ザ・ミュージアムMATSUSHIMA 松島観光で立ち寄るべき新スポット!〔PR〕

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ザ・ミュージアムMATSUSHIMAは、日本三景・松島を擁する宮城県松島町にあります。松島海岸駅から海沿いをのんびりと歩いて10分ほど、今までに見たことのない貴重なオルゴールや、珍しいおもちゃなどがぎっしり詰まったミュージアムです。実際にasoview!編集部員が取材してきましたので、魅力をたっぷりお伝えします!

大迫力のオルゴール、ダンスオルガンは一見の価値ありです!

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAとは?

松島観光でぜひ立ち寄りたい魅力的なスポットです

かつてこの地にあった「松島オルゴール博物館」。ベルギー王立博物館より歴史的・芸術的にも貴重な作品を譲り受け、世界のオルゴールを展示保存するために1992年に開館しました。人気を集めた博物館でしたが、2011年3月の東日本大震災による被害が大きく、残念ながら閉館。その後5年を経て、2016年10月にオルゴールの他に「北原トイコレクション」「瀬川モードコレクション」を加えて「ザ・ミュージアムMATSUSHIMA」としてリニューアルオープンしました。

まず入ると、受付でスタッフの方が出迎えてくれます。ここでチケットを購入して、中に進みましょう。

サックスとアコーディオンが埋め込まれています!

入口付近にもオルゴールが展示してあります。楽器が埋め込まれているものも…?どういう音が出るのか気になりますね。ちなみに、館内は「瀬川モードコレクション」をのぞいて全て撮影自由。気になったものがあればどんどん写真を撮ってもOKです。

大迫力!オルゴールに釘付け

広々としたホールには、大小さまざまなオルゴールがズラリと並びます

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAで見ておきたいものは、やはりなんといってもオルゴール!今までの「オルゴール」の概念が変わるようなものがズラリと並んでいます。

必見・必聴!演奏会でオルゴールの魅力に触れよう

スタッフの方が解説をしながら進めてくれるので、とてもわかりやすいです

大きなホール内に並んでいるオルゴールは、1時間に1回程度開催される「演奏会」で実際の音を聴くことができます。支配人の鈴木さんをはじめ、スタッフの方がオルゴールについての説明と演奏をしてくれます。

オルゴールの種類にはは大きく分けて「ディスク式」「シリンダー式」、そして「ビロー(ふいご)式」があります。

「コメット」という名前のオルゴール。和音が美しいです

こちらのオルゴールはディスク式。円盤に突起を並べ、弾いて音を出します。

どんな音が出るのでしょうか?ワクワクしながら待ちます

演奏会で演奏されるのは、電気によって空気を送り込んで、音を出すビロー式の大きなオルゴールが多いです。日本で「オルゴール」というと卓上の小さいものをイメージしますが、ヨーロッパなどでは「自動演奏楽器」のことを広くオルゴールと呼ぶのだそう。

愛嬌ある小さな人たちが演奏を手伝ってくれます

人形たちが演奏の手伝いをしてくれる、遊び心のある仕掛けのオルゴールもありました。

演奏会のあいだも撮影自由です

こちらのオルゴールは、「ダンスオルガン」と呼ばれているものです。19世紀の貴族の家などに設置され、パーティーなどの際に披露されていたとのこと。目の前に座っていると大きな音と迫力に驚きました!

すぐそばにバンドがいて演奏してくれているような気がします

楽器がいくつも埋め込まれているジャズダンスオルガン。スイッチを入れると、楽器がひとりでに動いて演奏を始めます。まるで見えない人達が楽器を演奏しているかのようです。

目の前に立つと大迫力!

演奏会の最後に演奏されるのは、高さ6メートル、幅9メートルという巨大なコンサートオルガン。

スイッチを入れると空気がすごい勢いで送り込まれている音がして、コンサートオルガンの全体から音が聞こえてきました。この中には木の笛が600本以上と、19種類の楽器が設置されているのだそうです!トランペットなどは笛と同じ原理で空気を送り込んで鳴らし、打楽器や鍵盤は空気の力を利用して、バチを振り下ろしたり引っ張ったりしています。

比べてみてこの大きさ。ちょっとした建物みたいです

前に立つとこの大きさ!演奏会後には、ダンスオルガンの前でスタッフの方が記念撮影をしてくれます。

この穴で複雑な音を出す指示が出されているそう。なんだか不思議です

空気を送り込むタイプのオルゴール・ダンスオルガンは、「ミュージックブック」という楽譜を使っていろいろな曲が演奏できる仕組みになっています。この穴がどの楽器をどのタイミングで演奏するか、という指示になっています。今でもベルギーとフランスの会社が制作しているので、新しい曲を作れるとのことですが、1冊30万円ほどするのだとか!昔作られたものはすべて手作業のため、書き直した跡なども見られます。

他にも珍しいオルゴールがいっぱい!

