世田谷区たまがわ花火大会は毎年8月の後半、花火のシーズンの最後を飾る花火大会です。2017年は8月19日(土)に開催。見晴らしのよい多摩川の河川敷を舞台に、残暑の残る夏の夜を彩ります。今年も川崎市の「多摩川花火大会」との同日開催なので、2つの競演が楽しめます。夏の終わりに儚く咲く「華」を満喫しに出かけてみませんか?ここでは世田谷区たまがわ花火大会の魅力や観賞スポットを探っていきます。
世田谷区たまがわ花火大会の魅力
空が広い!広大な河川敷での打ち上げ花火
打ち上げ会場となる世田谷区二子玉川緑地運動場のまわりには、広大な多摩川河川敷が広がっています。都心の花火大会のように高い建物に花火をさえぎられることもないため、花火が見える範囲も広く、ゆっくりと花火を見ることができるのが魅力です。
この河川敷の広大な空間を生かし、スターマイン、都内でも屈指の8号玉100連発や、夜空に花開く大迫力の10号尺玉、また、3D花火などの趣向を凝らした様々な花火を堪能できます。
「川崎市制記念多摩川花火大会」との同日開催でより華やかに
世田谷区たまがわ花火大会は毎年、川崎市制記念多摩川花火大会と同時開催されます。打ち上げ会場は多摩川の上流と下流にあるため、中間の二子玉川駅付近や、少し離れた場所からは、川の両側から打ち上がる花火を見ることができます。2つの花火大会の打ち上げ数を合計はおよそ12,000発。都心の大規模な花火大会に引けを取りません。
バラエティに富んだお店で食べ物、飲み物を調達
二子玉川駅の周辺には、二子玉川ライズや玉川高島屋など大きなショッピングセンターがあります。
花火の日は地下の食料品街や飲食店がおつまみやお弁当などを大量に販売されます。何を買おうか迷ってしまうほどのバラエティ!スーパーだけでなく酒屋もあるので、こだわりのお酒なども調達できます。買い過ぎに注意です!
世田谷区たまがわ花火大会の鑑賞スポットをチェック!
多摩川河川敷まで行ってしまえば、花火は比較的どこからでもよく見えます。東名高速多摩川橋から東急田園都市線の鉄橋あたりまでの河川敷が、花火が見える目安となるでしょう。川崎市制記念花火大会も一緒に観賞したい場合は、新二子橋から田園都市線鉄橋あたりまでが目安となります。駐車場はないため電車の利用をおすすめします。打ち上げ会場に近い二子玉川駅や二子新地駅は毎年非常に混雑します。
メインとなる会場は二子玉川駅から徒歩10分ほど歩いた多摩川の中洲、兵庫島の河川敷。場所取りは当日の朝からしかできません。芝生を守るため、朝の場所取りはロープ、ペットボトルによる重りのみ。15時からシートの使用が許可されます。15時時点で自分の確保した場所にいないと、場合によっては撤去されてしまうこともあるので、注意しましょう。メイン会場は花火開始の1時間前ぐらいから入場規制がかかることもあります。
メインの会場は混雑するからゆったりと見たい、という方に、その他おすすめの鑑賞スポットをご紹介します。
宇奈根公園
打ち上げ会場から近くに位置しているうえ、二子玉川駅からは少し離れている立地のため、あまり混雑することなく花火を見ることができるポイントです。
宇奈根キャンプ場周辺
打ち上げ会場から少し離れたキャンプ場周辺の河川敷です。混雑は少なく、ゆったりと花火を鑑賞できるスポットになっています。
多摩川遊園
多摩川を下流にすすみ、第三京浜を超えた場所の河川敷、多摩川遊園。ほとんど地元民しかいないスポットです。あまり混雑を気にせず、世田谷と川崎の二つの花火大会を見ることができます。周辺にはほとんど店はないので、食べ物、飲み物は持参しましょう。
※打上げプログラムは昨年のものです。詳しくは公式HPをご覧ください
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