2016年7月1日にオープンしたネスタリゾート神戸。兵庫県三木市の豊かな自然の中にある、「近未来リゾート」として注目を集めています。今回はリゾートの中心となるホテル「ホテル ザ・パヴォーネ」について、asoview!編集部が取材をもとに詳しく紹介します!
和のこころ×モダンな新しいホテル
メインエントランスからまっすぐに上がると見えてくるピンクの建物が、ホテル ザ・パヴォーネです。ネスタリゾート神戸の土地には、もともとグリーンピア三木という施設がありました。閉業したグリーンピア三木の施設を継承しつつ、大胆にリニューアルしたネスタリゾート神戸。ホテル ザ・パヴォーネも、グリーンピア三木ホテルの良さを活かしつつ、現代的なリゾートとして作り上げられました。
パヴォーネとはイタリア語で孔雀という意味。「日本人の心に寄り添う雅なホテルで、孔雀のごとく羽をのばす」という意味がこめられています。
エントランスを入ると、そこは広く吹き抜けになったメインロビーです。フロントは竹があしらわれたデザイン。ここでも「雅モダン」が表現されています。フロントの横にはクロークスペースがあり、荷物を預けることも可能です。
ロビーの椅子はどれもふかふか。
スペースをゆったりと取っているので、チェックイン時に混雑していたとしてものんびりと待てそうです。
150年前のアンティークシャンデリア!上を見上げてみよう
メインロビーで絶対に見ておきたい注目ポイントは、天井から吊り下がる豪華なシャンデリアです。
これはイタリアのFratelli Toso社というガラス工芸の会社のものだそうです。
本物である、という証明書もあるので、興味がある人はコンシェルジュデスクで確認してみましょう。
和のこころと現代的な感覚を融合させたホテル、早速施設の詳細を見ていきましょう。
気になる客室を全紹介
客室はロビー、レストランなどがある棟とは独立した別の棟にあります。
ロビーにある大きな階段を登り、2階へ。
上から見るシャンデリアも美しいです。
ここが客室への入口です。
長い廊下は宿泊者専用のロビーになっています。座り心地のいいソファがたくさん設置されています。
ロビー階の2階には、自動販売機コーナーとランドリーが設置されています。
洗濯機、乾燥機がそれぞれ3台あり、コイン式で利用できます。家族連れなどには嬉しい設備です。長期滞在する時にも役立ちそうです。
7階はデラックス・ラグジュアリーフロア
今回取材できたのは、7階の客室フロア。ここは従来2つの部屋だったものをつなげるなど、大胆な改装を行ったフロアです。
1フロアに5部屋しかない、プライベート感も感じられるつくりです。
部屋はすべてカードキー。入口の部分に挿すと電気がつく仕組みです。
ラグジュアリースイート
最もランクの高い部屋、ラグジュアリースイート。703号室が「ラグジュアリースイートツイン」、705号室が「ラグジュアリースイートダブル」となっています。
705号室に入ってみましょう。
1つ目の部屋はソファとダイニングテーブルがある、居間のような部屋。部屋でちょっとした軽食を食べたりもできます。
奥の部屋が寝室になっています。ダブルとは言いつつ、2つのベッドをつなげている大きさなので、3人なら余裕で寝られそうです。ちなみにツインの場合は、このベッドが離れている形になります。
バスルームからは外が見えます。スイートの部屋のバスルームからは外が見えるつくりになっています。
トイレはもちろんウォシュレット。ウォシュレットなのって地味にポイント高い…と編集部員は思っています。
そして驚いたのは、この広いウォークインクローゼット。長期滞在で荷物が多くても安心…というか、このウォークインクローゼットを埋めるほどの荷物を持ってくる人は現れない気がします…。
ジュニアスイート
唯一のジュニアスイート、701号室へ行ってみましょう。
こちらは入ってすぐに寝室。
そして驚いたのが、部屋内に段差があることです。
寝室部分から数段降りると、居間部分へ。大きい窓からは敷地内の緑が目に飛び込んできます。
もちろんこちらもビューバス。
洗面台も広く、明るいつくりです。
デラックスツイン/ダブル
704号室がデラックスツイン、702号室がデラックスダブルです。
702号室です。入口から段差を降りた先は広々とした客室です。
1~6階は気軽に過ごせるフロア
カジュアルツイン
シンプルなつくりのカジュアルツイン。落ち着いた木調でまとめられています。
スタンダードダブル
カップルなどにおすすめのスタンダードダブルの部屋。大きな窓から光がいっぱいに入ります。
