スパリゾートハワイアンズのショー
スパリゾートハワイアンズに来たら絶対に見逃せないのが、華麗でダイナミックなショーです。明るく華やかな昼の「ポリネシアン・サンライトカーニバル」と、艶やかで魅惑的な夜の「ポリネシアン・グランドステージ」。それぞれ魅力的なので、両方見ると満足度もアップ!
日本で唯一のファイヤーナイフダンスチーム「SivaOla」による、炎が舞うステージは圧巻のひと言!かっこいいパフォーマンスの数々は、女性たちのハートにも火をつけそうです。
ステージは全席指定で有料。当日予約もできますが、ネットで事前に予約しておくと良い席を取りやすく、料金も少しお得になります。
フラガールの物語は映画にもなりました。最初のフラガールは炭鉱で働いた工夫の娘たち。町を盛り上げようと慣れないフラダンスを練習して、訪れる人たちを楽しませてくれました。
ハワイアンズの2階にある「フラ・ミュージアム」には、そんなフラガールの歴史や映画『フラガール』にまつわる展示が並んでいます。こちらは入場無料。フラガールたちの想いを知ると、ショーを見たときの感動がさらに増しますよ。
スパリゾートハワイアンズを楽しみ尽くすお役立ち情報
プールや温泉の宝庫であるスパリゾートハワイアンズは、広すぎてどこから遊べばいいか迷う人もいるでしょう。ここからは、館内のスポットを効率良く回るコツや、おすすめのモデルコース、館内設備などのお役立ち情報を紹介します。
・持っていくと便利なもの
スパリゾートハワイアンズで遊ぶときに準備しておきたいものは、水着・上着・バスタオル・ビーチサンダル・ゴーグル・ビーチボールや浮き輪・水中で使えるパスケースなどです。
上着・ゴーグル・パスケース以外は、忘れてもすべてレンタル、もしくはショップで購入できます。
館内は水着で移動できますが、通路などは体に水滴がついたままだと少し肌寒く感じるので、水着の上に軽くはおれる上着があると便利です。
プールのお湯は温泉を利用しているので、子どもは目に入ると痛いと感じるかもしれません。思いっきり遊びたいならゴーグルがあると安心です。
ビーチボールや浮き輪は、普通のプールでは使用できないことが多いので、せっかくなら持って行って遊びたいところ。ウォーターパーク内には無料の空気入れもあります。
館内のレストランやショップでは、キャッシュレスのリストバンドによる精算、宿泊者はお部屋づけの精算が可能ですが、自動販売機や脱衣所のコインロッカーでは小銭が必要となります。
首から下げるタイプの小銭用パスケースは、ひとつあると役に立ちます。ちなみに売店でも販売しているので、使用したあとはお土産にもなりますよ。
・日帰りモデルコース
日帰りで楽しむなら、プールゾーンで思いっきり遊んだあとに、ゆっくりショーや温泉を楽しむプランがおすすめです。
まずはウォーターパークに向かって、流れるプールやスライダーで遊びます。天気が良い日は、屋外のスパガーデンパレオをメインに遊ぶのもいいですね。子どもが遊び疲れたら、館内に戻ってランチやポリネシアンショーを満喫。最後はスプリングパークや巨大露天風呂で、ゆっくりと温泉に浸かって癒されましょう。
プールに直行したい方は、ハワイアンズに入ってすぐの大きな更衣室で着替えます。ロッカーは1日に何度も開け閉めできるタイプ(300円と400円の2種類、最後に100円の返却あり)を利用。タオルなどを持って、まずはウォーターパークに出かけましょう。
スプリングパーク内の更衣室には、1回限りで利用できる有料ロッカー(200円・300円)があります。無料で利用できる棚にタオルや上着を預け、スパガーデンパレオやスプリングパークへ。江戸情話 与一(露天風呂)には、無料で利用できる鍵付きロッカーがあります。
・1泊2日旅行の楽しみ方
1日目は日帰りと同じように過ごし、2日目は遊び足りなかった場所に行くのもいいですが、少し遠出してハワイアンズの周辺観光を楽しむプランもおすすめです。
ホテルハワイアンズ前から出発する乗合シャトルバス「アクアマリンパーク号」を利用すると、体験型水族館「アクアマリンふくしま」や、いわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」までアクセスできます。アクアマリンパーク号は片道1,000円、事前予約制です。
小さな子どもや赤ちゃんがいる場合は、チェックアウト後でも利用できるハワイアンズ3階の有料休憩室が便利。遊び疲れた子どもをゆっくり休ませられます。
スパリゾートハワイアンズのグルメ
スパリゾートハワイアンズの中には、家族で利用しやすいレストランやフードコートがたくさんあります。和食、洋食、ラーメンに居酒屋まで種類が豊富で、選ぶのに迷ってしまうほど。今回は数あるグルメスポットの中から、特に人気のお店を紹介します。
・本格ハワイ料理を味わえる「レストランパーム」
ウォーターパーク内にある水着で利用できるレストラン。彩り豊かなハワイメニューを味わえます。(※バイキングの場合もあり)一番人気は、ハンバーグやガーリックシュリンプなど、定番のハワイグルメを一度に味わえる「ハワイアンプレート」(1,500円)。ハンバーグに目玉焼きが乗ったロコモコも人気です。
・和食派も大満足!「そば処 与一」
江戸情話 与一の中にあるおそば屋さん。こちらで人気なのは、「天ぷらセット」(1,980円)。香り豊かでのど越しの良いそばと、揚げたての天ぷら、ネギトロ丼、とろろ丼、しらす丼から選べる小丼のセットです。
「お子様セット」は、そばとジュース、アイス、お菓子がついて(800円)。そばはうどんに変更もできます。そばセットなら、おじいちゃん・おばあちゃんも大好き。親子三世代で利用できますね。
・軽食にぴったりなフードコート「アロハタウン」
ウォーターパークの中にあるアロハタウンは、カレーやピザ、ロコモコなど、軽食のお店が並んだフードコート。それぞれ好きなメニューを選んで食べられます。
写真はダイヤモンドの「激うまバーガー」(600円)と「パイナップルジュース」(1,100円)。ジューシーなハンバーグにベーコン、チーズ、レタス、トマトと、鉄板ネタをぎっしり挟んだ王道ハンバーガーは、まさに激うま!
