊富です。
富山湾大水槽で1日4回開催されるお食事タイム!
富山湾大水槽は240トンの水量を誇る魚津水族館の中で最大の水槽です。八角形の水槽には、ブリを代表とした富山湾に生息する16種類の大型の魚を展示。富山湾の王者とも呼ばれるブリが大きな水槽を泳ぎ回っている姿は必見です。そんな富山湾大水槽では1日4回お食事タイムを開催。アクリル越しに記念写真を撮らせてくれたり、宙返りをしたりとみていて飽きることのないお食事タイムです。
日本で最初の水中トンネル!
富山湾大水槽には、アクリル製の水中トンネルがあります。今では、全国の水族館で見られるアクリル製トンネルですが、実は日本で最初にアクリル製トンネルを導入したのが魚津水族館です。他の水族館の館長さんが魚津水族館に来るときもこのアクリル水槽で記念写真を撮るほどの人気スポット。
世界的にも珍しい「おさかなショー」も開催!
ウマヅラハギの岩の間をスイスイ泳げるという特性を利用したショーです。マイペースの「ウーちゃん」は、輪っかをくぐる芸を披露。思わず応援したくなってしまいます。魚の習性や学習能力を利用したショーですが、小さな魚でもこんなことができるんだ!と初めて知る人が多く、ショーの終了後は魚たちに向けて温かい拍手が送られていました。小さな子供から大人までみんなが楽しめる、ほのぼのとしたアットホームなショーです。
魚津水族館の営業時間
通常営業時間
- 9:00~17:00
※入館は16:30まで
休館日
- 12月1日から翌年の3月15日までの月曜日(月曜日が祝休日に当たるときは、翌平日が休館日になります。)
- 年末年始(12月29日~1月1日)
魚津水族館の料金
入館料
大人 | 小・中学生 | 幼児 |
750円 | 410円 | 100円 |
年間パスポート
大人 | 小・中学生 | 幼児 |
2,060円 | 1,030円 | 260円 |
水族館回数券(11枚1冊)
大人 | 小・中学生 | 幼児 |
7,500円 | 4,100円 | 1,000円 |
埋没林博物館共通券
大人 | 小・中学生 | 幼児 |
1,030円 | 540円 | 100円 |
ミラージュランド海水プール共通券
大人 | 小・中学生 | 幼児 |
1,,530円 | 630円 | 200円 |
魚津水族館の割引クーポン
魚津市内の中学生以下割引
魚津市内の中学生以下は無料で入館できます。
- 中学生以下:通常410円→無料
団体割引
20名以上の団体は水族館入館料に割引料金が適用されます。
大人 | 小・中学生 | 幼児 |
750円→610円 | 410円→330円 | 100円→80円 |
20名以上の団体は海水プール共通券に割引料金が適用されます。
大人 | 小・中学生 | 幼児 |
1,530円→1,220円 | 630円→510円 | 200円→160円 |
魚津水族館のアクセス
公共交通機関を利用する場合
- あいの風とやま鉄道「魚津」駅からタクシーで約10分
- 富山地方鉄道「西魚津」駅から徒歩約20分
- 「魚津駅」西口から魚津市コミュニティーバスに乗り「水族館前」下車
魚津コミュニティーバスの時刻表はこちらで確認できます
車を利用する場合
- 北陸自動車道「魚津IC」から約15分
- 北陸自動車道「滑川IC」から約15分
駐車場詳細
- 名称:魚津水族館駐車場
- 駐車台数:大型バス50台、普通乗用車1,500台
- 料金:無料
旅の始まりは魚津駅
魚津水族館の位置する魚津市は、富山県の東部にある海沿いの地域。蜃気楼やホタルイカ、魚津埋没林などで有名です。
魚津駅西口バス乗り場
「魚津駅」を出てすぐ右手にバス乗り場があります。目立つ赤いバスなので見逃す心配がありません。魚津市コミュニティーバスに乗り「水族館前」まで行きます。
こちらが路線図と時刻表。魚津コミュニティーバスは、魚津市内の主要な施設を東回りと西回りで巡回。魚津水族館に行った後は、スーパー銭湯「満天の湯」や国の特別天然記念物指定魚津埋没林の展示で有名な「埋没林博物館」にも行けます。
魚津コミュニティーバスの時刻表はこちらで確認できます。
魚津水族館に到着!
