豊かな自然に、いにしえより伝わる神々の住処、そして美味しいグルメ。見どころ満載の三重県は、「難しいコト抜き!」で思いきり楽しめる「テーマパーク王国」でもあることをご存じでしょうか。
カップルで、ファミリーで、お友だち同士のグループで、誰もが大満足の三重県三大テーマパーク、早速ご紹介していきましょう!
大人も子どもも大満足!三重県三大テーマパーク
三重県三大テーマパークといえば、「ナガシマスパーランド」、「志摩スペイン村」に、「鈴鹿サーキット」。個性あふれる3つのテーマパーク、その魅力に迫ります。
ナガシマスパーランド
三重県桑名市長島町浦安にある「ナガシマスパーランド」は、「長島観光開発株式会社」が運営している遊園地です。1966年3月にオープンした「ナガシマスパーランド」は「ナガシマリゾート」の中核施設で、「東京ディズニーランド」に次いで、国内二番目の敷地面積をもつ大型アミューズメントパーク。木曽川、長良川の河口に50を超えるアトラクションやプール、温泉施設などが並び、1日ではまわりきれないほどの規模を誇っています。
「伊勢湾岸道路」から見下ろすこともできる園内は、世界一の長さを誇る絶叫コースター「スチールドラゴン」が目を引く「ナガシマスパーランド」と、夏場のみ営業する総面積7万5000平方メートルの「ジャンボ海水プール」、体験型ミュージアム&パークである「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」などが並んでいます。
また、国内最大級のアウトレットモールである「三井アウトレットパークジャズドリーム長島」でのショッピングや、16の内風呂と露天風呂で1日のんびり憩える「長島温泉湯あみの里」など、大人向けの施設も盛りだくさんです。
「ホテル花水木」、「ガーデンホテルオリーブ」、「ホテルナガシマ」と、3つのオフィシャルホテルも隣接しており、隣には四季折々の花々が咲き誇り、夜には国内最大級のイルミネーションがきらめく「なばなの里」も。大人から子どもまで、時間を忘れてゆっくり楽しめる、大充実のテーマパークなのです。
「東の富士急、西のナガシマ」と呼ばれる絶叫マシンの宝庫
「ナガシマスパーランド」には、大規模なアトラクションが多数用意されています。絶叫マシンファンには見逃せない、その一部をご紹介しましょう。
・スチールドラゴン2000
「スチールドラゴン2000」は、2000年の営業開始当初には、97メートルの最高部高度、93.5メートルの最大落差、時速153キロの最高速度と、全長2479メートルの長さ、4つもの項目でギネスに認定された、世界最大級のローラーコースターです。現在でも世界一の長さを誇っています。
・ホワイトサイクロン
世界最大級の木製ローラーコースター「ホワイトサイクロン」は、最高速度時速102キロを誇ります。1994年に営業が開始された「ホワイトサイクロン」は、しなやかな木製の造形も美しく、夜空に浮かび上がる様は圧巻です。
・フライングコースター アクロバット
「ナガシマリゾート」開業50周年を記念して、2015年にオープンした、日本初の大型フライングコースターです。乗車し、スタートすると座席が傾き、乗客はうつ伏せ状態でコース上を疾走するコトになります。まさに「空を飛び回る」ような爽快な乗車体験がクセになるアトラクションです。
世界最大級の屋外海水プール「ジャンボ海水プール」
アトラクションと並んで、夏場の「ナガシマスパーランド」で人気を集めるのが、世界最大級の屋外海水プールでもある「ジャンボ海水プール」です。大小10のプールと、18種55レーンものウォータースライダーが用意されています。小学三年生以下の子どもとその保護者のみが入場できる屋内型プール「スパキッズ」もオープンし、ちびっこから元気世代のキッズたち、あるいは大人まで、思いっきり楽しめます。
横浜に次いで国内2ヶ所めの「アンパンマンこどもミュージアム」
ちびっこには見逃せないのが「名古屋アンパンマンこどもミュージアム」。アンパンマンのショーやアトラクションがあります。グッズやフードのショップも充実しています。
