こんにちは、アソビュースタッフのせいじです。今まで体験したアソビューのプラン数は約70回。自称「日本一アクティビティに詳しい男」です。少しでも気になるプランがあったら、「思い立ったら吉日」とばかりにガンガン申し込んでしまうので「ひとりアソビュー」がメインです。もちろん、ただ友達がいないだけ……というウワサもありますが(笑)。(文:伊藤せいじ)
万世橋のたもとにある、万華鏡の教室。
「ひとりアソビュー」の目的地として強くおすすめしたいのはコチラ。万世橋のたもとにある「まんげ鏡や 神田教室」です。
教室に入ると、万華鏡作家の松本さんが迎えてくれました。とても物腰のやわらかい方ですが、その実力は本物。なんと2015年の万華鏡世界大会で「最優秀作品賞」を受賞した実績をもっています。
万華鏡作りには、若いご夫婦が同席しました。旦那さんいわく、「結婚記念日のプレゼントに、奥さんをサプライズで連れてきたんです」とのこと。結婚記念日に万華鏡作り……なんて素敵なデートプランでしょう。(うらやましい)
プロから教わる万華鏡作り。
万華鏡作りでは、筒のデザインを選ぶところから始まります。
続いてミラーを筒の中に入れる作業。ミラーは万華鏡の景色を生む大切な装置なので、特にていねいに扱います。
一番のお楽しみ⁉ 万華鏡のパーツ選び。
お次は万華鏡の底に、ガラスのパーツを入れる作業です。ガラスのパーツは、ほんの数ミリのガラス片。このパーツをミラー越しに見ることで、摩訶不思議な景色が見られるのだそう。
パーツを入れたら、万華鏡を当ててのぞいて、どんなデザインになっているかチェック。
驚いたのが、パーツをひとつ追加しただけで、中の景色がガラリと変わってしまうことでした。たとえば赤いパーツを入れたら、赤い花が咲き誇る世界に。金色のパーツを入れたら、キラキラ星が輝く世界に。
色の組み合わせが楽しくて、あらゆるパーツを試してみたくなります。
万華鏡に使うパーツが決定!
パーツを選びはじめて1時間後。ようやく万華鏡に使うパーツが決定しました。すると松本さんは、万華鏡の底にグリセリンを注入してくれました。
最後に万華鏡のミラーの部分と、底の部分を接着したら完成!
自作の万華鏡をのぞいた時の感想は「これ、ほんとうに自分が作ったの?」と疑うほどの出来栄えでした。
筒の中で星が爆発したり、花が咲いたりと、カラフルな光景が次々と生まれていきます。景色は目まぐるしく変わっていくので、ずっと見ていられそう……。
「ひとりアソビュー」を終えて。
講師の松本さんと、仲の良い夫婦のおかげで、ひとりでもリラックスして作業を楽しめました。松本さんによると、万華鏡作りは女性のおひとりさまも多く来店されているとのことです。
作った万華鏡は会社のデスクに置いて、ときどきのぞいています。オフィスにいながら宇宙旅行しているような気分を味わえるので、リフレッシュにピッタリ。
あなたも万華鏡作りで、自分だけの春を表現してみませんか?
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