2018年夏にオープンしたばかりの「ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)」をご存知でしょうか? キャンプ好きはもちろん、アウトドア初心者でも気軽&お洒落にキャンプが楽しめると人気の場所です。今回はアウトドア大好きな“野あそび夫婦”に密着して、コモリバの遊び倒し方を教えてもらってきました。
ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)って?
都心から車で90分。埼玉県比企郡ときがわ町にオープンした、里山グランピングリゾート「ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)」。「ときがわ町の美しい川と自然に囲まれながら、すごもりしたくなる場所」がコンセプトの大人の”ひみつきち”です。施設では手ぶらでOKな本格BBQやグランピング、川遊びなど様々なアクティビティが楽しめます。
夏は青々とした自然の中で涼しく過ごし、秋は紅葉を見ながら焚火で温まる…など、一年を通して堪能できるのもポイント!
コモリバを体験するのは“野あそび夫婦”
「自然の中で遊ぶように暮らす」を目指す、同級生夫婦の青木江梨子さんと青木達也さん。現在は埼玉の里山で「キャンプ民泊」を準備中。ライフワークはインスタLIVEとツイッターで“焚火生配信”という、根っからのアウトドア好き。
今回はキャンプ初心者でもコモリバを楽しめるのか⁉という目線で楽しくレポートしていただきます!
野あそび夫婦が遊び倒す!コモリバで何できる⁉
それでは、アウトドア大好き野あそび夫婦が過ごしたコモリバの一日を時系列でレポートしていきます!
11:30[入り口]
所要時間:10分
ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)に到着!
チェックインは15時からなので、まずは「ときたまカフェ」でゆっくりランチを堪能♪
12:00[ときたまカフェ]
所要時間:120分
まずは「ときたまカフェ」で腹ごしらえ&作戦会議!
「忙しい日常から離れ、疲れたココロにもカラダにもじわじわエネルギーを蓄えて、お客様に元気になってもらいたい」という想いが詰まったカフェには癒しのポイントが沢山あります。
たとえばカフェ店内の壁は本棚になっていて、キャンプやBBQはもちろん観光ガイドからビジネス書までたくさんの本が並びます。ゆっくり本を読みながら次の旅行の計画やビジネスプランについて考えてみる…なんていうのも素敵なひと時。ほっとひと息、自分だけの時間を過ごして自然体に戻れる場所、“ときたま”遊びにいく場所として地元の人達からも愛されています。
身体もこころも元気になるランチをいただきます。
ここ「ときたまカフェ」ではスパイスとハーブをテーマに、地元ときがわ町と埼玉県産の食材をできる限り用いた体に優しいお料理を堪能できます。
「表に薪割りがあったんだけど!あとで行ってみない?(夫)」
「あ!あのヤギ小屋の前でしょ!? 私も気になってた! あと、無料でボードゲームも借りられるらしいから、見てみよう!(妻)」
と、ランチを味わいながら今日の予定をゆっくり相談するのも楽しい時間です。
二人が選んだのはコモリバ特製スパイスカレー。チキンスープカレー(1,280円+税)は、県内企業「井上スパイス」の香り高いカレー粉と町内の「酒本精肉店」イチオシのチキンを使った絶品カレー。自分で好きなスパイスを調合できる「スパイス調合セット」付きということで、さっそく江梨子さんもチャレンジしてみることに。
夫婦が選んだカレー以外にも、カフェにはおいしいメニューがたくさん。ふわっとした喉越しの「とうふ工房わたなべの おぼろ豆腐あんかけプレート(1,280円+税)」もおすすめ。
「ときたまカフェ」で過ごす、自由時間。
コモリバには夫婦やグループの他に、おひとりさまでも楽しめる場所があります。たとえば薪ストーブ前でコーヒー片手に読書したり、ワーキングスペースで調べ物をしたり。
自由時間を過ごしたあとは、夫婦水入らずでじっくり真面目な話をしてみるのも◎。旅行の予定を立てたり、将来の計画を二人であらためて話してみたり。
「毎年、ここで未来の計画について話し合うっていうのもイイかも! 夫婦行事にしよう(笑)」といったように、ときたまカフェがいつの間にか二人のひみつきちに変身します。
14:00[コモリバ内]
所要時間:60分
ヤギ部長にサウナワゴン!? コモリバを探検しよう♪
カフェでゆっくり過ごしたあとは、明るい間にコモリバ内を探検することに!