パイナップルジュースは、持っているだけでハワイ気分を味わえます。
・シンプルな醤油味がクセになる「ラーメン 来々軒」
ホテルハワイアンズの1階にあるラーメン屋さん。子どもから大人まで、誰もが大好きなラーメン。「来々軒醤油ラーメン」(880円)は、シンプルで優しい醤油味のスープで、お値段も手ごろと人気の一杯。餃子とビールの組み合わせも捨てがたいです。
23:00まで営業しているので、夜食として食べにくる人も多いとか。ランチタイムは、家族みんなでワイワイ楽しそうにテーブルを囲んでいる姿を見かけました。
※離乳食を置いているお店はありませんが、持ち込みはどの店舗も可能です。
スパリゾートハワイアンズのホテル
スパリゾートハワイアンズには、3つのホテルと、2022年7月にオープンしたばかりのグランピング施設「マウナヴィレッジ」があります。1日クタクタになるまで遊んでも、すぐにお部屋で眠れるって最高ですよね!ここからは、それぞれのホテル・宿泊施設の魅力について紹介します。
・ファミリーステイにぴったりな「ホテルハワイアンズ」
全289室の大型ホテル。館内にはハワイアン音楽が流れ、ルームウェアもアロハシャツにムームーとハワイ気分が盛り上がります。
「スタンダードルーム」(15,500円〜/4名利用)にはツインベッドルームと小上がり和室があり、とても広々としています。畳スペースがあるのは、赤ちゃん連れには助かりますよね。
2ベッドの洋室と12畳の和室、6畳の和室と12畳の和室、2つのタイプから選べる「かぞくスイート」(23,750円〜/6名利用)。ドアを閉めると各部屋のプライバシーを保てるため、こちらは三世代の旅行に最適です。
中央館6階には、硫黄泉をゆったりと楽しめる大浴場「湯の岳」があり、夜中は2:00まで、朝は4:00から利用可能。高温・中温・低温と3段階で温度を調節できるので、自分好みの湯加減でお風呂に入れます。
食事は2階の「グランダイニング ザ・パシフィック」で、ローストビーフやお刺身、メヒカリの天ぷらなど、約60種類のメニューをバイキングスタイルで食べられます。
「全種類食べるのは1泊では無理!」と感じるほど、豊富な料理が並びます。ミニハンバーグやから揚げ、やきそば、ポテトなど、子どもが喜びそうなメニューもたくさん。カレーは大人用と子ども用の2種類が用意されています。
・リゾートライフを堪能できる「モノリスタワー」
2012年2月にオープンした南国ムードあふれるホテル。ルームウェアは同じくアロハとムームーで、こちらも南国リゾートのような過ごし方ができます。
スタンダードな「ハワイアンジャパネスクルーム」(18,800円〜/4名利用)には小上がりスペースがあり、3名以上で宿泊する場合は布団を敷いて利用します。
最大で6名まで利用できる「ファミリーロフトルーム」や、2つのハワイアンジャパネスクルームをドアでつないだ「コネクティングルーム」は、三世代の旅行にもおすすめです。
大浴場は1階にあります。炭鉱の坑道空間をモチーフにした「すみの湯」と、巻き貝をモチーフに作られた「うずの湯」があり、深夜0:00に男女が入れ替わります。夜と朝で2回入ると、両方の大浴場を堪能できるのでおすすめ。どちらも源泉かけ流しの硫黄泉です。
食事は2階のレストラン「ネシア」で、58種類の料理と29種類のデザートをバイキングスタイルで食べられます。
ポリネシアン料理にフレンチの要素を取り入れた、独自の「フレンチポリネシアン料理」の評判は高く、福島県のバイキングレストランの中では上位にランキングされています。キッズコーナーには子ども用のメニューが用意され、自分で好きな料理を取り分ける楽しさも味わえます。
・遊び重視派に大好評!アクセス抜群な「ウィルポート」
地中海のリゾート地をイメージしたホテル(16,600円〜/4名利用/スタンダード)。ホテル専用の入口はなく、ハワイアンズの館内を通ってホテルに入ります。ルームウェアはアロハとムームーですが、青と白のシックな色合いで大人の雰囲気。ほかのホテルと比べて部屋数は少なめです。
落ち着いた大人のリゾートとしてオープンしましたが、プールに一番近いホテルということで、家族連れの利用がとても多いそうです。
