恐竜大繁栄の謎に迫る!「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」7月から幕張で開催

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千葉県千葉市にある幕張メッセで「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」が開催されます。会期は、2017年7月15日(土)~9月3日(日)まで。会場には、巨大竜脚類ルヤンゴサウルス、ティラノサウルスなど、30点を超える日本初公開の恐竜たちが集合します。ファミリーでのお出かけにもぴったりですよ。

この夏、「ギガ恐竜展2017」幕張メッセで開催!

ルヤンゴサウルス 環境復元画

幕張メッセ国際展示場11ホールで、2017年7月15日(土)~9月3日(日)までの51日間にわたって、「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」が開催されます。

およそ2億3000万年前~6600万年前までの中生代と呼ばれる時代、地球は「恐竜が大繁栄する惑星」でした。しかしながら三畳紀後半に誕生した当初は、まだ他の大型生物に追われる存在だった恐竜が、なぜ約1億6000万年もの長きにわたり、この地球上で絶対王者として君臨することができたのでしょうか。その生物の進化史における重要な謎に、様々な角度から迫ります。

本展の見どころをご紹介

会場には、30点を超える日本初公開の恐竜たちが登場。中でも、日本恐竜展史上最大となる恐竜「ルヤンゴサウルス」と「ティラノサウルス(愛称:ワイレックス)」の全身骨格は必見です。その大きさに圧倒されること間違いありません。さらに、世界各地から発掘された多数の貴重な実物化石、全身骨格標本、ロボットを通して、「恐竜の大繁栄」を構成した様々な要因を探り、その謎を解き明かします。

主な展示とテーマの一部をピックアップ!

変わる地球

恐竜が生きていた中生代、地球の姿は現在とは大きく異なるものでした。大陸は分裂と移動を繰り返し、大気の組成や気温なども大きく変化した時代だったことが知られています。こうした大陸移動とそれに伴う環境の変化に大きく左右されながらも、恐竜は世界の各地で大きな繁栄を遂げていくのです。例えば、北アメリカで目覚しい進化を遂げたティラノサウルス類は、地球環境の変化にともない、陸続きとなったアジアと北アメリカの大陸間で「大移動」しながら進化を果たしたと考えられています。

さまざまな形、大きさ

1メートルにも満たない鳥ほどの大きさの恐竜から、38メートルを超える地球史上最大の陸上動物とされる竜脚類まで、恐竜の大きさは非常に多彩でした。また、よろいや角で着飾った恐竜、長い首や羽毛を持つ恐竜など、その形についても様々だったことが明らかになっています。そんな多種多様な「姿」が、大繁栄にどのように関係したか、日本初登場の全身骨格や貴重な実物化石を通して紐解いていきます。

ルヤンゴサウルス

ルヤンゴサウルス 環境復元画

ルヤンゴサウルスは中国・河南省で発見された全長が38メートル、高さは14メートル、重さ130トンにも及ぶ世界最大級の竜脚類です。本展では、組みあがった全身骨格を日本初公開します。また、胴椎や大腿骨などの貴重な実物化石も紹介します。

コンカベナートル

コンカベナートルは、スペインで発見された肉食恐竜。胴椎と尾椎にあるこぶ状の極端に長い神経棘が特徴です。さらに尺骨に残る小さな隆起は羽毛の跡と考えられています。

アンキロサウルス類

中国で発見された植物食恐竜・アンキロサウルスの全身骨格が日本初上陸。背中が鎧のような装甲で覆われ、尻尾の先にはハンマーのような大きな骨の塊を持っていたということが知られています。

ペレカニミムス

ペレカニミムスは、ヨーロッパで初めて発見されたオルニトミモサウルス類です。非常に小さな歯や、頭部のトサカ、ペリカンのようなのど袋などの軟組織が奇跡的に発見されました。さらに、近年の発見により、ペレカニミムスは羽毛を持つことも明らかになりました。

ライフスタイル

二足歩行の獲得や、肉食・植物食などの食性、早い成長スピード、卵を数多く産む出産方式など、恐竜は実に多様なライフスタイルを持つ動物であることがわかってきました。そんな恐竜の大繁栄に欠かせない要素のひとつ・ライフスタイルについて様々な資料から検証していきます。

ティラノサウルス(愛称:ワイレックス)

ティラノサウルス(愛称:ワイレックス) 環境復元画

「ワイレックス」という愛称のティラノサウルスの全身骨格が日本初上陸。「ワイレックス」は保存状態がたいへん素晴らしく、今まで発見されたティラノサウルスの中で唯一、皮膚印象化石を持つ貴重な標本として知られています。尻尾はほとんど残っておらず、その傷跡から別のティラノサウルスに食いちぎられたと考えられています。

フクイベナートル

フクイベナートルは、2016年に発表されたばかりの、国内7例目の新種恐竜。CTスキャナを使った脳の復元により、音を聞き分ける能力が非常に高かったと考えられています。本展では、学名がついた7種のうち、福井県勝山市で発見された5種の恐竜を紹介します。

オヴィラプトロサウルス類の卵

中国で発見されたオヴィラプトロサウルス類の卵も登場。恐竜の「繁殖」、「子育て」について知る上で、貴重な化石となっています。

数量限定!オリジナルマスコット付き前売券も販売

前売券は、2017年5月3日(水・祝)に販売がスタート。公式ホームページ、チケットぴあ、ローソン、e+(イープラス)、セブンチケット、CN プレイガイドなどで購入できます。また、ルヤゴンサウルスをモチーフにしたオリジナルマスコット付きの前売券(1,800円)も登場します。なお、こちらは、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)のみでの販売となっています。

イベント詳細
名称:ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-
会場:幕張メッセ国際展示場11ホール
住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2−1
会期:2017年7月15日(土)~9月3日(日)※会期中は休館日なし(51日間)
開催時間:9:30-17:00(入場は閉場30分前まで)
入場料:大人(高校生以上)2,200(1,800)円、子ども(4歳~中学生)1,000(800)円
※( )内は前売料金。
※3歳以下は無料。障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
公式サイト:http://giga2017.com/

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