シュガークラフトとは、その名の通り砂糖でできた手工芸品のことです。粉砂糖をメインに使って作った粘土状のペーストで様々な形を作ります。食用色素を使うのでカラフルに色を自在に表現することもできます。食用の材料のみで作ったものですから、食べようと思えば食べることはできますが、飾りとしての作品の見た目の美しさのが重要視されます。
シュガークラフトの活躍の場は?
シュガークラフトは誕生日やクリスマスのケーキなど、祝い事やイベント等のケーキの飾りとして幅広く活用されていますが、やはりシュガークラフトの一番の活躍の場はウエディングケーキのデコレーションです。花や人形や動物などどんなものでも自在に表現できます。繊細に細部まで形作れるので、その美しさは芸術品のように美しく見事であり、壊してしまうのがもったいないほどです。
シュガークラフトの歴史
シュガークラフトとは、もともとイギリス発祥のものです。その歴史は古く、12世紀に始まったと言われています。19世紀のヴィクトリア女王の時代になると、ケーキをシュガークラフトでデコレーションする技術が生まれました。イギリスでは今でも、シュガークラフトケーキをお祝い事や記念日などの時にギフトとして贈ることが多く、とても身近なものです。
シュガークラフトいろいろ
シュガークラフトとは食用の材料でできていますが、凝ったものは製作に膨大な手間と時間がかかるため、長期保存できる作品として作るギフト用のシュガークラフトというのもあります。手軽なものでは、クッキーやカップケーキなどに手軽に飾り付けをするという用途でも使えます。シュガークラフトの教室もあり、趣味で楽しむこともできるし、技術を極めてプロを目指すことも可能です。
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