静岡県東伊豆町にある稲取温泉では「雛(ひな)のつるし飾りまつり」が開催されています。開催期間中の2月23日(木)~3月5日(日)には「素盞鳴(すさのお)神社雛段飾り」が登場。雛段飾りとは、“石階段を何段使って雛人形を並べることができるか”という観光イベントです。例年、稲取温泉の素盞鳴(すさのお)神社と伊東温泉の仏現寺で段数の日本一を競い合っており、素盞鳴(すさのお)神社では今年は1段増えた118段で勝負にかけています。
雛のつるし飾りまつりって何?
稲取温泉では古く江戸時代より、親から子へ、子から孫へ、幾種もの人形たちにひとつひとつ思いを込めて作った雛飾りを、雛祭りの際に雛段の両脇に一対飾るという風習が代々受け継がれてきました。その風習を復興したイベント「雛のつるし飾りまつり」が、ただいま開催中です。
素盞鳴(すさのお)神社雛段飾りってどんなお祭り?
1617年の創立とされる素盞鳴神社。稲取と海を見守るお雛様として、この素盞鳴神社の階段を使い、日本一長い段数の118段に雛人形と雛のつるし飾りを展示します。伊豆稲取駅を通る電車の車窓からも見ることができますよ。開催期間中、一部の電車では低速運転し車内アナウンスにて雛壇の紹介をすることで、地域の魅力を観光客に伝えています。
開催期間: 2017年2月23日(木)~3月5日(日)※雨天中止
開催場所: 東伊豆町 稲取温泉
静岡県賀茂郡東伊豆町稲取15 素盞鳴(すさのお)神社
開催時間: 10:30~15:00
拝観料金: 無料
駐車場 : 雛の館むかい庵駐車場をご利用下さい。
問合わせ: 稲取温泉旅館協同組合 TEL:0557(95)2901
URL : http://www.inatorionsen.or.jp/hina_sp/index.html
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