伊豆ぐらんぱる公園で開催されている「グランイルミ」。今回が3rdシーズン目となるこのイルミネーションイベントのコンセプトは「立体験」……ん? 立体験!? ちょっと聞きなれない言葉だけれど、日本でも指折りの人気イルミネーションが打ち出した新しいコンセプトなのだから、きっとスゴイに決まっています。というわけで今回は「その言葉の真相を探る」という名目で、グランイルミに遊びに行ってきました。
「立体験型」って、どんなもの?
グランイルミのコンセプトは「立体験」。近ごろはただ眺めるだけじゃない「体験型」のイルミネーションも増えてきているけれど、どうやら単なる体験型イルミというわけでもなさそうです。
百聞は一見にしかず! ということで、アソビュー読者モデルのあいかちゃんと一緒に、いざグランイルミへ。
グランイルミに到着!
エントランスを抜けると、あたり一面に光の花畑が広がります。そこを左手に進むと、表れたのは七色に輝く虹のトンネル。どこから写真を撮っても絵になる、フォトジェニックなスポットです。
トンネルの先に広がる別世界。
トンネルを抜けると、そこは海底の世界。フグ、カニ、カメなど、かわいらしい海の仲間たちがあちらこちらに。
「海底の世界を散策していた潜水士が玉手箱を発見。箱を開けるとカラフルなお菓子たちが飛び出す」
こんなストーリーをイメージしたのがこのエリアで、ゆらゆらと模様を変える煌びやかな光が、神秘的な雰囲気をかもし出しています。
先に進むと、玉手箱から飛び出したお菓子がつくり出した世界が広がります。ケーキにマカロン、カップケーキにキャンディー……。食べたくなっちゃうような美味しそうなスイーツがずらり。暖かな色合いとキュートなモチーフが、女子心にささります。
光のショーは必見です。
こちらでは30分に1回、フルカラーレーザーショーが開催されます。壮大な音楽とともに展開されるレーザーショーは一見の価値あり。ベストスポットは海底エリアにある夢の架け橋の手前です。なお、2018年1月ごろに大型モニターが導入される予定とのこと。それも見たかった!
ランタン花畑は、まるで映画の世界。
海底の世界の次は、暖かく輝くお花畑が待っています。ふわっとした柔らかな光がロマンチックで、気分は花畑に迷い込んだプリンセス。
これが「立体験」の正体!? “ひと粒で二度おいしい”上からの景色。
そろそろグランイルミの左半分に広がる“煌びやかゾーン”の最終地点。ぐんぐん丘を登っていきます。
「さっきまで見ていたものが、全然違って見える!!」
見上げるように眺めていた時には「ちょっと色が変わっている部分があるな」ぐらいにしか思っていなかったところが、見下ろすように眺めてみると、実は魚の形になっていたり。「グランイルミNo.1の絶景ポイント」と評判の絶景展望台は、ついさっきまで見てきたものとは思えないほど、まったく違うものに見えます。
イルミネーションを平面だけでなく上からも(立体的に)見て、2倍楽しめる……。あ! これがあの「立体験」なのかも!!
光のアトラクションで思いっきり遊ぶ
次は入口から見て右手に広がるエリアへ行ってみます。あ、こちらはすぐに「立体験」の意味が分かりました。文字通り「立体」×「体験」のアトラクションが用意されています。
人気No.1、光の上を飛ぶ「ジップライン」
スタート地点は、エリアの奥にある丘の上にあります。往復400mのロングライドなので、じっくり景色を見渡せるのがうれしいポイント。グランイルミを上空から、「立体的に」「体験しながら」味わえる、まさに「立体験」なアトラクションです。
何度もすべりたい、「ナイトレインボー」。
昨年大人気だったナイトレインボーも、もちろん健在。カラフルなイルミネーションに囲まれたスライダーを滑り下りると、まるで光の輪の中を進んでいるような体験ができます。
グランイルミはやっぱり「立体験」でした。
下からも上からも見れて、遊んで、体験して、イルミネーションと一体化する。グランイルミはまさに「立体験」なイルミネーションでした。3rdシーズンの開催期間は2018年の8月までなので、まだまだ楽しめます。遊びに、フォトジェニックな写真を撮りに、ぜひ足を運んでみて下さい。
グランイルミに行く前に。まわりにあるフォトジェニックを散策。
グランイルミを訪れる前には、近隣にある気になるスポットをぶらり。自然あふれる伊豆高原にはフォトジェニックなスポットがいっぱいあるのです。
ニューヨークランプ&フラワーミュージアム(旧:伊豆四季の花公園)
必見は「ニューヨークランプ&フラワーミュージアム」。こちらは「伊豆四季の花公園」が2017年12月にリニューアルした場所で、温室やガーデン、エントランスが進化しました。中でも注目なのは、新しくオープンしたランプ&ミュージアムで、柔らかい光に包まれた館内には、色とりどりのステンドグラスを使ったランプが並んでいます。
隣にあるのはコーヒーや本が楽しめるカフェ。美しいステンドグラスやアンティーク家具に囲まれて、至福のひとときが過ごせます。晴れた日にはテラスで海を眺めながらのカフェタイムもおすすめ。花壇には四季折々の花々が咲き誇り、海とのコントラストもフォトジェニック。
【詳細情報】
NEW YORK LAMP & FLOWER MUSEUM(旧:伊豆四季の花公園)
住所:静岡県伊東市富戸 841-1
電話番号:0557-51-1128
営業時間: 3月~10月 9:00~17:00(最終入園16:30) 11月~2月 9:00~16:00(最終入園 15:30)
入園料金:大人(中学生以上)1,200 円、小学生600 円、幼児無料、シルバー(70歳以上)1,000円
駐車場:有料※ミュージアムに入園で駐車料金無料
伊豆高原 旅の駅 ぐらんぱるぽーと
グランイルミ(伊豆ぐらんぱる公園)のすぐ近くにある道の駅「伊豆高原 旅の駅 ぐらんぱるぽーと」は、隠れた伊豆の名スポット。お食事やおみやげ、足湯、わんちゃんの休憩場所もあります。デッキからは伊豆ぐらんぱる公園が望めます。
【詳細情報】
伊豆高原 旅の駅 ぐらんぱるぽーと
住所:静岡県伊東市富戸1090
電話番号:0557-51-1158
城ヶ崎海岸の門脇吊橋
門脇公園の中には、城ヶ崎の名所として海にかかる吊り橋があります。長さ48m、高さ23mにも及ぶつり橋はスリル満点。知る人ぞ知る絶景スポットです。
【詳細情報】
門脇吊橋
住所:静岡県伊東市富戸
おわりに。
いかがでしたか? 今まで以上にパワーアップしたグランイルミがおすすめなのは言うまでもないですが、せっかく伊豆まで足を運ぶなら、明るいうちに訪れて、近くに点在するフォトジェニックを集めてみてもいいかもしれません。
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