演奏会で演奏されるもの以外にも、珍しいオルゴールがたくさんあります。

これがオルゴールとはなかなか思いません

一見ただの椅子のようにみえるこちらもオルゴール!ゼンマイを巻いた後に座ると、音が鳴り出すオルゴールチェアです。立ちあがると、1曲終わったら自動的に止まる仕組みです。

1800年代のものなど、貴重なオルゴールがところ狭しと並びます

ホール以外にあるオルゴールは、スタッフの方に声をかけると随時動かしてくれます。

スタッフの方に声をかけると、いろいろと演奏していただけます

電気が発明される以前は、全て手回しだったオルゴール。1曲演奏するのもけっこう大変そうです。

お宝を探そう!2つのコレクション

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAには、オルゴールのほか2つのコレクションがあります。いずれも貴重な品ばかり!この機会に見ておきたいコレクションをご紹介します。

珍しいおもちゃがいっぱい。北原トイコレクション

オルゴールとはまた違う雰囲気の展示です

北原トイコレクションは、長寿番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士としてもおなじみの、北原照久さんによるコレクションです。

超貴重!ノスタルジックな「モーションディスプレイ」

コレクションの中でも特に「モーションディスプレイ」は必見!1925年から59年にかけてアメリカで作られた、ショーウィンドウ用の装飾です。

電気じかけで動くディスプレイは、契約した店舗にリースされ、月1回新しいデザインのものが届けられていました。全て非売品だったため市場に出回ることはほとんどなかった貴重なもの。北原氏は1984年頃にアメリカでモーションディスプレイに出会い、すっかり魅了されてしまいます。以来少ない情報を頼りに収集し、当時作られたものの大半を北原氏が所有するまでになりました。

作品保護のため若干証明は落としてあります

壁際にズラリと並んだ20台のモーションディスプレイ。タイマーがセットされていて、5つに分けられたコーナーのモーションディスプレイが順番に3分ずつ動きます。

フラフープをするカウボーイ。シュールです

フラフープをするカウボーイのシュールな動き。何とも言えない雰囲気が人気を集めています。

全員がバラバラの動きをする、細かい動きにも注目です

ヤギの楽団は楽しそうに演奏してくれます。

ぱっと見わかりませんが、実は遠近法が駆使されているということに気づくと芸の細かさに驚きます

ヘリコプターに乗る男女と、小さく対比された町。「SHE WILL BE UP IN THE CLOUDS WITH ONE OF OUR BEAUTIFUL DIAMOND」、「ダイヤモンドをもらって雲にものぼる心地」という看板が添えられているところを見ると、これは宝石屋のウィンドウに飾られていたもののようです。

ゆるゆる動くカメの動き。ウサギは我慢できるのでしょうか?

のんびりと動くカメに乗って旅行に出かけるウサギの夫婦。電気じかけながらも、ノスタルジックな動きに惹かれます。

じっくりと見て、好きなものを見つけてみてはいかがでしょうか。

ついつい気になる!レトロなおもちゃもいっぱい

モーションディスプレイの他には、レトロなブリキのおもちゃや昔の人形などがズラリと並んでいます。その数600点以上!

電車好きはじっくり見ていたくなるおもちゃがいっぱい

新幹線ができる前の「特急 こだま」や0系新幹線のおもちゃは、約50年も前のものですがとてもきれいな状態です。

昔この車乗っていた、なんて話でお父さんと盛り上がるかも?

こちらの車たち、お父さんやおじいちゃんは「懐かしい~!」と思う方もいるのでは?