魚津水族館に到着しました。この建物は、1981年に建てられた3代目。日本で初めてのアクリルトンネルや人工の波の出る水槽が導入された歴史ある建物です。
2階へと階段を登ると入り口でホタルイカとマツカサウオがお出迎えしてくれました。チケット売り場でチケットを買いましょう。一般料金は750円、小学生・中学生は410円、幼児(3歳以上):100円です。
バリアフリーが行き届いた魚津水族館
入り口には無料貸し出しのベビーカーが5台、車椅子が5台設置されています。館内は、ベビーカーや車椅子でも移動できるようにバリアフリーなのも嬉しいポイント。他にも、授乳室は3階トイレ横に、キッズルームは2箇所あるので小さな子ども連れでも安心して楽しめる水族館です。(一部、階段がございます。)
北アルプスの渓流から日本海の深海まで
魚津水族館は地元富山の北アルプスと富山湾の深海をコンセプトにした水族館です。北アルプスと富山湾の高低差4000メートルの環境によって形成される豊かな生態系を余すことなく展示。魚津水族館で富山の自然が育む生きものの理解を深める旅に出発しましょう!
富山の河川コーナー
「富山の河川コーナー」では、立山連峰から流れる河川に生息する淡水魚20種類を展示。雪解け水によって、澄み切った清流は豊かな生態系を育み、多くの魚の住処となっています。立山連峰から富山湾に流れ込む水をテーマにデザインされたこの水槽には、奥の水槽が上流の魚、手前の水槽に下流の魚が生息します。
渓流の女王ヤマメ
こちらは、ヤマメとニッコウイワナを展示した上流の水槽です。ヤマメは小さな黒い斑点と小判の形をした斑点が特徴的。どちらも渓流の魚で、澄んだ水に生息しています。透き通った水で気持ち良さそうに泳いでいます。
日本各地の浅い池や湖に生息するアズマヒキガエルです。繁殖期になるとオスがメスを奪い合う「蛙合戦」が勃発。富山では、山間部で4月から5月にかけてアズマヒキガエルのハーレムが繰り広げられます。
田んぼの生物多様性コーナー
「田んぼの生物多様性コーナー」では、田園に住む貝類や両生類、爬虫類や植物を展示されています。富山県は自然豊かなことでも知られ、古くから続く日本の田園風景がテーマ。地域の特色を生かした展示で富山県の生活についても理解が深まります。
田んぼを再現
水槽の中にあるイネも毎年飼育員の方が田植えをしています。日光が届かない室内でイネを育てるので毎年試行錯誤の連続。稲穂が実る秋には収穫作業が行われます。室内にいながら季節の移り変わりを感じられる素敵な展示ですね。
亀の甲羅干し
「田んぼの生物多様性のコーナー」で生活する生きものの中には生態系の変化により絶滅が危惧される生きものたちも。魚津水族館は、そんな生きものたちの繁殖を行ったりと田園の豊かな生態系を守るための活動に注力しています。こういった地域に根ざした活動をしているのも魚津水族館の魅力の一つです。
波の水槽
「波の水槽」では、富山湾沿岸部に生息するクロダイやメジナ、カワハギなどの小型の魚を展示。この水槽の魚のほとんどは、水族館の飼育員さんが釣ってきた魚です。また、背景は海から見た魚津の春の風景が描かれています。魚津水族館と水族館の向かいにある遊園地「ミラージュランド」も描かれているのでぜひ見つけてみてください。
「波の水槽」には、数分置きに人工の波を発生させる「造波装置」を設置。モーターによって水面を押しては引いて波を発生させるこの装置は、昭和56年から使われています。この人工の波によって水槽内の魚はまるで海の中にいるような気分に見えます。