まず発見したのは、シイタケのほだ木。大きく成長したしいたけは、宿泊者であれば1組2つまで収穫可能!BBQの材料として活用できます。
次に発見したのは、ズラリと並んだ焚火用の薪。希望者は薪割りも体験可能とのことで、もちろんチャレンジ‼
「アウトドア感ってどこまで味わえるのかなぁ?と思っていましたが、まさか薪割りができるなんて(笑)」と、コモリバでは楽しいアウトドア体験も充実しています。
お散歩途中に、お洒落なワーゲンバスを発見‼中を覗いてみると…!?
現在はイベントのみで使用している「サウナワゴン」はコモリバオリジナルのもので、アロマウォーターによる蒸気浴“ロウリュウ”が楽しめるとのこと。ロウリュウの後は、
川で冷水浴というフィンランド式のサウナ体験も!(笑)。今後宿泊者にもレンタルを検討中だそうです!
そろそろ、チェックインの時間。コモリバ探検はほどほどに、ときたまカフェ横にある受付へ向かいます。
15:00[受付]
所要時間:30分
いよいよチェックイン、温泉入浴券もゲット!
今回は自然の中でサーカステントとグランピングを楽しめる「グランピングサイト」を予約。スタッフの方に基本的な設備の説明を聞き、鍵と案内を受け取ります。
サーカステントが魅力の「グランピングサイト」へ
自然の中でゆったり過ごすひと時。”何もしない”という贅沢と、優雅なコモリバ特製BBQコースを堪能できると人気なのが「グランピングサイト」。テント内にはセミダブルマットもあり、テント泊に慣れていない方でも安心して宿泊できます。
星空の下で食べるディナーコースでは、米ウェーバー社のチャコール(炭)グリルでメインディッシュのお肉を豪快に焼きあげるなど、地元ときがわをはじめ、埼玉県産の食材を活かしたメニューを味わえます。
BBQディナーは基本的に渡された食材と説明書をもとに、自分たちで料理を作ります。持ち込み可能なので、食材が足りなければ直売所やスーパーで買い足しもOK!夜ごはんまでまだ時間があるので、野あそび夫婦も食材をチェックしてみることに。
メニュー内容は杉の間伐材の板を使ったプランクグリル、特製ゆずドレッシングのサラダ、ビーフステーキなどなど。シメにはスキレットで作るリゾット、デザートには焼きマシュマロと多様。基本プランの他に2種の焚火台レンタル、追加の焼きマシュマロ、ポップコーンセットなどオプションも充実しているので、気になったら近くのスタッフさんに聞いてみてくださいネ。
夕食用のお酒も受付で購入することができます。お酒好きな野あそび夫婦はさっそく「おごせワイナリーのキャンベルアーリースパークリング」をゲットしました。
ということで、温泉はディナー後ではなく、今からサクっと行くことに決定。ちなみに温泉無料チケットの有効期限は約1ヶ月間と広めに設定されているので、その日はもちろんキャンプ帰りなどに使えます。
15:45[玉川温泉]
所要時間:90分
夕食前に昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉へ。
コモリバから車で10分弱の場所にある、「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」に到着。ここでは地下1,700mから湧き出すアルカリ性単純温泉の本格的な天然温泉が楽しめます。
店内に一歩足を踏み入れると、そこはまるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。ノスタルジックな風景は、どこを撮ってもフォトジェニックです♡
肝心の温泉はクレンジング作用の強い美肌の湯で、秩父古生層から湧き出る良質な湯が堪能できます。
岩風呂の中で事前を感じる「昭の湯」とペンキ絵に描かれた赤富士と昭和レトロな町並みを楽しめる「和の湯」の2種類があり、男女週替りで楽しめるのも嬉しいポイント。カラオケ大会が開催されるなど、地元の人からも愛されている憩いの場となっています。
17:00[グランピングサイト]
所要時間:気が済むまで
BBQディナーコースを遊び倒す‼
温泉でさっぱりしたあとは、説明書を見ながらディナー作りスタート!火をおこすところから始めます。火のおこし方と火力の調整の仕方は、近くのスタッフに聞くこともできます。
