こんにちは、asoview!編集部の藤井です。
asoview!のサイトに使われている何枚もの写真。
その中でもずっとずっと気になっていたのが、この写真です。
広大な砂丘、それを照らす美しい夕日。
その中で、ヨガ!
日本ではおそらく、ここだけ。
砂丘でヨガをするって、どんな体験なんだろう?
好奇心をおさえきれず、鳥取へと旅立ちました。
日常のすぐそばにある異世界
鳥取砂丘は、南北2.4km、東西16kmに広がる広大な砂丘。
鳥取空港に向かう飛行機からもよく見え、その大きさを実感できます。
鳥取空港や市街地からは、車で約15分。
街がすこし途切れた、と思ったら突然、目の前に砂丘があらわれました。
待ち合わせは砂丘を一望できる「ニュー砂丘荘」。
カラフルなヨガマットを借りたら、「砂丘YOGA®」主催のエリコさんの案内で砂丘へと出発です。
さくっ。足の裏の感触がきもちいい
ヨガをする場所は、砂丘のまんなかあたり。
砂丘の中を15分ほど裸足であるきます。
日が落ち始めた砂丘は、風がすこしひんやり。
でも、足の裏で感じる砂は、驚くほどあたたか。
砂が昼の太陽の熱を持っているのだそうです。
足元には、ちいさな命との出会い。
ちょっと見逃してしまいそうなことも、エリコさんが教えてくれながら歩きます。
なんだか歩いているだけでも、気持ちよくなってきたかも。
海の見える場所についたら、いよいよヨガスタートです。
体全体で地球を感じる
ヨガ初心者のわたし。
まずは呼吸をととのえて、体いっぱいで地球を感じます。
砂丘のなかは、音がほとんどきこえません。
あたたかい砂の上に寝そべって、目を閉じているだけで、
だんだんと自分が空気にとけあっていくような…
そんな気持ちになってきます。
呼吸をあわせて、エリコさんの声を聞きながら体を動かしていると、
いつもはできないポーズも、できるようになってきた気がします。
だんだんと海に沈む夕日。
太陽のパワーも、体いっぱいに受けて…
日が沈むその瞬間も、しっかりと目に焼き付けます。
あたりが夕闇に染まっていく時間。
いつの間にか、海には漁火。
この時間がずっと続いてほしい、そんなことさえ思ってしまいます。
心も体もリフレッシュできる、特別な時間。
このためだけに鳥取に行ってもいい。
それぐらいおすすめできる体験です。
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