間近でフクロウと触れ合えるという非日常感と、もふもふしたフクロウに癒やされると今、一部の間で話題となっているフクロウカフェ。そんなフクロウカフェが新宿に初上陸したとの情報をキャッチしました。その名も「フクロウカフェ もふもふ」。早速、無類のもふもふ好きのスタッフが取材に行ってきました!
新宿駅東南口から徒歩2分、アクセスも便利
フクロウカフェは新宿駅東南口から徒歩2分の場所にあります。JR新宿駅東南口の階段を下りて、そのまま陸橋沿いに歩いていきます。
キョロキョロしながら歩いていると、IDC大塚家具の手前に「ふくろう」ののぼりを発見。ちょっと怪しい雑居ビルで不安だったのですが、早くもふもふしたい!という気持ちを抑えきれず、早速突入してみます!
かわいいフクロウがお出迎え!
入り口のドアを開けると、早速かわいいふくろうがこちらを向いてお出迎えしてくれました。取材当日は平日の16時でしたが、お客さんが2組ほど来ており、ふくろうとのまったりとした時間を楽しんでいました。さっそく入口で1,500円を支払い、手の消毒を済ませて、いざフクロウとのふれあいタイムです。
まず目に飛び込んできたのが、生後間もないメンフクロウのエルヴィンちゃん。かっ、かわいすぎます!くりっとした目でカメラ目線してくれる様子はなんとも愛らしく、ずっと見ていたくなってしまいます。まだ1羽しか見ていない時点でスタッフのテンションは上がりまくり、すでに大満足です。
その隣でこちらの様子を伺っていたのは、アカアシモリフクロウのアカアシちゃん。まんまるお目々とちょっとぷくっとしたシルエットが個人的にツボでした。お店の方が「今月の投票で一番人気なんですよ。」と教えてくれた通り、パッチリした目でキョロキョロする様子にもうメロメロです。
そして、ちょこんと仲良く並んでいたのはコキンメフクロウのマリオくん(右)と、ルイージくん(左)。なんと、ルイージくんは2016年3月に公開されるDA PUMPのISSA主演映画「梟(フクロウ)」に出演するそうです。確かにキリッとした表情は、いかにも俳優といった感じ。独特のオーラを感じられます。
こちらはサバクコノハズクのこのはちゃん。見るからに柔らかそうな毛並みで、近くてみると樹皮みたいな立体感があります。スタッフ個人的には、この子が一番のお気に入りになりました!
左のニラミをきかせているのが、アメリカワシミミズクのライナーちゃんで、右がベンガルワシミミズクのぼくとちゃん。フクロウといえばこれ!という形で、親しみを感じます。
フクロウと間近で触れ合える
このお店の魅力は、驚くほど近い距離で触れ合うことができるということ。頭をなでたり、肩に乗せて写真を撮ったり、スタッフの方がフクロウと仲良くなる方法を教えてくれます。
毛並みに沿って優しく頭をなでてあげます。店名の通り、感触はもふもふです。
茨城かふらっと遊びに来て、たまたまお店を見つけたというお客様。海賊の船長みたいで迫力がありますね。
リクエストをすればこんなこともできます。名古屋から来ていたお客様は、ライナーちゃんと一緒にスマホで自撮りをしていました。
動物とお客様を大切にしている店長の石田さんが、フクロウの生態や飼い方などをわかりやすく教えてくれます。「うちのフクロウは国内ブリーダーのものがほとんどだから、ワイルド(野生種を捕獲したもの)と比べておとなしいんだよ」と教えてくれました。
羽を広げた様子が見たいとリクエストすると「全長は意外に大きいよ」と言って快く応じてくれました。鋭い目つきでバサバサっと力強く羽ばたく様子は、さずが猛禽類という感じで迫力があります。
エサやり体験も!サービス充実でのんびり過ごせる
別料金でポラロイドも撮影してくれます。また、11時~12時と19時~20時の間は、「エサやり体験」ができるので、フクロウと仲良くなるチャンス!ただし、この時間帯は人気のため、すぐに予約で埋まってしまうそうです。
フリーwifiもあります。
フクロウグッズの販売も行っています。色々なグッズがぎっしりと並んでいました。常連さんが持ってきてくれた置物などもあるそうです。
コルクボードには、フクロウの名前が写真付きで飾られており、どのタマゴから産まれたかもわかります。実は、タマゴが残っているというがとても重要で、国内ブリーダーで繁殖したフクロウであるという証拠なんだそうです。「フクロウカフェ もふもふ」にいるフクロウは、ほとんどが国内ブリーダー産だそうです。
タマゴのサイズは、うずらのタマゴのより一回り大きいくらいです。スタッフのiPhoneとくらべてみました。
入店の時にもらえる投票シールで、お気に入りのフクロウを選ぶことができます。その月の人気第一位は、1日だけ無菌マウスという特別なエサを食べることができるとのことです。通った回数分だけ好きなフクロウに投票できますよ!
とっておきの写真を撮影しよう!
フクロウの表情だけでなく、毛並みや足など、近づけるからこそのスペシャルショットを撮影できるのも魅力の一つです。
背中からのショット。まるっとしていてかわいさが出ています。
少し寄ってみます。ナデナデしたくなるくらいカワイイ!
もっと寄ってみます。ここまでくると木の皮のように感じてきます。もしかして自然に溶け込めるようになっているのかな?
アカアシちゃんの脚。爪が鋭いことがよく分かります。
ライナーくんの足のアップ。足までモフモフしています。
どや!と声が聞こえてきそうな顔のアップ。
寝ている様子。フクロウは片足立ちで寝るようです。リラックスできるのかな?
体がかゆい時は、羽の間に空気を入れて身体を膨らますのだそうです。さらに丸さが増して愛らしい!
フクロウとじっくり触れ合えて、たくさん写真も撮れて大満足のひとときでした。忙しい時こそ、もふもふのフクロウたちに癒されに行ってみてはいかがでしょうか。
取材・熊野学 文・藤井みさ
- 1