夫に火起こしをお願いしている間に、妻は人生初の“プランクBBQ”にチャレンジ。プランクBBQは日本ではまだ聞き慣れない言葉ですが、アメリカでは定番の調理法。食材を水にひたしておいた板の上に置き、それをグリルにのせて蒸し焼きにします。そうすると、水蒸気と煙に含まれる杉の薫香が食材にうつり、燻製のように香ばしく仕上がるとのこと。
プランクグリルの完成を待つ間、チーズフォンデュやサラダなど他の料理を準備します。
「二人で説明書を見ながら作り方を確認したり、材料を準備したりするので、いつもより一体感がうまれる気がする‼会話も自然に増えますね(妻)」
夜空を見ながら、ディナーをいただきます。
料理が完成したころには、いつの間にかあたりは真っ暗に。聞こえるのは川の流れる音、虫の声、薪の燃える音。おいしいお酒と二人で作ったお料理を味わいながら、おしゃべりを楽しみます。
「プランクグリルができるキャンプ場は他にはないと思います。直接食材に火が当たらないので焦がす心配もなく、アウトドア初心者でも簡単に調理できますね(夫)」
他にもコモリバにはキャンプ好きが喜ぶ仕掛けがあります。たとえばこの燃え上がる丸太を使った焚き木は「スウェーデントーチ」と言って、昔から北欧の国々で木こりたちが山中で暖を取るときに愛されてきたモノとのこと。日本では「丸太ストーブ」とも呼ばれるそうです。燃え上がる炎を見ているだけで、心がゆっくり落ち着いてきます。
他にも“おいしい”がたくさん!
19:00[グランピングサイト]
所要時間:30分
おなかも落ち着いたところで、焚火でのんびり。
たくさん食べたあとは、焚火をしながらゆっくり語り合います。せっかくなので、二人に今日一日の感想を聞いてみました。
「大満足です‼ 初心者も気楽に楽しめるキャンプ場ですが、一番おすすめしたいのは子連れファミリーかも。ここならすべて揃っているので、子供と思いっきり自然で遊べる。お洒落だし、お母さんにも優しいですね(妻)」
「“冬キャンプ”って正直寒いじゃないですか? でもコモリバなら、冬キャンプを楽しめる仕掛けがたくさん! スウェーデントーチも600円で体験できるし、寒さが心配ならキャビンに泊まればいいし。焚火って冬だからこそ、暖かさの感動があって楽しいんですよね。そんな冬キャンプの楽しさを皆さんにもここで味わってほしい(夫)」
「キャンプの本当のシメはマシュマロだ!」と夫婦が教えてくれた通り、一日の最後に思い出を語り合いながら焚火でマシュマロを焼く時間は、とっても素敵。
20:00[サーカステント]
所要時間:寝るまで
最後は「ボードゲーム」で遊び倒す‼
ここで終わり…と思いきや、野あそび夫婦の夜はまだまだ終わりません! マシュマロを食べ終わったら、最後はサーカステント内で遊び倒します!
昼間にカフェで借りておいたボードゲームを使って、眠くなるまで遊びます。
アウトドアはもちろん、とことん“あそぶ”楽しさを思い出させてくれる大人のひみつきち「コモリバ」。野あそび夫婦のように、みなさんも「コモリバ」に癒しとワクワクを見つけにいってみてはいかがでしょうか?
おまけ:キャビンってどんなとこ?特別に見学してみた♡
今回野あそび夫婦が宿泊したのは川沿いにある「グランピングサイト」ですが、キャンプ初心者におすすめの宿泊施設もあるそうなんです! せっかくなので特別に「グランピングキャビン」を見学させてもらいました。
“キャンプ初心者の方にも、アウトドアや里山の自然を楽しんでほしい”と造られたのが「グランピングキャビン」。ベッドを2台設えた大人2名用のキャビンでは、ゆったりとした時間を過ごせます。広々としたテラスも併設されていて、料理道具も用意。BBQコース料理を簡単に楽しめます。
「こんなにお洒落なコテージ見たことない!テント&寝袋泊に抵抗がある女性でもこれなら安心して泊まれますね!(妻)」。
自分の家よりも充実しているかも? と思うほど、お洒落なインテリアが揃います。準備や用意は必要ありません。ここなら、純粋に自然を楽しむことだけに集中できます。
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