天橋立・与謝野エリア
日本三景・天橋立を擁するこのエリア。悠久の時がつくりだした景観を中心に、魅力的なスポットがあつまっています。
日本三景・天橋立はマストスポット
天橋立は全長3.6km。潮の満ち引きなどにより長い年月をかけてつくられたこの景観は、古くから人々を魅了してきました。その形から龍にも例えられることもあります。徒歩やサイクリングなどで中を歩くこともでき、散策路としても人気です。
天橋立の素晴らしい姿を楽しむ方法はさまざま。北側の「傘松公園」からの景観は、昇り龍のようにみえることから「昇龍観」と呼ばれます。対して南側の「天橋立ビューランド」から見えるのは「飛龍観」。ダイナミックなカーブが印象的です。
天橋立観光船に乗船すれば、海から天橋立に近寄れます。南北に長く伸びた天橋立のスケールを実感できるクルーズです。
パワースポットをめぐろう
天橋立の名前は、日本最古の歴史書である古事記にも登場します。龍の姿にも見立てられる天橋立は、古代の人にとってもパワーの源。周辺には由緒ある神社が多数存在しています。
伊勢神宮に祀られる以前から天照大御神を祀っていたと伝わる「元伊勢 籠神社」。本殿は伊勢神宮と同じ唯一神明造の建物。静謐な空気に包まれたパワースポットです。
ここと合わせてお参りしたいのが、元伊勢 籠神社の参道とされる天橋立の松林の中にある「天橋立神社」と、奥宮にあたる「眞名井神社」。いずれも美しい自然に囲まれた、神の気配を感じられるスポットです。
足を伸ばしてレトロモダンに触れる
天橋立から車で10分ほどで到着するのが、与謝野エリア。この町はなんと与謝蕪村、与謝野鉄幹・晶子など歌人との縁が深かったことが町名の由来になっています。丹後ちりめんで栄えた町には、今でも大正・昭和初期のレトロモダンな雰囲気を残す建物が多数あります。1920年代から活躍したSLの貴重な車両なども数多く保存されています。