水元公園 アクセスから桜の見頃まで徹底解説!バーベキュー情報も

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東京都葛飾区の水元公園は四季折々の植物が生息し、その自然に集まる野鳥の観察もできる、広く開放的な空間です。今回は都会のオアシス、水元公園の魅力を編集部が取材してきました!

水元公園とは?

東京都葛飾区にある水元公園は、小合溜という池を中心とした、水郷公園としては都内最大の大きさを誇る公園です。

もともとこの周辺は古利根川の河川敷だった場所で、江戸時代に埋め立てられ耕作地とそて水を蓄えておく貯水施設「小合溜」となり、長い間管理されてきました。

この場所が水元公園として開かれたのは1965年4月1日のこと。園内は小合溜から引いた大小の水路が走っており、高木と公園周辺に高い建物が少ないことから、美しく開放的な景観を保っています。

数々の野鳥に出会える!水元公園の見どころ

バードサンクチュアリ

園内には、森、湿地、水辺など自然に近い景観が作られた、野鳥が集まる「バードサンクチュアリ」というエリアがあります。訪れる野鳥はカワセミ、アオサギ、カルガモ、ムクドリなど四季折々で多様です。

行き止まりかと思いきや、ここは観察舎になっていて、バードウォッチングが楽しめます。折り畳みの椅子を持参するのもいいかもしれませんね。

壁には各季節に観察できる野鳥の説明も。

窓からは、多くの野鳥が水辺に集まる様子が観察できます。時間を忘れて観察してしまいそうです。

バードサンクチュアリだけじゃない!野鳥観察スポット

水元大橋付近

公演のほぼ中央に位置する水元大橋の付近は、小合溜を挟んだ対岸まで見渡せる開放的なスポットです。野鳥も橋の近くまで飛んでくるので、肉眼でも観察を楽しめます。

小合溜に降り立ったアオサギに遭遇。小合溜に沿って散歩しているとよく見かけます。

湿地帯

小合溜に沿って西側に歩いて行くと、徐々に背の高い草が生い茂る湿地帯に入ります。

草むらに挟まれた横道に入る時は冒険心がくすぐられ、先へ進むと東京にいるとは思えないほどのどかな景色を目の当たりにします。隠れた撮影スポットですよ!

ここでは草の影に隠れた野鳥の鳴き声が聴こえます。じっと待っていれば姿を見せることもあるそうです。くれぐれも草むらには入り込まないようにしましょう。

水元公園の見どころのひとつ!多様な植物に癒やされる

メタセコイアの森

樹木が発見されるより先に化石が発見されたことから「生きる化石」と呼ばれているメタセコイアが群生している森です。テーブルと椅子があり、木陰の中で休憩できます。

素材提供:公益財団法人東京都公園協会

おすすめの時期は葉が黄色く色づく秋です。下から見ると、空に向かってどこまでも伸びているように思えるほど背の高いメタセコイア。水元公園に来たら、見ていくべき場所でしょう。

花菖蒲 

素材提供:公益財団法人東京都公園協会

約100品種20万本もの花菖蒲の見どころは6月中旬あたり。菖蒲田の中に木道が整備されていて、間近で観賞することができます。この時期はたくさんの観光客が咲き誇る花菖蒲を見に訪れます。

ハスの池

夏の日差しに映える鮮やかなピンク色をした蓮の花も必見。特徴的な丸い葉っぱは、みずみずしい緑色で、蓮の花とのコントラストが美しいです。

素材提供:公益財団法人東京都公園協会

3月下旬の桜の時期も見どころです。特に公園外周の桜土手と呼ばれる道は、桜の木が立ち並んでいて見ごたえがあります。

食事処も開放的!ランチは「涼亭」できまり!

「涼亭」は、小合溜沿いにある食事処です。おそばや稲庭うどん。天丼やカレーなど、幅広いメニューがそろっています。お酒も売られているので、景色を眺めながら優雅にビールを飲むというのも贅沢な休日の過ごし方でいいですね。

店内から外の景色を見渡しながら食事をできます。12時頃は混み合うので、少し前後にずらして来ると落ち着いた雰囲気で食事ができるでしょう。

外にも席があります。天気がいい日は表で食べるのもいいですね。

こちらは人気の一品「海老アナゴ天丼セット(1,100円)」見た目の迫力に違わぬ大ボリュームです。天ぷらがサクサクしていておいしい!

「ところてん(310円)」も食べてみましたが、これまたボリュームがあります。暑い季節にはぴったりの、さわやかな喉越しです。

食後に「クリームあんみつ(570円)」も頂きました。ひんやりと涼やかなデザートです。

飲み物、軽食、おやつなどの調達はグリーンテラス水元で

噴水広場にある売店「グリーンテラス水元」では、おやつ、飲み物はもちろん、焼きそばやフランクフルトなどの軽食も販売されています。

小腹が空いたのであげ餅をいただきます。醤油の香りがくせになりそう。

園内は広いので、疲れたら一休み。

ソフトクリームも売っています。見かけると食べたくなってしまいますね。

自然の中でのびのび遊ぼう!

中央広場

なだらかな丘になっている中央広場は10ヘクタールもの広さがあります。のびのびと走り回ったり、大の字に寝転んだり、自由に遊べる場所です。お弁当を持ってきて食べるのも楽しそうですね!

BBQ広場

素材提供:公益財団法人東京都公園協会

公園の北西側にある「バーベキュー広場」は、時間限定で開放されています。利用料金は無料です。事前の予約は必要なのでお忘れなく。

冒険広場

バーベキュー広場のすぐ近くにある冒険広場は小高い丘になっている子供用の遊び場です。

滑り台やターザンロープなどの遊具は大人もつい遊びたくなってしまいますね。

せせらぎ広場

中央広場に隣接したせせらぎ広場。ここは浅瀬になっているので、夏の暑い日は子供の水遊びにぴったりです。裸足で入ってみると、ひんやり涼しくて気持ちが良いですよ。

ドッグラン

水元公園は、愛犬と一緒におもいっきり遊べるのも魅力です。広々とした園内のドッグランは、フリーエリアと小型犬専用エリアにわかれているため、小型犬の飼い主さんも安心。利用料金は無料ですが登録制となっているので、利用前に登録するようにしましょう。

水元公園へのアクセス方法

最寄り駅は?電車とバスを利用する場合

  • JR常磐線「金町駅」・京成電鉄「京成金町駅」より徒歩約25分
  • JR常磐線「金町駅」・京成電鉄「京成金町駅」より京成バス金61系統「戸ヶ崎操車場行」「八潮駅南口行」に乗り、「水元公園」バス停で降りて徒歩約7分
  • JR常磐線「金町駅」北口より金62系統「西水元三丁目行」「大場川水門行」に乗り、「水元公園」バス停で降りて徒歩約7分
  • つくばエクスプレス「八潮駅」南口から金61系統「金町駅行」に乗り、「水元公園」バス停で降りて徒歩約7分

駐車場は?車を利用する場合

水元公園には有料駐車場が完備されています。有料ではありますが、駐車料金は1時間200円とリーズナブル。安心して車でアクセスすることができます。

まとめ

広い敷地内に数多くの自然があり、その中でのびのびと遊び回れる水元公園。東京にいながらも、都会の喧騒を忘れて過ごしたい人には特におすすめです。

季節によって見どころが変わり、年間通してどの季節でも違った楽しみ方ができる水元公園に、週末遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

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