どこかで見たような懐かしい顔のロボットたち。

今にも動き出しそう!映画にでてきそうなロボットたち。ちょっと丸みをおびたレトロな顔がまた気になります。

「美智子さまぬりえ」「花嫁きせかえ」やばいです!

asoview!編集部員が一番大ウケしたのがこちら!これって…!商品にしていいのでしょうか!?

モードの世界に触れる、瀬川コレクション

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAのオーナー、瀬川氏の収集したパリ・オートクチュール黄金時代のモードをじっくりと堪能できるコレクションです。

コルセットでウェストを締めるのはかなりつらそうです

かつて流行の最先端だった宮廷女性の衣装は、コルセットでウェストを締め、ヒップの部分にボリュームを出してことさら女性らしさを強調するものが主流でした。ファッションというのは女性にとっては不自由だったもの。

当時は超画期的だったと思われる、身体を締め付けないドレス。

その後身体を締め付けないデザインの服が登場し、女性のファッションは一気に幅が広がり、モードの華が開いていきます。

美しいラインは今でも色あせません

50年以上前のデザインですが、今でも着てみたいと思えるスタイリッシュなドレスも。

ぱっと見てわかるシャネルスーツの存在感。抜きん出ています

ディオールやシャネルなど、現在もモードの第一線を走るブランドもあります。こちらのシャネルスーツは1960年台のものですが、いまでもひと目見てシャネルとわかるのがさすがです。

美味しいケーキとコーヒーを堪能。ミュージアムカフェ

カフェは館内からでも、外からでも入れます

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAは展示だけではなく、併設のミュージアムカフェも人気です。

明るい雰囲気の店内。のんびりと過ごせます

店内は明るく、落ち着いた雰囲気。席数も多いので、団体で訪れても安心です。

手前がずんだシフォンケーキ、奥がずんだプリン。おすすめです

一番人気はケーキとコーヒーのセット。その中でも特に、ずんだシフォンケーキとずんだプリンがおすすめです。素朴なのに上品な味は、コーヒーとぴったりマッチ!

チケットとケーキセットが一緒になった割引プランもあります

コーヒー豆は仙台市の「薪火コーヒー」を使用。雑味がなく飲みやすい味で、コーヒーがそんなに得意でない人も美味しくいただけます。

どこか海外のカフェに来たような気分にもさせられる雰囲気です。

こちらのカフェは、ミュージアムのチケットを購入しなくても利用できるので、松島散策と合わせて立ち寄るのもおすすめです。ミュージアムのチケットとケーキセットが一緒になった割引チケットも人気です。

松島観光の思い出に!気になるショップもチェック

広々とした店内にはおみやげがぎっしり

ミュージアム1階にはミュージアムショップも併設されています。店内には東北限定のお菓子など定番のお土産商品のほか、ザ・ミュージアムMATSUSHIMAらしいお土産としてオルゴールも販売中。

誕生月ごとに色が異なるオルゴールも販売しています

繊細なガラス細工のオルゴールや、

赤ちゃんのお祝いなどにもよさそうです

日本製の木のぬくもりのあるオルゴール。

指輪など大事な小物を入れておくこともできます

宝石箱のようなオルゴールなど、ちょっとしたプレゼントにもぴったりの品が並びます。

大きなジジが印象的!

根強いファンが多い、ジブリグッズのコーナーもあります。こちらは子どもや海外からの観光客の方に人気だとか。

トトロだらけ!ぎっしりした様子がかわいいです

トトロがぎっしり!つい手を伸ばしたくなってしまいます。

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAの基本情報

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAの料金

  • 大人:1,500円
  • 高校生:1,000円
  • 小・中学生:800円
  • 未就学児:無料
  • シニア(65歳以上):1,200円

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAへのアクセス

駅前はロータリーになっていて広々しています

JR松島海岸駅より徒歩約10分。

松島に来たら必見の五大堂。そこから3分ほどです

海沿いの道を歩いて、「五大堂」の先約300メートルです。

ザ・ミュージアムMATSUSHIMAの営業時間

  • ミュージアム:9:00~17:00
  • ミュージアムショップ:9:00~17:00
  • ミュージアムカフェ:10:00~17:00

ミュージアムショップ、ミュージアムカフェはチケットなしでも利用できます。

駐車場も完備しています

魅力がたっぷり詰まったザ・ミュージアムMATSUSHIMA。松島観光と合わせてぜひ訪れてみてくださいね!

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