富山湾大水槽
「富山湾大水槽」は240トンの水量を誇る魚津水族館の中で最大の水槽です。八角形の水槽には、ブリをはじめとした富山湾に生息する16種類の大型の魚を展示。日本海に面する富山県では、ブリは冬の味覚として古くから欠かせないものでした。富山湾の王者とも呼ばれるブリが大きな水槽を泳ぎ回っている姿は必見です。
日本で最初のアクリル水中トンネル
「富山湾大水槽」には、アクリル製の水中トンネルがあります。今では、全国の水族館で見られる水中トンネルですが、実は日本で最初のアクリル製トンネルを導入したのが魚津水族館です。
水中トンネルは日本全国の水族館でも人気のスポットです。当時の法律で補強の鉄骨を使わないと作れなかったのです。他の水族館の館長さんが魚津水族館に来るときもこのトンネルで記念写真を撮るとのこと。日本の水族館の歴史を形作ったトンネルで記念写真を撮ってみてはいかがですか?
富山湾大水槽ショー
ん、よく見ると人が魚に襲われています!間違えて水槽に落ちてしまったのでしょうか!?
実は、こちらは「富山湾大水槽お食事タイム」をしているダイバーさんでした。ブリがすごい勢いで餌を持ったダイバーさんの周りに群がります。アクリル越しに記念写真を撮らせてくれたり、宙返りをしたりと見ていて飽きることのない餌やりタイムは1日4開催されます。
【開催時間】
- 10:10
- 11:20
- 13:50
- 15:00
幻の魚・リュウグウノツカイを展示
生きているリュウグウノツカイではありませんが、標本とレプリカの展示があり、とても珍しい魚であるリュウグウノツカイを間近で見られます。標本展示と言えども日本でリュウグウノツカイを展示している水族館は数か所しかありません。
こちらの標本は、2009年に漂着したリュウグウノツカイから作られたもの。なんと全長は。396センチと4メートル近くあります。こんな魚ともし海の中で出くわしてしまったら・・・。想像するだけでゾクゾクします。
世界で初めてマツカサウオの発光を発見したことでも有名
マツカサウオは、魚津水族館が発見するまで発光するということは知られていませんでした。発見に至る経緯には、1914年に魚津水族館が停電になった際に、マツカサウオが光っていることを職員が偶然発見したというユニークなエピソードがあります。8月中旬のお盆期間限定ですがマツカサウオ発光実験をするイベントがあり、発光生物の神秘的な美しい光を観察できます。
※ホタルイカの発光実験は3月中旬から5月の日曜、祝日に行っています。
ジャングルで未知との遭遇
魚津水族館では、富山の生きものだけでなく、ジャングルの生きものの展示もしています。
カメレオンからピラニアまで日本では見られない生きものがたくさん。ジャングルコーナーの水槽は小さめなので生きものたちを近くから観察できます。
食いしん坊のピラニア
人食い魚として知られるピラニア。ギザギザの歯が特徴で、切れ味抜群の歯で自分よりも大きな獲物も集団で食べてしまいます。ピラニアというのは通称で、南米の言葉で歯のある魚という意味。目つきが悪く恐ろしい顔をしてます。
「密林の宝石」ヤドクガエル
鮮やかな黄色と黒色のヤドクガエルは、その美しさから密林の宝石とも呼ばれます。中南米の森林に住むこのヤドクガエルは猛毒を持つことで知られ、先住民が弓矢に塗る毒として使ってることからこの名前に。綺麗なものには毒があるんです。
サンゴの不思議に触れるサンゴ礁コーナー
