東京都港区白金台にある「松岡美術館」は、美術愛好家の実業家「松岡清次郎」が収集した美術コレクションが収蔵されている私立美術館です。こちらの美術館では、東洋陶磁器、フランス近代絵画、古代オリエント美術など、多岐にわたる所蔵作品が企画展示、常設展示されています。
松岡美術館とは?
1975年、新橋にオープンした「松岡美術館」は、実業家・松岡清次郎が自らのために収集した美術品を一般公開するため創立されました。現在は松岡美重子館長が運営しています。所蔵作品は約1,800点。東洋陶磁や日本の近代絵画・現代絵画、中国の明清書画、フランス近代絵画、ヴィクトリア朝絵画、古代東洋彫刻、現代彫刻、古代オリエント美術など、多岐に渡って古今東西の芸術が楽しめます。
松岡美術館は、2000年に新橋から白金台にある松岡氏の自宅跡地に移転しました。1階は考古品や彫刻が常設されており、2階は陶磁器や絵画の企画展が定期的に開催されています。
また、緑豊かな中庭もあり、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと鑑賞できるのが魅力的。1階のロビーでは不定期でコンサートが開かれます。
松岡美術館のコレクションをご紹介!
グレシー城の庭園 モイーズ・キスリング作
2016年4月26日(火)~9月24日(土)の期間で、展示されている作品です。1949年に描かれ約70年の歳月を経て、松岡美術館でこの作品に出会うことができます。
プロヴァンスの少女 モイーズ・キスリング作
ポーランドの画家であるキスリングの肖像画です。
花瓶 モイーズ・キスリング作
1918年に描かれた絵画です。
青花双鳳草虫図八角瓶
元時代の陶磁もこの美術館の主な収蔵品として有名です。
ペネロープ像 ブールデル作
ロビーの真ん中にブールデルが作り上げた「ペネロープ像」が常時展示されています。白金台移転時に初公開されたものです。
エネヘイ像と彩色木棺
古代オリエントの展示物もあります。エジプトの「エネヘイ像」や「彩色木棺」などが常設で展示されています。ケース内の展示物は不定期で変わることがあるそうです。
入館料はいくら?
通常入館料はこちら
- 大人:800円
- 大学生・専門学校生:500円
- 高校生:500円 400円
- 中学生:500円 400円
- シニア(65歳〜):700円
アクセス
駐車場は?車でお越しの方
駐車スペースが3台分あります。
※満車で駐車が難しい場合は、近くのコインパーキングを利用しましょう。
最寄り駅は?電車・バスでお越しの方
- 東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
- JR「目黒駅」東口より徒歩15分
- 都営バス「目黒駅」東口バスターミナルから「黒77 千駄ヶ谷駅行き」または「橋86 東京タワー行き」に乗車し「東大医科研病院西門」バス停下車
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