日本海に突き出た京都・丹後半島。ここは大きく京丹後と伊根の2つのエリアにわけられます。丹後半島には長い時間をかけてつくられた海岸や岬の景色など、ここでしか見ることができない景観が数多くあります。ここでは京都の中心地から少し離れた丹後半島でのんびりとめぐれるおすすめ観光スポットを、京丹後エリアと伊根エリアにそれぞれ分けてご紹介します!
ダイナミックな地形が魅力の京丹後エリア
京丹後市は、山陰海岸ジオパークの一部です。ジオパークとは、科学的に見て特別に重要で貴重な、美しい地質遺産を含む自然公園のこと。京丹後市から鳥取県鳥取市にわたる山陰海岸ジオパークには、約2500万年前からはじまった日本海形成に関わる地形、地質遺産だけでなく、この地で育まれてきた文化、歴史などの古代ロマンが詰まっています。
珍しい地形や伝承の残る遺跡、この地ならではのグルメなど、京丹後ならではの魅力をご紹介します。
思わず息を呑む、ドライブで人気の
京丹後の絶景スポット6選
まずは、長い年月をかけて造られた絶景が楽しめる京丹後の景勝地を紹介します。丹後半島を海岸線沿いに移動すると次々と現れる景色は、映画のロケ地としても使われる息をのむほどの景観で、ドライブやツーリングのコースとして人気を集めています。
久美浜湾・かぶと山展望台
久美浜湾は、丹後半島の西部にある小天橋砂州により日本海と隔てられた周囲28kmの潟湖です。久美浜湾の周辺には、手軽にアウトドアを味わえるバンガロー付きのキャンプ場やゴルフ場、源泉かけ流しの温泉などが点在しています。絶景スポットとして人気を集めていているのが、久美浜湾の四季折々の表情を一望することができる「かぶと山展望台」です。展望台では、久美浜湾を中心に小天橋やその奥の日本海を見渡すことができます。
夕日ヶ浦(浜詰海水浴場)
夕日ヶ浦は夏に水平線に沈む太陽と奇岩、そして打ち寄せる日本海の波との美しい景色が見られることで有名な景勝地です。この景色は、浜詰海水浴場から見ることができ、夏は海水浴、冬は近くの温泉街へ訪れカニを楽しむことができます。