コニカミノルタプラネタリウム"満天"とは?
コニカミノルタプラネタリウム"満天"は、2015年12月1日に「感覚の解放」をデザインコンセプトにしてリニューアルオープンしました。一般的なシートに加えて、芝シートや雲シートというユニークなシートが導入され、デートスポットやお疲れ女子の癒しの場として人気があります。
とくと見よ!これが「Infinium Σ」の星空だ!
「漆黒の空に輝く星」にこだわり、明るくシャープな星空と、奥行きのある天の川を再現する最新鋭プラネタリウム「Infinium Σ(インフィニウム シグマ)」。LED光源を採用していることにより、星の明るさや、色調を高いレベルで再現でき、また調光もスムーズです。
大気の影響によって明るさやまたたきが変化する「大気減光」も再現しており、より自然に近い星空を映し出しています。天の川をバックに「Infinium Σ(インフィニウム シグマ)」自身も様々な色に輝きます。
コニカミノルタ製複合機のデザインも手がける専門部隊が設計した同機は、光っていない時でも美しい佇まいです。流体力学を用いた冷却方法、静音ファンの採用により、今までにない静音性を実現していて、演目を邪魔するような機械音は入りません。
星座もくっきり映し出します。こちらは「かに座」です。
ドームの後方にあるコントロールパネルです。ここにあるツマミを使って場内の明るさや星空の調光をします。演目によっていろいろな季節や場所の星空を組み合わせてプログラミングして、様々なバリエーションを作っていきます。いわば”満天”の管制塔と呼ぶべき場所ですね。パネルを操作しているのは副支配人の上原さん。ライブ会場のPAのようで凛々しい横顔です。次の演目の星空を調整しています。
予約必須!大人気の芝シートと雲シートでリラックスしよう。
「プラネタリウムは座って鑑賞するもの」。その常識は”満天”のプレミアムシート「芝シート」と「雲シート」によって覆されます。従来のプラネタリウムに無い、まったく新しい発想で作られた二つのシートをご紹介します!
大の字に寝転んで星空観賞ができる「芝シート」
一面に広がる芝生をイメージした「芝シート」は、寝転んだままのスタイルでプラネタリウムを鑑賞でき、まるで自然の中で空を見ているかのような感覚で星空を堪能できます。芝シートで一緒に寝てくれるマスコットキャラクターの「クッキー」は、各シートに一匹ずつ寝転がっています。抱きかかえて寝ると癒されます。ゆったり開放的な空間で星空を眺めましょう。
やわらか「雲シート」で寝転がれば天に昇るような気分に?
雲をイメージしたふわふわのソファに腰掛けて星空を眺める「雲シート」は、吸い込まれるように柔らかく、最高の心地よさです。
「雲シート」で添い寝のお供をしてくれるのはシロクマの「ラッキー」です。ラッキーのお腹は夏の期間限定で冷却素材になっているので、ぎゅっと抱きしめるとひんやりと冷たくていい気持ち。細かなところにも癒しの要素が散りばめられています。
こちらは公式キャラクターの「スタリウム®」。いつの間にかこんなに集まってきました。雲シートは寝心地が良いのですね。
「感覚の解放」をデザインコンセプトに、「日々の慌しい生活で疲れた心をプラネタリウムでケアできないだろうか」という想いをカタチにした「芝シート」と「雲シート」。どちらも連日予約で全ての公演が埋まってしまうほどの大人気ぶりです。
リラックスしたスタイルで星空に吸い込まれそうな体験をぜひ一度味わってみてくださいね!
サカナクション グッドナイトプラネタリウム
コニカミノルタプラネタリウム"満天"では1日に複数の作品をローテーションで上映しています。時期によって上映作品は変遷しますが、今回は大人気の「サカナクション グッドナイト・プラネタリウム」の上映を観賞してきました。(こちらの作品は2016年9月4日までの上映期間です)
プラネタリウム×サカナクション=非日常的空間
普段の生活とは違う”プラネタリウムドーム”という特殊空間と、独特の存在感で日本の音楽シーンを彩る”サカナクション”が融合することによって生まれる「非日常の空間」で今まで味わったことのない、新しいプラネタリウムを体感しましょう!