2019年のリニューアルで、プールに近い場所に「ウェルカムベビールーム」(19,900円〜/4名利用)を作ったところ大好評!入口ゲート、コンセントカバー、扉にはストッパー、家具の角はクッションと、赤ちゃんが安心して過ごせる部屋になっています。
大浴場はこぢんまりとした浴室ですが、加温・加水・循環なしの源泉かけ流し温泉です。
夕食の会場である「レストラン ラティオ」では、肉か魚のメインディッシュを選べるセミバイキングスタイルの料理を味わえます。朝食も和・洋のメニューが並ぶバイキングです。
・BBQグランピングにうってつけ!「マウナヴィレッジ」
「マウナヴィレッジ」は、ハワイアンズから車で5分の場所にある、ハワイの山の中を彷彿とさせる森に囲まれたグランピング施設(21,450円〜/4名利用)。テントの中はフラガールの衣装と同じデザインの生地や、ハワイ直輸入の雑貨に囲まれ、ハワイアンズならではの癒しの空間となっています。
食事はテント横のスペースで、福島県産の食材をふんだんに使ったBBQスタイル。豪快にお肉を焼いてかぶりつきましょう!
スパリゾートハワイアンズで人気のお土産
スパリゾートハワイアンズを訪れたら、ハワイらしいお土産をひとつは買っておきたいですよね。今回はショップスタッフさんに教えてもらった、「これを買ったら間違いなし!」という定番・人気の商品をピックアップして紹介します。
お菓子部門の人気No.1は「ハワイアンズオリジナルマカダミアナッツチョコレート」(1,480円)。ハワイといえば、マカダミアナッツチョコレートですよね。自分で食べても、誰かにお土産として渡しても、絶対にはずさない1箱です。
最近売上を伸ばしている人気急上昇中の商品は、「ハワイアンズクランチチョコ」(1,680円)とのこと。ミルク、チョコ、イチゴ、3つの味が楽しめるザクザク食感のクランチ。バラマキ土産としても使えそうですね。
食品部門では「河京の喜多方生ラーメン」が人気。1食入り、3食入り、4食入り、6食入りから選べるので、家族の人数にあわせて購入できます。あっさりとした醤油味のラーメンは、万人受けする味ですよ。スタンダードで食べやすい4食入りは950円です。
「わかめ入り海苔佃煮」(670円)は、これさえあればご飯を何杯でも食べられる危険な佃煮!チューブ式なので、ご飯の上にしぼるだけ。自宅用はもちろん、料理好きな人へのお土産にもぴったりです。
グッズ部門では、「ファイヤー棒」(1,000円)が男の子に大人気だそう!ぐるぐる回しながら歩く男の子をよく見かけました。
ハワイアンズでしか買えない「オリジナルリカちゃん人形」(6,600円)や、「ハローキティプラッシュぬいぐるみ」(3,520円)は、お孫さんへのお土産に人気だそうですよ。
スパリゾートハワイアンズのアクセス方法
・無料送迎バスの体験レポート
宿泊者なら無料で乗車でき、乗り換えなしで到着する送迎バス。家族旅行ならぜひ利用したいサービスです。今回は実際に横浜から出ている無料送迎バスを利用して、スパリゾートハワイアンズに出かけてきました。
横浜発のハワイアンズエクスプレスは、横浜駅東口にあるバスターミナル「YCAT(ワイキャット)」から出発します。YCATの第1ロビーには、案内板が立っていました。
9:20に点呼をとり、9:30に出発。この日は平日でしたが、なんとバスは2台で、どちらもほぼ満席!座席はすべて指定席になっています。
YCATを出発すると、すぐに首都高速神奈川1号線へ。到着までバスはほとんど高速を走っていたので、とても快適でした。
途中のトイレ休憩は、守谷SA・友部SA・中郷SAの3ヶ所、1回の休憩時間は約15分ほどです。同じようなバスがたくさん停まっているので、ナンバーや車体の特徴を覚えておくといいですよ。
帰りはモノリスタワーかホテルハワイアンズの前から乗車。行き先によって乗り場が異なります。遊び疲れたのか、バスの中は眠っている人が多くいました。
快適な車内で熟睡しているうちに家に帰れるって最高!これを無料で利用できるのですから、乗車しないのはもったいないですね。
スパリゾートハワイアンズの基本情報