和室
5名まで泊まれる和室も、モダンな雰囲気です。ファミリーなどにぴったりです。
気分や用途に合わせて選べる3つのレストラン
ホテル ザ・パヴォーネには、3つのレストランがあります。それぞれ個性のある店舗を詳しく紹介します。
イタリアンレストラン「TRATTORIA SOGNI di SOGNI」
ロビーの突き当りにあるイタリアンレストラン、「TRATTORIA SOGNI di SOGNI(トラットリア・ソーニ・ディ・ソーニ)」。
入口には大きなワインセラーがあり、ワクワク感を感じさせます。
2階まで吹き抜けとなっている、開放感たっぷりの空間です。
店内にはイタリアから直輸入した薪焼のピザ窯があり、シェフがピザを作っている様子を見られます。あっという間にピザができていく様子に釘付けになってしまうかも。
メニューはモーニングブッフェに始まり、セットとアラカルトを選べるランチ、同じくコースとアラカルトを選べるディナーがあります。ティータイムにデザートをいただきながらのんびり、という使い方も。1日のシーンに合わせて立ち寄れる、使い勝手の良いレストランです。
風が気持ち良い季節は、テラス席でのランチも贅沢ですね。
大阪うどん「明日喜」(うどん)
「TRATTORIA SOGNI di SOGNI(トラットリア・ソーニ・ディ・ソーニ)」の隣、中庭に面した入口をもつ「大阪うどん 明日喜」。大阪・心斎橋に店を構え、長く大阪人に愛されてきた味がここネスタリゾート神戸に進出です。
毎日自家製のうどんを打っているのもこの店の特徴。時間帯によっては職人がうどんを打っているところを実際に見られます。
唐揚げ定食。がっつりと食べたい人にぴったりです。
うどん屋には珍しい、焼きうどんもあります。
カレーうどんはみんなが大好きな味。細めのうどんにカレーが良く絡んで、いつの間にか汁まで全部食べ尽くしてしまいそうです。
和食「SAZANKA」
2階、ロビーや「TRATTORIA SOGNI di SOGNI(トラットリア・ソーニ・ディ・ソーニ)」を見下ろす位置にあるのが和食「SAZANKA」。落ち着いた雰囲気の店構えです。
広々とした店内は、白木を基調とした明るい雰囲気。着席型の席は94席あります。
店の奥には座敷があります。こちらは32席。ちょっとした宴会にも使えそうです。
メニューは御膳とアラカルトの両方が用意されています。
ランチにいただける「お造り御膳」。
夜の「さざんか会席膳」です。
お酒も豊富に揃っています。焼酎や日本酒のほか、兵庫の地ビール「山田錦ビール」などもあり、地元の恵みを存分に味わえます。
宿泊者専用「瑞穂の湯」は豊富な天然温泉
ホテル2階には、宿泊者専用の温泉「瑞穂の湯」があります。毎分340Lを湧出する「槇山神籬の湯(まきやまひもろぎのゆ)」は、弱アルカリ性ナトリウム・カルシウム-塩化物質のお湯。なめらかな肌触りで、疲労回復や美肌に効果があるそうです。
男湯・女湯は日によって入れ替わります。向かって左側の浴場から見てみましょう。
槇のお風呂
目の前の緑に癒やされる槇のお風呂。のんびりと疲れを癒せます。
樽風呂
かけ流しの温泉を独り占め!樽風呂は競争率が高そうです。
脱衣所には清涼飲料水と牛乳の自動販売機があります。お風呂あがりの牛乳はたまりませんよね。
続いて向かって右側の浴場に入ってみましょう。
こちらのほうが若干広い感じがします。
岩風呂
こちらの露天風呂は岩風呂。朝風呂も気持ちよさそうです。
陶器風呂
入っているのが楽しくなりそうな陶器風呂。個性的なお風呂は全部制覇したくなりますね。
本格的なロウリュサウナでデトックス
温泉といったらサウナ!という人も多いのでは?
本格的なロウリュサウナで、日々のたまっている疲れをデトックスしましょう!
アメニティも充実
脱衣所、浴場共にアメニティもしっかり揃っています。
男性向けにはアフターシェーブローションやヘアトニック。
女性の必須アイテム、クレンジング、ミルク、ローションもしっかり揃っています。
浴場内のアイテムはPOLA。いつもと違う化粧品でもしっかりケアできるのが嬉しいポイントです。
心落ち着く中庭
宿泊棟に向かう途中、2階にある中庭は、隠れた癒やしポイントです。
枯山水を意識した庭園に、心癒されるひとときを過ごせます。
休日をのんびり過ごすのに最適なホテル ザ・パヴォーネ。家族と、カップルで、次の休みにネスタリゾート神戸を訪れてみませんか?
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