こちらの「サンゴ礁コーナー」では、浅い海に生息するサンゴと、サンゴに生息する生きものを展示しています。サンゴ礁は入り組んだ地形になっており、小さな生きものたちの住処として使われます。そんなサンゴ礁に生息するカクレクマノミなどカラフルな魚を鑑賞できるコーナーです。
オレンジと白の模様が特徴のカクレクマノミ
ディズニー映画で一躍有名になったカクレクマノミは、毒のあるイソギンチャクに住んでいます。クマノミの体は、イソギンチャクと同様の粘膜で覆われいるため、毒の影響を受けません。クマノミとイソギンチャクのように多くの生きものが「共生」しているのもサンゴ礁の大きな特徴です。
サンゴの特性を展示
地球温暖化の観点から近年絶滅が危惧されるサンゴ。そんなサンゴの生態を紹介するコーナーです。この水槽にはソフトコーラルと呼ばれる。柔らかいサンゴを展示。
対してこちらの水槽ではハードコーラルと呼ばれる、硬い骨格を持つサンゴを展示。硬いサンゴと柔らかいサンゴに分けて展示さたりとサンゴ礁について詳しく学べるコーナーです。
魚津水族館はバックヤード見学もOK!いつでも水族館の裏側が見られる
魚津水族館では常に水族館の裏側であるバックヤードを解放しています。気軽に水族館の裏側に潜入し、富山湾大水槽を上から見学したり、ダイバーの出入り口を見たりできます。中でも、おさかなショーに向けて練習している様子が紹介されている展示は微笑ましいです。
水族館の不思議に答える
これは多くの子供から聞かれる「ダイバーの人は何を背負っているの?」という質問に答えたコーナー。空気ボンベの違いやどう動くかについて説明のパネルがあります。子供達の目線に合わせたわかりやすい展示をしているのも嬉しいポイント。
ガラスの下には富山湾大水槽があり、先ほどの「富山湾大水槽お食事タイム」の時間にはここからダイバーさんが潜ります。水族館の裏側に潜入しているというドキドキ感がたまりません!
世界的にも珍しい「おさかなショー」を開催
おさかなショーは魚津水族館の名物イベント。ショーの時間が近づくとアナウンスでお知らせがあるので、開始前に会場に向かいましょう。ショーの会場には小さな水槽が3つあり、そこでそれぞれの魚が特技を見せてくれます。例えば、イシダイが旗引きをしたり、クイズに答えたり、ウマヅラハギが輪くぐりを披露したりと健気に頑張っている姿を見られます。
食いしん坊の「イシチャン」
イシダイは、貝を岩で割ったりと口が器用なことで知られる魚。食いしん坊の「イシちゃん」は、「ようこそ」という文字の書かれたパネルを引っ張る芸を披露してくれます。
マイペースの「ウーちゃん」
マイペースの「ウーちゃん」は、輪っかをくぐる芸を披露。思わず応援したくなってしまいます。これは魚の習性や学習能力を利用したショーですが、小さな魚でもこんなことができるんだ!と初めて知る人が多く、ショーの終了後は魚たちに向けて温かい拍手が送られます。特に、ウマヅラハギのショーは世界でもここだけでしか見られない貴重な体験。
【開催時間】
- 10:30
- 11:40
- 13:10
- 14:40
- 15:40
うおすいファミリウム
魚津水族館は、子供達に魚のことをもっと知ってほしい!そんな思いから教育に関しても力を入れています。「うおすいファミリウム」は、ファミリーとアクアリウムを掛け合わせて作った言葉。この日はちょうど春に向けて蟹をテーマにした企画展を設置していました。
水族館で合格祈願!?
