牛久大仏周辺の見どころ&フォトスポットを紹介
牛久大仏は参道と胎内参拝以外にも数多くの見どころがあります。参拝とあわせて巡りたい観光名所やフォトスポットを紹介します。
・記念撮影に最適なフォトスポット巡ろう
拝観受付の門から中に入ると、牛久大仏との記念撮影スポットと頭部の模型があります。模型は本物の1/10サイズ、ボリュームにすると1,000倍。1,000倍のボリュームといわれても、ちょっとピンとこないですよね。
横には実物大の螺髪(らほつ)の模型もあります。螺髪とは、大仏の頭部にあるぶつぶつで、丸まった髪の毛の総称。とにかく想像を超える大きさだということが伝わってきます。
・面白い写真が撮れるスポット
螺髪のすぐ横にあるのが顔はめパネル。この顔はめパネルは大人気で、子どもから大人まで誰もが喜びながら写真を撮っていました。気難しい顔をした年配の男性が、奥さんに写真を撮ってもらっている様子は、見ていて微笑ましかったです。
手のひらに乗せるなど、アイデア次第でトリックアートのような写真も撮影できます。体を手のひらの下に入るような構図にして、大仏像に頭を撫でてもらっている写真を撮っている人もいました。
テレビやネットで話題となった牛久大仏が衝撃波を放っているような写真は、あみプレミアムアウトレットの駐車場がベストポジションだとか。3月ごろに夕日がちょうど手のひらの間に入る時間帯を狙うと、手から衝撃波を出す写真が撮れるそうですよ。
・芝桜の時期に一番の見ごろを迎える「群生海(ぐんじょうかい)」
牛久大仏に向かって左手にある池。「群生」とはすべての生きとし生けるもののことで、池は現世を表しているそうです。池の周りには四季折々の花が咲いていますが、とくに春は芝桜の濃いピンク色が池に映り込んで、とてもきれいな写真が撮れると評判です。
・季節の花々を観賞できる「定聚苑(じょうじゅのその)」
牛久大仏に向かって参道右側にある花畑。春にはポピーやかすみ草など約10種類、秋庭コスモスが咲きます。花畑内では花摘みを楽しめるのも魅力。カラフルな花々と大仏像を一緒に撮影できる人気スポットのひとつです。
・自然豊かな庭園が広がる「本願尊厳の庭」
定聚苑の奥には、大きな池や滝のある庭が広がっています。東本願寺に鎌倉時代から伝わる伝統的な浄土式庭園で、仏教の世界観を表現しています。
庭園内では鯉のエサやり体験ができます。鯉がいっせいに押し寄せてくる様子にはみんな大喜び!迫力満点です!
・子どもに人気の動物ショーを楽しめる「ふれあいガーデンテラス」
小さな子ども連れでも楽しめるのが、牛久大仏の背中側にある「ふれあいガーデンテラス」。子どもが遊べる遊具の横には、大人が座って様子を見守れるテーブルもあります。
「お猿のステージ」は平日に3回、日曜・祝日は4回開催されます。かわいいお猿さんが飛んだり、走ったり、ボケたりする姿に、子どもたちは大爆笑の連続!もちろん大人もステージにくぎ付けになるはず。無料で鑑賞できるので、時間が合ったらぜひ見ておきましょう(金曜を除く毎日開催。12・2月は日・祝のみ開催)。
日曜・祝日には「ふれあい動物園」も開園されます(12・2月はお休み)。小さな動物たちへのタッチやエサやりを通じてぬくもりを感じられる、ハートフルなイベント。休日のお出かけはお猿のステージと合わせて、ぜひ足を運んでみてくださいね。
牛久大仏の季節イベントも要チェック!
牛久大仏では、年間を通してさまざまなイベントが開催されているのも見どころです。
・お釈迦様の誕生祝い「花まつり・はつまいり」
お釈迦様の誕生日である4月8日頃には、生誕をお祝いする「花まつり」が行われます。敷地内には花に囲まれた誕生仏が安置されるので、感謝の気持ちをこめて甘茶をかけてください。
「はつまいり」は、仏のご加護により子どもが無事に成長したことを感謝するお祭り。毎年お稚児さんの一般募集が行われます。子どもの晴れ姿は一生の思い出になりますよ。
・年に2回開催される壮大なライトアップ「修正会」「万燈会」
1月の初詣の時期には「修正会(しゅうしょうえ)」、8月のお盆には「万燈会(まんとうえ)」と、年に2回の大きなイベントが開催されます。
イベント期間中は牛久大仏のライトアップが行われます。ほかにも露店や大道芸人のパフォーマンスなど、多数のイベントが開催されます。詳しくは公式サイトで日時をチェックしてくださいね。
牛久大仏のお土産は仲見世で選ぼう!
