神戸旧外国人居留地
歴史ある建物が建ち並ぶ神戸旧外国人居留地。1868年(明治元年)から1899年(明治32年)にかけて治外法権が及んでいた場所です。1980年代までは老朽化した古いビルがあるだけでパッとしない雰囲気でしたが、それから徐々に高級ブティック店やお洒落なカフェなどが見受けられるようになり、今では「最も神戸らしい洗練された街」として注目を集めるようになりました。
特に「商船三井ビル」や「旧居留地15番館」、海岸通りから見る景色は美しく人気があります。夜にはライトアップもされるので、観光の際は日が暮れてからもオススメです。
須磨寺
須磨寺は仏教寺院で、真言宗須磨寺派大本山です。平安時代の初めに漁師が和田岬の沖で引き上げた聖観音像を、886年(仁和2年)に聞鏡上人が現在の地に移したのが始まり。
境内には歴史ある本堂や護摩堂などの他にも、平敦盛の菩堤を弔う為に建立された「敦盛塚」や平敦盛・熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した「源平の庭」、歴史的宝物が展示されている「宝物館」など、源平に関わる貴重な品や場所を見ることができます。源平最後の合戦地に近い古寺を、神戸観光でお楽しみください。
兵庫大佛 能福寺
天台宗の仏教寺院、能福寺。805年最澄により創建されたとされ、日本最初の密教教化霊場としても知られています。また、重量約60t、像高11m、蓮台と台座を含めると高さ18mにもなる巨大な大仏があるのも特徴です。かつては日本三大大仏のひとつにも数えられたことのある、見ごたえ抜群の大仏を見ることができます。
さらに平清盛廟があったり、ジョセフ・ヒコ、滝善三郎など神戸に関わった人たちの記念碑や供養塔があったりと、神戸の歴史に深く関わりのあるスポットのひとつです。