キラキラした輝きにすいこまれそう。硝子の粒でつくるアクセサリー -秋葉原・キルンワーク-

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こんにちは。
asoview!編集部です。

陶芸でうつわを作ってから、ものづくりゴコロがふつふつ湧いている今日この頃。
念願のガラス工芸体験に行ってきました。

上野と秋葉原の間に位置する御徒町。
その線路の高架下にある「2k540(ニーケーゴーヨンマル)」は、「ものづくり」をテーマにした施設です。
「田畑ガラス工房」さんは、その中にある、工房併設のギャラリー。

工房の中は暖かな光であふれ、ゆったりした音楽が流れています。
棚にならんだ作品がキラキラと反射し、なんだか夢ごこちの感覚。

今回は「キルンワーク」で、作品をつくります。
冷えたガラスを組み合わせ、電子炉に入れて加熱する手法です。
800度の高温で焼き付けられた作品は、同じデザインを作っても、どれも違った表情になるそう。

まずは、作りたい作品選びから。
お皿に箸置きに時計に…

うーん、どれも素敵で迷ってしまう。

母にプレゼントするために、箸置き
自分のために、アクセサリー
この2つをつくることにしました。

うすいガラス板の上に、粒状のガラスをのせていきます。

このとき、合わせるガラスにも実はポイントが。
膨張率の合ったもの同士を使わないとうまくいかないんですって。
昔の職人さんの知恵が、いまの作品たちに活かされているんですね。

テーブルの上には、色とりどりのガラスの粒がならんでいます。
ただ選ぶだけなのに、とっても悩んでしまう…

色合いを考えながら、ひとつずつ、丁寧に置いていきます。

縞模様や水玉模様…
淡い色に濃い色…
正方形からいびつなかたちのものまで…

透明なのに、どこか温かさを感じるガラスの粒は、見ているだけで時間を忘れてしまいます。

ぜんぶ乗せたら、上にもうすいガラス板をのせます。
アクセサリーには、金具もはさみこんで…

あとは、田畑さんにお任せです。
電子炉で15時間、じっくり加熱します。

たったこれだけで完成です。
でも、とても奥が深い。

色合い、かたち、置いていく場所…
どれひとつ違っても、まったくちがう表情になる作品たち。
たとえ同じデザインでも、電子炉で焼き付けるとぜんぶ違ったものになるそうです。

「どんなふうに仕上がっているのかな…」

待っている時間も楽しみのひとつ。

ものづくりってやっぱり素敵。
ますますハマってしまいそうです。

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