牛久大仏の参拝を終えたら、下町情緒漂う仲見世の散策へ!気になるグルメやお土産探しに出かけましょう。
・老舗和菓子店あさ川の「牛久大仏招福まんじゅう」
あさ川は、創業1872(明治5)年の茨城県でも老舗の和菓子店。熟練の職人がひとつずつ作っています。一番人気は「牛久大仏招福まんじゅう」。こし餡とつぶ餡の2種類があります。
1個から購入でき、サービスの麦茶と一緒に店内でイートインも可能。やさしい餡子の甘さは、歩き疲れた体に染み渡りますよ。牛久大仏の焼き印が入ったどら焼もお土産に喜ばれやすい一品です。
・職場のお土産にもおすすめ「牛久大仏ちょこふらーる」
大人数に配るなら、お花の形をしたクッキー「牛久大仏ちょこふらーる」(500円)がうってつけ!見た目がかわいくて、個別包装なので配るのも楽です。
・地元の名産品「伝統佃煮の詰め合わせ」
仲見世には茨城の名産品も豊富に揃っています。土蔵屋では霞ケ浦の伝統的な佃煮を販売。値段もお手頃なものが多いので、いろいろな味付けの佃煮を買って楽しむのもいいですね。
・大判焼やソフトクリームなど食べ歩きメニューも充実!
仲見世では軽食やお菓子、デザートといった食べ歩きメニューも楽しめます。
大判焼(150円)は食べ歩きの定番メニューで、たっぷりの餡が入ったどんな人でも食べやすいお菓子。ガッツリ食べたい方に人気の「バクダン焼き」(500円)は、海老やイカ、コーン、うずらの卵と具だくさんでボリュームたっぷりの一品!1個でお腹いっぱいになると評判です。
そして茨城といえば、メロンが有名です。子どもが大好きなソフトクリームは、メロン・バニラ・ミックスの3種類があります。こちらもぜひ味わってみてください(※ソフトクリームの味は、季節によって変わります)。
牛久大仏周辺のおすすめグルメは?
牛久大仏の参拝後にお腹が空いたら、お食事処「利根」でのランチがおすすめ。券売機でチケットを購入して、カウンターで受け取るセルフサービスのお食事処です。蕎麦やうどん以外にも、とんかつやから揚げなどのガッツリメニューもあります。
今回は「かけうどんと鶏五目ごはんセット」(800円)を注文。鶏肉の旨味がたっぷり染み込んだごはんとコシのあるうどんの組み合わせは絶妙で、疲れた体への最高のご褒美になります。七味は自分でかけるスタイルなので、味の調節もお好み通りにできますよ。
牛久大仏のアクセス方法
牛久大仏へのアクセス方法は、電車とバスを乗り継いで行く方法と、車で行く方法の2通りがあります。それぞれのルートについて解説します。
・電車・バスを利用する場合
牛久大仏の最寄り駅は、JR常磐線「牛久」駅です。駅に着いたら東口の2番バス乗り場に向かい、「牛久大仏・牛久浄苑」行き、または「あみプレミアムアウトレット」行きに乗車。「牛久大仏」バス停で下車すると目の前が牛久大仏になります。
2番バス乗り場には牛久大仏のパネルがあるので、こちらを目印にしましょう。「牛久大仏・牛久浄苑」行きのバスは1日3往復。「あみプレミアムアウトレット」行きは、9:00から16:00の間で1時間に1本ありますが、土日祝のみの運行です。
牛久駅から牛久大仏までの乗車時間は約30分。料金は大人700円、子ども350円です。
バスを待っている時間がない方は、タクシーを利用するのもおすすめ。牛久駅から牛久大仏までは片道3,500円前後。4人グループであればバスとさほど変わらない料金でアクセスできます。運転手さんの詳しいガイドが聞けるかもしれませんよ。
・車を利用する場合
車でアクセスする場合は、圏央道「阿見東IC」から約2km程度、約3分で到着します。駐車場は820台停められる無料駐車場があります。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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