日本国内だけでなく、世界中の観光客からも注目を集める古都・京都。清水寺や金閣寺などの超有名観光地から隠れ家的なお店まで、魅力的なスポットが尽きることはありません。今回は京都2回めからの人におすすめしたい、穴場&通な京都の楽しみ方をお伝えします!
「京都」のイメージは?
京都旅行、というとどのような場所をイメージするでしょうか?一般的に「京都」というと、平安京があった京都市内と隣接する宇治などのエリアをイメージする方が多いかと思います。例えば王道、まずは誰もが訪れる金閣寺。パワースポットとしても人気の伏見稲荷。そのほか嵐山や山奥の静けさを感じられる貴船・蔵馬などにもたくさんの人が訪れます。
色々行きたいところがあって迷ってしまうという方、京都通になったからもっと違う京都の顔を知りたいという方。実は京都には、まだまだ魅力的な場所がたくさん眠っています!
「海の京都」に足を伸ばしてみよう
市内観光はひと通り楽しんだ、という人におすすめなのが、「海の京都」への訪問。京都府の日本海側に面するエリアです。この地には古来より自然の神を奉る「和の心」を持つ独自の文化に、海から伝わった先進文化が融合し、強大な古代文明が築かれました。数々の神話や国生み伝説の舞台となった「和の源流」ともいえるエリアです。
平城京や平安京では貴族の憧れの地として歌に詠まれた「海の京都」。江戸時代には北前船の寄港地として栄え、以降も貿易の拠点や大陸を結ぶ重要拠点となってきました。天地山海の景観や人々の暮らしの中に、「和の源流」が今もなお脈々と息づいている「海の京都」。この記事では、まだまだ知られていない「海の京都」の魅力をエリアごとに分けてご紹介します。