日本にいながら
プチ海外旅行気分!?
実は私、無類の海外旅行好きでして、暇さえあれば海外旅行を計画してしまいます。でも実際は、年に何度も行けるほど余裕があるわけでもないので「身近な海外」をいつも探しているのですが、本日はそんな中で見つけた「日本の中のプチ海外」をひとつ、ご紹介します。(文:北川さおり/アソビュー)
プチ海外の見つけ方
気がつけば、週に1度ぐらいのルーティンになりつつある、「日本の中のプチ海外」探し。私の定番ツールは、やっぱりアソビューです。とはいえ「外国人講師」なんていう私しか使わないような検索条件はさすがに搭載されていないので、「すべてのあそび」を上から順に眺めていきます。
外国人っぽいイケてる写真にアンテナを張りながら、コーヒーを飲みつつ10分くらい探した結果、見つけたのがコチラの「 イタリア人ハーフ講師による、本格シルバーリングづくり」。もうタイトルから、海外の雰囲気がにじみ出ていてワクワクします。アソビューのスタッフ(しかも編集部)という立場を存分に活用し、電話インタビューをさせていただきました。
北川:「はじめまして! アソビューの北川と申しますが、お話をおうかがいさせて下さい!! 」
エリーザ先生:「もちろん大丈夫ですよ! わたしはエリーザ・カヨコと申します。ここではイタリアのローマをイメージしたシルバーアクセサリーづくりを教えています」
北川:「エリーザさん、とっても日本語お上手ですね!」
エリーザ先生:「ありがとうございます(笑)。イタリアで産まれましたが、大学も日本の芸術大学を卒業して、夫も日本人の彫刻家です」
さぞかし陽気でバリバリのイタリアン女性が…と思いきや、実際に話してみると日本語がお上手! でびっくり。なんだ、通じなかったらどうしよう…なんて思っていたのですがそんな心配は一切無用でした。
イタリアの文化を取り入れたこだわりのデザイン。
シルバーアクセサリーのデザインは、すべてエリーザさんオリジナル。彼女のルーツであるイタリア・ローマをイメージしたデザインとのこと。アクセサリーは専用の道具で銀線を叩いて、伸ばして、曲げて、ひとつずつ丁寧に作っていくそうです。普段はシルバーアクセサリー作家として活動しているプロの作家さんに教えてもらえるなんて、素敵ですよね。
体験場所はアトリエが併設されているので、自由に見学することができます。「きれいなのでぜひ見て欲しい」と彼女が自画自賛していたのは、ステンドグラスのある工房。まるでヨーロッパにいるような雰囲気!
アクセサリーづくりだけでなく、この体験には軽食(ランチ・おやつ)を付けているとのこと。「長い時間をかけて来ていただいてるし、休憩も必要ですよね」と彼女のおもてなしの心を感じます。しかも軽食なのに、とってもお洒落! イタリア料理が食べたくなります。
このように、遊びながら海外の雰囲気を楽しく感じられるって良いですよね。こうやってどんどん海外の魅力にハマっていくのだと思います。
ちなみに3月14日はホワイトデーですが(私には関係ないけど)、国際結婚の日でもあります。エリーザ先生(ご両親がイタリア人と日本人の国際結婚)いわく「どんなに一緒にいても、言葉の壁やニュアンスの違いは無くならない。でも、ふたりで分かり合おうとすることが大切ですね」とこっそり教えてくれました。なんか、ロマンがありますね(憧れ)。
これを機に今年はイタリアに行こう! と心に決めました。って前はスペイン料理のマリオさんと出会って、「スペインに行こう」と決めたハズ……。行かなければならないところがたくさんあって、我ながら大変です。
エリーザ先生に教わるアクセサリー体験はコチラ
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