ママはショッピングも楽しめる「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」
国内最多240もの店舗が並ぶ「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」では、キッズがアトラクションやプールに夢中な間に、ママはショッピングを楽しむことも可能です。アメリカ南部ミシシッピ川河口の港町、ジャズ発祥の地でもあるニューオリンズをイメージした開放的な施設内で、高級ラグジュアリーブランドやセレクトショップの商品をお得にゲットできます。
■スポット詳細
名称:ナガシマスパーランド
住所:三重県桑名市長島町浦安333
営業時間: 9:30~17:00(日祝9:00~17:30・季節により変動あり)
定休日:無休(1月下旬~2月上旬・6月下旬~7月上旬に各5日間休業)
公式サイト:http://www.nagashima-onsen.co.jp/spaland/index.html/
志摩スペイン村
「志摩スペイン村」は、三重県志摩市にあるスペインをテーマにした複合レジャー施設です。テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中心に、「ホテル志摩スペイン村」、「天然温泉ひまわりの湯」があり、多くの来場者を集めています。
「パルケエスパーニャ」で楽しみながらスペインの歴史と文化に触れる
テーマパーク「パルケエスパーニャ」は、「シウダード:都市のスペイン」、「ティエラ:大地のスペイン」、「マール:海のスペイン」、「フィエスタ:祝祭のスペイン」の4つのエリアに分かれています。それぞれ、スペイン各地の都市や豊かな自然をイメージした作りになっていて、スペインの名所や史跡をモチーフとした建物やオブジェも点在しています。
24のアトラクションのうち、多くが集まっているのが、ガウディの作った「グエル広場」をモチーフとした「フィエスタ:祝祭のスペイン」エリア。フランスとスペインの国境にあたるピレネー山脈をイメージしたコースター「ピレネー」や、闘牛をモチーフとした屋内型コースター「マタドール」、空飛ぶ帆船型ライド「ドンキホーテの冒険」などが人気を集めています。
「カンブロン宮殿」ではスペインを紹介する映像を大画面で鑑賞でき、「ハビエル城博物館」では旧石器文明の「アルタミラ洞窟の壁画」の実物大レプリカを中心にスペインの歴史、文化、風俗にまつわる展示がなされています。各アトラクションやショップ、レストランなどの建物によりスペインの街並みが再現されているなど、スペインを満喫するのにもってこいな園内。スペイン人エンターテイナーによるフラメンコなどのショーやパレードも開催されていて、人気となっています。
アンダルシアをイメージした「ホテル志摩スペイン村」
白壁にオレンジ色の屋根が特徴的な「ホテル志摩スペイン村」は、アンダルシア地方をイメージした外観のリゾートホテルです。全客室40平方メートル以上とゆったりしたつくりで、客室棟にパティオが設けられているなど、明るく開放的な雰囲気のなかで、滞在を楽しむことができます。
夏季のみ営業する「ガーデンプール」、「インドアプール」に加え、2面の「テニスコート」など、施設面も充実。リゾートでの休日を満喫できます。
絶好のロケーションでお肌すべすべ「天然温泉ひまわりの湯」
「天然温泉ひまわりの湯」では、地下1800メートルから湧出するアルカリ性単純温泉での入浴を楽しむことができます。名湯として名高い大分の湯布院温泉や愛媛の道後温泉にも似た泉質で、冷え性や神経痛に効果があるほか、お肌もしっとりすべすべになります。
伊雑ノ浦を見下ろす露天風呂では、彼方に沈む夕陽を眺めながら湯につかることができ、贅沢なひとときを満喫できます。また、200平方メートルの屋内大浴場は全面ガラス張り。「志摩スペイン村」らしさあふれる明るく開放的な空間で、心も体も癒されましょう。
■スポット詳細
名称:志摩スペイン村
住所:三重県志摩市磯部町坂崎
営業時間: 9:30〜18:00(季節、営業日によって変動)
定休日:不定休(1〜2月、6〜7月に休業あり)