夜に、触れる
「サカナクション グッドナイト・プラネタリウム」では、ナレーションをサカナクションのボーカル”山口一郎”さんが担当しています。
また、“満天”では、スピーカーがドームの天井に仕掛けられています。これは「サカナクション グッドナイト・プラネタリウム」のために、実際にサカナクションのメンバーが“満天”を訪れ、ドーム中央の「Infinium Σ(インフィニウム シグマ)」近くの席で音を確認したものです。
山口さんの「東京には、空がないと言う」という語りから、幻想的な星空を映していたドームの天井に、突如東京の街が現れます。
まるで車で東京を走っているかのように目まぐるしく場面が移り変わります。その光景はプラネタリウムというよりも映画を観ているようです。星がなくとも明るい東京の夜空を絶妙に表現しています。
やがて画面が歪み、景色は少しずつばらばらの星になります。
やがてバラバラになった星が集まっていき…
…と、ここまでにしておきましょう。サカナクションの曲は、歌いだしが呟くように静かで緩やかなのですが、少しずつ音が増えていき、曲の終わりに向けて壮大なものになっていきます。このプログラムはそんな彼らの楽曲の雰囲気と流れにマッチしており、従来のプラネタリウムとは全く違うエンターテイメントの形に昇華されています。まさに一見の価値あり。続きはぜひとも”満天”でご覧になってください。
多彩な上映プログラム
「サカナクション グッドナイト・プラネタリウム」以外の上映作品も、それぞれ個性があって見ごたえがあります。
スキマスイッチ 宇宙の奏(かなで)
”満天”に広がる美しい星空と、スキマスイッチの包み込むような名曲をバックに、宇宙の始まりや人類の誕生を知る、時間を超えた旅に出かけます。ナレーションはアニメ「おそ松さん」の”おそ松”をはじめ、数多くの作品に出演中の人気声優の櫻井孝宏さんが担当。その甘い声に引き寄せられてか、この上映作品には女性が多いのだとか。こちらの作品の上映期間は2016年9月4日までです。
南極ヒーリング~この地球(ほし)の果てで~
南極で見られる美しい星空と、群青色に透き通った湖の映像など、神秘的な世界観を楽しめる上映作品です。上映中は南極の透明感ある空気感をオリジナル調合したアロマで表現し、ドーム内を包み込みます。ジンジャー、マージョラム、ライムのブレンドで表現した”ほのかに甘い香り”と、スズランやモミなど針葉樹の葉の香りをブレンドした”爽やかな香り”に包まれて、日常の疲れが癒されることは間違いなしです。ナレーションは女優の多部未華子さん。作品にぴったりの透明感あふれる声で、未知なる南極の世界へといざないます。こちらの作品の上映期間は2016年9月4日までです。
オリジナルグッズをお土産に。屋台風の”満天ショップ”に立ち寄ろう!
上映が終わったら”満天”ショップに立ち寄りましょう。コンパクトな店内にはギッシリと”満天”グッズが並んでいます。
これが…
こうなります!この写真を撮った時が七夕の時期だったのですが、毎年この時期はスタッフさんが星空柄の浴衣を着てお出迎えしてくれるようです。
こちらは売り上げ第1位の「アロマオイル」です。
- ”満天”の香り-Aroma of MANTEN-:1,350円
- Antarctic Water Forest-南極の水の森-:1,080円
- Wind of Antarctica-南極の風-:1,080円
3種類が販売されていますが、南極ヒーリング作品で使用しているオイルが人気があります。
第2位は「アクセサリー」です。特に星形のものが女性に人気があります。
第3位は「雲シート」でもご紹介した”シロクマのラッキー”のぬいぐるみです。
正式名称は「ねむねむクール抱きまくらシロクマのラッキー(夏季限定版)」(2,808円)。お腹の部分がひんやり素材でずっと抱きしめていたくなります。
また、スタッフ渡辺さんイチオシの「シルエットグラス」は中のライトがぼんやり映っていてとても綺麗です。星のまたたきのように見えます。
ドームの外も面白い!
