荻窪駅から徒歩約1分の日帰り温泉「なごみの湯」は岩盤浴やサウナが充実した穴場の湯!

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新宿からJR中央線快速で約10分、荻窪駅西口から徒歩すぐの場所にある「なごみの湯」は、アクセスがとても便利な都心の温浴施設です。天然温泉を使った露天風呂、本格的なサウナ、多彩な岩盤浴が揃っていて、食事処や休憩室もあります。営業時間が朝の10:30から翌日9:15までと長いのも特徴で、館内で一晩過ごすことも可能という、まさに都会のオアシス!今回は実際になごみの湯へと足を運び、館内の施設をじっくりと体験してきました。

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なごみの湯(荻窪)とは?

東京・荻窪にあるなごみの湯は、1階に受付、2階に女湯、3階に食事処(及び岩盤浴の一部)、4階に男湯、5階にヒーリング岩盤浴、そして地下1階にレストルームとワーキングスペースという作りになっています。

男湯及び女湯には超高濃度炭酸泉、ジェットバス、pH10.1のアルカリ性天然温泉を引いた露天風呂があり、ドライサウナ、スチームサウナ(男湯限定)、ミストサウナなども充実。ヒーリング岩盤浴エリアには「胎内浴 紅宮」「ロウリュウ専用ドーム 黒龍」といった個性的な岩盤浴があり、こちらも人気を博しています。

3階にある食事処「しおん」では、軽いおつまみやスイーツから、がっつりとした定食、サウナ飯など多彩なメニューが揃っています。湯上がりは地下1階のレストルームで仮眠したり、寝転んで漫画を読んだりとリラックスして過ごせるのもうれしいところ。

まずは下駄箱で靴を脱ぎ、受付を済ませましょう。入館料にバスタオルセットと館内着のレンタルが含まれているので、手ぶらで来ても大丈夫。ヒーリング岩盤浴のみ別料金になります。

男性の館内着は1種類ですが、女性は3種類から選べます。もともとは女性用館内着もピンク色の前開き(カシュクール)タイプ1種類だったのですが、2022年4月に紺色の被り(プルオーバー)タイプでニットワッフル地のものと、緑色の襟付き被りタイプでサラっとした生地の2タイプが追加になりました。

いずれも形はシンプルで年齢を選ばず、胸元は生地を重ねてシルエットが出にくいように工夫されています。入口に見本が展示されているので、手触りや伸縮性などを確認してから選んでもいいですね。

高アルカリ美肌の湯が自慢!なごみの湯のお風呂を一挙紹介

なごみの湯で人気のあるお風呂は、内湯の超高濃度炭酸泉と露天風呂の天然温泉。露天風呂以外のお風呂には、井水(地下水)が使われています。

脱衣所のロッカーは、スーツやワンピースがしわになりにくい縦長タイプ。浴室のアメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープを完備。女湯脱衣所には通常のドライヤーのほかにコテも用意されています。化粧水や乳液の備え付けもあり、湯上がりのお肌も安心です。
 

・つるつる温泉を使った「天然温泉露天風呂」でお肌をしっとり保湿

なごみの湯の露天風呂のこだわりは、西多摩郡日の出町から運んでくる「つるつる温泉」。こちらはなんとpH10.1という国内でも上位にランク付けされる高アルカリ泉なのです。

入浴してみると、実際に肌がつるつるになっていくことを実感できます。アルカリ性の温泉には肌の角質を落とすクレンジング作用があるので、湯上がりに保湿液でいたわってあげればなお良し。しっとりすべすべの美肌になれちゃいます。

なぜこのつるつる温泉を導入したのでしょうか。実は都内中心部では主に黒い炭酸水素塩泉、あるいは黄色や茶色っぽい塩化物泉が湧出することが多いなか、なごみの湯ではこれらの色付きのお湯とは一線を画す、特色のあるお湯を使いたいと考えたからなのです。

近隣を調査して回り、白羽の矢を立てたのが奥多摩で湧くつるつる温泉。2019年にこのお湯の導入を決め、現在では荻窪でつるつる美肌の高アルカリ温泉に入れると好評になっています。

ちなみに源泉を運んでくる際に、現地の採れたての野菜も一緒に積んできて、フロントで日の出町直送の新鮮野菜として販売しています。こちらも隠れた人気商品なんですよ。
 

・大人気!高濃度炭酸泉を超える「超高濃度炭酸泉」

一般的な銭湯・スーパー銭湯の高濃度炭酸泉は、約1,000ppm程度の濃度です。しかし、なごみの湯の炭酸泉は、さらに高濃度の1,300ppm。そのため頭に「超」を付けて「超高濃度炭酸泉」と名乗っています。

これがどのくらい凄いかというと、お湯の表面でパチパチと炭酸の泡が弾けているのがはっきりとわかるくらい。そして実際に入浴すれば、あっという間に全身泡だらけ!払っても払っても新しい泡が次々と体にまとわりついてきます。

温度も体温程度のぬるめに調節されており、のぼせることなくじっくりと入浴できます。高濃度炭酸泉は炭酸ガスが皮膚から吸収され、血管を拡張することから無理なく血の巡りをアップさせてくれます。血行が良くなることから、ぬるめの温度でもじっくり体を温められるのです。
 

・女湯のシルキーバスとヒーリングアクアバス

なごみの湯では浴室の男女入れ替えは行わず、男湯と女湯は変わりません。露天風呂や超高濃度炭酸泉の大きさなどは同じですが、一部の浴槽は男湯または女湯限定となります。

女湯の場合は「シルキーバス」と「ヒーリングアクアバス」が限定です。シルキーバスは、微細な泡がまるで乳白色の濁り湯のように見えるお湯で、肌あたりも柔らかく、泡の働きが肌の汚れを落としてくれます。きれいなお湯の色にも癒されますよ。

ヒーリングアクアバスは、いわゆるジェットバスの一種で、立って入るタイプと座って入るタイプの2種類があります。ノズルから噴出されるジェット噴流が体を優しくマッサージしてくれますよ。
 

・男湯のバイブラバスとジェットバス

男湯限定の浴槽には「バイブラバス」があります。浴槽の底からブクブクと気泡が上がってくるお風呂で、泡によるマッサージ効果が期待できます。

また、ジェットバスは女湯のヒーリングアクアバスとノズルの位置や数が異なっていますが、やはりジェット噴流が体をマッサージしてくれるタイプのお風呂です。

なお、女湯のシルキーバスと男湯のバイブラバスは、月に何度かイベント風呂として使用されています。その時々で異なる香りの入浴剤などが楽しめるそうですよ。
 

・「炭酸シャワー」などのユニークな設備も見逃せない!

洗い場のシャワーのほかに、サウナの向かいには立って浴びるタイプのシャワーが設置されています。男湯は「ミストシャワー」と「オーバーヘッドシャワー」。女湯は「ミストシャワー」と「炭酸シャワー」。

このうち「炭酸シャワー」だけは1回3分、2回まで無料という制限があります(3回目からは100円がかかります)。鍵のバーコードをスキャナーにかざすことで利用可能になるので、珍しいシュワシュワのシャワーをぜひ試してみてください。

・脱衣所の隣にあるラウンジでひと休み

地下1階にはリクライニングチェアのあるレストルームもあるのですが、男女の脱衣所のすぐ近くにも休憩できる小さなラウンジがあります。湯上がりにすぐ休めるのはちょっとうれしいですよね。

男女それぞれの浴室の暖簾の内側にあるので、異性の目を気にせずにリラックスできるのもポイントです。

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