伊勢神宮に行く際には参拝時間などの基礎知識を事前に知っておきたいですよね。伊勢神宮には「外宮」と「内宮」2つのお宮があり、季節によって参拝時間が変わります。
古くから「お伊勢さん」「大神宮さん」などと親しまれてきた三重県伊勢市の伊勢神宮。外宮には豊受大御神、内宮には天照大御神が祀られているので、参拝する際は、ぜひ両方をまわりましょう。ここでは、伊勢神宮の外宮・内宮の参拝時間など、伊勢神宮を参拝する際に知っておきたい基礎知識をご紹介します。
まずは伊勢神宮「外宮」に参拝
外宮は食物・穀物を司る神、豊受大御神(とようけだいじんぐう)を祀っているお宮で、内宮を創建してから500年後に鎮座されました。外宮の参拝時間は次の通りです。
1月~9月/5:00~18:00
5月~8月/5:00~19:00
10月~12月/5:00~17:00
季節によって参拝時間が変わるので注意をしましょう。また、12月31日~1月5日までは終日参拝可能となっています。
外宮のお参りは左側通行が基本です。表参道火除橋を通り、御正宮、多賀宮、土宮、風宮、神楽殿と足を運びます。火除橋近くにある勾玉池は6月頃には花菖蒲が美しく咲いていて見応えがあるので、参拝がてら立ち寄ってみては。
参拝にかかる所要時間は20分から40分ほどです。
外宮から内宮までは4kmほど離れているので、歩くのはおすすめできません。タクシーかバス、車で移動しましょう。
天照大御神を祀る伊勢神宮「内宮」へ
内宮は皇室の御祖神である、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っているお宮です。日本人の総氏神と言われている存在で、日本でもっとも尊いお宮と言われています。内宮の参拝時間は次の通りです。
1月~9月/5:00~18:00
5月~8月/5:00~19:00
10月~12月/5:00~17:00
基本的に参拝時間は外宮と同じであり、12月31日~1月5日までは終日参拝可能です。最初の鳥居をくぐる前に一礼をした後、宇治橋を渡り、神苑を抜けて神宮の森、瀧祭神、正宮、御稲御倉、荒祭宮、風日祈宮、神楽殿、参集殿、子安神社とまわっていきましょう。
正宮のみに参拝した場合は約40分、すべての拝殿に訪れた場合は約1時間30分から2時間ほどかかります。正月や夏休みなどは混雑でもっと時間がかかる場合もあります。