公式サイト:http://www.parque-net.com/
鈴鹿サーキット
日本を代表する国際サーキットを中心に、のりものをテーマとした遊園地やホテル、キャンプ場などのレジャー施設が集まっているのが、三重県鈴鹿市の「鈴鹿サーキット」。自動車をテーマにした一大「モビリティリゾート」として、栃木県の「ツインリンクもてぎ」と並び、ホンダの関連会社である「モビリティランド」によって運営されています。
F1も開催される国際レース場「鈴鹿サーキット」
「F1日本グランプリ」も開催される国際レーシングコースは、難易度が高く走りがいのあるコースとして、世界レベルのドライバーたちから高く評価されています。人里離れた場所にあることが多い国内のレース場に比べ、最寄駅から徒歩圏内、最寄ICからも20分ほどのドライブで到着できるアクセスの良さも魅力です。
「F1日本グランプリ」や「鈴鹿8時間耐久ロードレース」などの本格的なモーターレースのほか、ランニングバイク「ストライダー」の日本最大級レース「ストライダー1 鈴鹿グランプリ」が開催されるなど、多彩なレース、イベントが開催されています。
ボーイズ大満足ののりもの遊園地「モートピア」
本田技研工業の傘下にある「モビリティランド」が運営する、のりものをテーマとした遊園地が「モートピア」。自分で操作するゴーカートなどの乗車系アトラクションを中心に、小さな子どもたちから、クルマ好き少年、大人まで幅広く楽しめるラインナップが揃っています。
子ども向け自動車教習所「コチラドライビングスクール」など、おもに小さな子ども向けのアトラクションが並ぶ「コチラのプッチタウン」、自然とのふれあいをテーマに据えた「チララのハローガーデン」のほか、バイクを操る楽しさを体感できる「ピピラのモトフィールド」、電動カートの組み立てや走行にトライできる「プートのモビパーク」、冒険をテーマにした「バットのアドベンチャーパーク」などがあります。
注目は「GPフィールド」に2016年3月新登場した「サーキットチャレンジャー」。国際レーシングコースの東コースを、電動自動車で走ることができるアトラクションです。レーシングドライバー佐藤琢磨をプロジェクトアドバイザーに迎えて開発した「サーキットチャレンジャー」は、F1開催サーキットを走れる世界初のアトラクションとして、大人から子どもまで大人気を博しています。
豊かな自然の「鈴鹿サーキット天然温泉クア・ガーデン」
鈴鹿サーキットならではの豊かな自然のなかで、サーキットに湧いた天然温泉での日帰り入浴が楽しめるのが「鈴鹿サーキット天然温泉クア・ガーデン」です。大浴場、露天風呂、サウナがある温泉エリアと、水着で楽しめる温水プール、気泡浴、圧注浴、打たせ湯などがある温泉プールエリアがあります。
湯あがりの休憩にはモータースポーツテイストを取り入れた「リラックスルーム」をどうぞ。ぶつかっても安心のタイヤバリアクッションやレーシングマシンのおもちゃが用意されたキッズスペースもあるので、家族みんなで楽しめます。
「鈴鹿サーキットホテル」はじめ、多彩な宿泊施設も魅力
「鈴鹿サーキット」には、ここならではの個性的なコンセプトルームを用意した「鈴鹿サーキットホテル」や「ファミリーキャンプ場」など、幅広い宿泊施設も用意されています。
「鈴鹿サーキットホテル」のコンセプトルームは、モータースポーツをテーマにしたインテリアが魅力。世界的なフォトグラファーによるレースフォトが飾られ、オリジナルバケットシート型チェアが設置された「レーシングルームプレミアム」や、キッズもわくわくの「サーキットキッズルーム」などが人気です。
■スポット詳細
名称:鈴鹿サーキット
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
営業時間: 10:00〜17:00(モートピア・時期により変動)
定休日:6月中旬、1月下旬~2月上旬
公式サイト:http://www.suzukacircuit.jp/
提供:三重県
画像提供:三重県観光連盟(https://www.kankomie.or.jp/)
- 1