ロビーにも星の遊び場が
ロビーは白と黒が基調のシンプルな色使いですが、”満天”のイメージにぴったり合っていて落ち着いた雰囲気です。写真左側の星空が煌めくスクリーンの前に立つと…
なんとスクリーンに自分のシルエットが映ります。動けば動くほどキラキラして楽しいですよ!
舞台裏も覗いてみました
こちらの機械はドームの裏側に隠されています。ヒーリングプログラムの際にドーム内で香るアロマはこちらから出てきます。
中の脱脂綿にプログラムごとで違う調合のアロマオイルを風に乗せてドーム内に送ります。
上映時間はいつもこの部屋に一人いるのかと思いきや、機械制御されていました。ドーム内のコントロールパネルから任意のタイミングで操作できます。
いかがでしたか?東京の中心にいながら、全天周に瞬く星を楽しむことができる「コニカミノルタプラネタリウム"満天"」。最新鋭の機械が映し出す星空のクオリティもさるものながら「新しいプラネタリウムの形」を追い求め、上映作品やプレミアムシートなどを日々進歩させ「癒しの空間」を提供し続けているところが”満天”の素晴らしいところでしょう!東京には星がないと言われていますが、ここにはあるんですよ!ぜひ、日々の疲れを癒しに行ってみては?
上映スケジュール
- 11:00~:サカナクション グッドナイト・プラネタリウム
- 12:00~:スキマスイッチ 宇宙の奏(かなで)
- 13:00~:サカナクション グッドナイト・プラネタリウム
- 14:00~:南極ヒーリング ~この地球(ほし)の果てで~
- 15:00~:スキマスイッチ 宇宙の奏(かなで)
- 16:00~:南極ヒーリング ~この地球(ほし)の果てで~
- 17:00~:サカナクション グッドナイト・プラネタリウム
- 18:00~:南極ヒーリング ~この地球(ほし)の果てで~
- 19:00~:スキマスイッチ 宇宙の奏(かなで)
- 20:00~:南極ヒーリング ~この地球(ほし)の果てで~
※上映時間・作品内容は、変更になる場合がございます。
混雑予測をご紹介!
人気のコニカミノルタプラネタリウム"満天"、行く前に事前に混雑状況をチェックしておきましょう。
月〜金曜日の混雑予測
- 10:00:なし
- 11:00:ゆったり
- 12:00:ゆったり
- 13:00:やや混雑
- 14:00:やや混雑
- 15:00:混雑
- 16:00:混雑
- 17:00:混雑
- 18:00:混雑
- 19:00:ゆったり
- 20:00:ゆったり
- 21:00:ゆったり
土日祝日の混雑予測
- 10:00:ゆったり
- 11:00:ゆったり
- 12:00:やや混雑
- 13:00:混雑
- 14:00:混雑
- 15:00:混雑
- 16:00:混雑
- 17:00:混雑
- 18:00:混雑
- 19:00:やや混雑
- 20:00:やや混雑
- 21:00:ゆったり
予約方法もご紹介!購入方法は?
鑑賞券は、鑑賞1時間前までのオンライン購入と、券売窓口での当日券購入の2通りの購入方法があります。券売窓口での当日券は10:00から販売しています。
※こちらは取材時の情報です。変更になる場合があるので、詳しくは”満天”まで問い合わせてください。
料金をご紹介
通常料金
プラネタリウム作品
- 2名様まで利用できるシート(芝/雲シート):2,900円/組
- 大人(高校生以上):1,200円/名
- 子ども(小・中学生)(一般シート):600円/名
- 幼児(4歳以上)(一般シート):500円/名
- シニア(65歳以上)(一般シート):1,000円/名
ヒーリングプラネタリウム作品
- 2名様まで利用できるシート(芝/雲シート):3,500円/組
- 小学生〜大人(一般シート):1,500円/名
アクセスをご紹介
最寄り駅は?電車を利用する場合
- JR「池袋駅」東口から徒歩約20分
- 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」から徒歩約10分
駐車場は?車を利用するの場合
首都高速道路5号線「東池袋IC」東池袋出入口に直結
お車までお越しの場合は、サンシャインシティ駐車場をご利用ください。
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