「小さな小さなオクトパス」のコーナーでは受験シーズンに合わせて、「置くと受験をパス」できるように願掛けをしたタコを展示。水族館で魚の知識を深めて合格祈願もできるなんて一石二鳥です。
富山の地形を理解する
ジオラマで立山連峰から流れる水が日本海に流れ出る様子を再現。富山湾は浜辺から深海への距離が近く、大陸棚が発達せず急深で特殊な地形です。地名や川、海の場所を記したボタンを押すとその場所が光る仕組みで富山の地形を簡単に理解できます。
お子様連れでも安心のキッズコーナー
館内にはキッズコーナが2箇所完備されています。キッズコーナーには小さなお子様が楽しめる仕組みが盛りだくさん。小型の水槽がはめ込まれてたり、ぬいぐるみや魚についての本があったりと、子どもを一切飽きさせません。
このパネルでは水槽の中にいる生きものがどのくらいの大きさか理解できます。普段水槽に展示されている生きものたちと身長を比べてみてはいかがですか。
魚津水族館の長い歴史を紹介するパネルも!
階段側面の壁に沿って展示されている「魚津水族館年表」。展示は3階から2階にかけて一段一段階段を降りながら魚津水族館の歴史を辿っていくという流れ。
展示で見られるのは初代水族館の観覧券や館内図など滅多に見ることのできない貴重な写真ばかり。
水族館の人気者、ペンギンやアザラシにも会える!
魚津水族館は日本海やオホーツク海などの冷たい海に生息するゴマフアザラシを展示。こちらに展示されているアザラシはご長寿アザラシとして有名なミミちゃん。年齢は38歳で人間にすると100才越えのおばあちゃん。日本にいるゴマフアザラシ253頭の中で2番目に長生きしています。(2017年時点)
アザラシのお食事タイム
魚津水族館では目玉の1つとしてアザラシへの餌やりを行なっています。「アザラシのお食事タイム」は1日に2回行われるイベントで、その際には輪っかを潜ったり、回ってみたり得意技も披露。とても人気のイベントなので、時期や曜日にもよりますがショーの時間になると会場には人だかりができ混雑します。ショーが始まる前に早めに会場に到着するのがオススメ。
【開催時間】
- 10:50
- 14:20
屋外ペンギンプール
フンボルトペンギンは、南アメリカのペルーやチリの海岸線に住むペンギンの一種。全てのペンギンにつけられている腕輪には、個体の番号を知る役割があります。
ペンギンのお食事タイム
屋外ペンギンプールでも1日2回「ペンギンのお食事タイム」があり、餌を食べる可愛い姿が見られます。餌をもらいによちよちと不器用そうに歩く姿に癒されること間違いなし!
【開催時間】
- 11:30
- 15:20
お食事を楽しむなら「レストハウス スワン」
お腹が空いたら、敷地内にある「レストハウス スワン」でお食事を楽しめます。一番人気は、コーンラーメン(700円)。他にもエビフライカレー(960円)といった海の幸を味わえるメニューが盛り沢山。
【営業時間】
- 平日:11:00~15:00
- 土日・祝日:10:00~16:00
魚津水族館の周辺には観光スポットも充実
ミラージュランド
魚津水族館のすぐ向かいにある海側には「ミラージュランド」という遊園地があり、巨大な観覧車がランドマークとなっています。
埋没林博物館やミラージュランドの海水プールは魚津水族館との共通入場券もあり、別々にチケットを買うよりも安く入館できます。また魚津市は富山湾の海上に神秘的な蜃気楼が見られることでも有名な場所。季節や気象条件が整っていて運が良ければ、幻想的な蜃気楼を見られる可能性があります。
地域に根ざした古き良き魚津水族館
いかがでしたか?魚津水族館は、レトロな雰囲気が特徴の小型の水族館ですが、他の水族館にはない魅力がたくさん詰まっています。魚津水族館は、日本で最初のアクリルトンネルがあったり、世界で最初にマツカサウオの発光を発見したりと日本の水族館を語る上で欠かせない水族館。そんな魚津水族館で富山の豊かな自然を学ぶ旅に出かけてみてはいかがですか?
掲載内容は取材時点(2019年3月)の情報です。
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