あらかわ遊園の見どころとおすすめスポットを紹介!アトラクションに釣り堀、ポニーとのふれあい体験まで!

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東京都荒川区が運営する「あらかわ遊園」は、遊園地で定番の乗り物をはじめ、動物たちとふれあえる広場や水あそび広場、釣り堀、カフェなど、さまざまな施設があるスポットです。2022(令和4)年4月21日に約30年ぶりの大規模改修を終え、リニューアルオープン!さらにパワーアップしたあらかわ遊園の魅力を、実際に全エリアを回りながらレポートします。

 

あらかわ遊園とは?

1922(大正11)年に民営の遊園地として始まった「あらかわ遊園」。1950(昭和25)年8月に、荒川区立荒川遊園となり、区民をはじめ多くの観光客が訪れる子ども向け施設として有名です。

あらかわ遊園のあちこちには、荒川区のシンボルキャラクター「あら坊」と「あらみぃ」の姿があり、荒川区のシンボル的存在として多くの人に親しまれているのも見どころです。

ちなみに今回の大規模改修では、さまざまな施設のリニューアルを実施。アトラクションを一新しただけでなく、一部施設をバリアフリー化するなど、使う人たちの安心や快適さにより配慮された作りになっています。

たとえば、授乳室やおむつ替えスポットを複数用意。2歳未満の子ども連れの方向けに、ベビーカー(B型)の貸し出しも行っているので、小さな子どもがいても安心です。観覧車やメリーゴーランド、豆汽車などは、車椅子のままでも乗車OK。より多くの人が楽しめるスポットに進化しています。

 

ワクワクするアトラクションの宝庫!「のりもの広場」

あらかわ遊園で遊ぶなら、まずは定番の乗り物が揃う「のりもの広場」に行きましょう。6つあるアトラクションの特徴を紹介します。

 

・天気が良ければスカイツリーや富士山も見える「観覧車」

遊園地で定番の乗り物といえば、やっぱり観覧車ですよね。直径約38m、高さ約40mの観覧車に乗って空中散歩ができます。ゴンドラは全部で28台あり、そのうちの4台の白いゴンドラは床と椅子が透明になっているので視界が抜群なんですよ。

天気のいい日には富士山が見られるのだとか。訪れた日は残念ながら天気が悪く、富士山は見えませんでした。でもスカイツリーはうっすらと確認できましたよ! 

ちなみに写真の左下に映っている池のような場所は、あらかわ遊園の釣り堀です。あらかわ遊園にいると自然がたくさんあって気づかないのですが、上から見ると地域に溶け込むように作られている遊園地なのだとわかります。反対側の窓から見える隅田川を眺めながら、癒しのひとときをゆっくり過ごしてくださいね。

 

・馬以外にもかわいい動物たちが勢揃い!「メリーゴーランド」

馬だけでなく、パンダやイルカ、恐竜などにも乗れる「メリーゴーランド」。ゆったりとした音楽とともに、約2分間のメルヘンチックな世界に浸れます。ほかの乗り物と比べて速度がゆっくりなので、子どもの写真撮影にもぴったりのスポットです。

 

・約3分間の汽車旅に出発!「豆汽車」

観覧車やメリーゴーランドと同様、車椅子の方でも利用できる「豆汽車」。リニューアル前の豆汽車は水色でガタゴトと揺れる車両がレトロな雰囲気を醸し出していましたが、リニューアル後の豆汽車はとてもスタイリッシュな見た目に変化!

どうぶつ広場の周りを走りながら、約3分間の汽車旅に出発します。風を感じながらガタンゴトンと揺れる汽車に乗れば、親子で旅気分を味わえること間違いなし!表側からは見えない動物たちの様子を眺められて、なかなか面白かったですよ。

・消防車に乗って火を消そう!「ウォーターシューティングライド」

消防車に乗って、水鉄砲で火の的を狙い撃ちしていくシューティング型アトラクション。水鉄砲で火の的を当てると得点をゲットできます。

得点によって、「みならいしょうぼうし(0〜29点)」「新人消防士(30〜49点)」「一人前消防士(50〜79点)「ベテラン消防士(80〜89点)」「ファイヤーマスター(90〜99点)」の5つのランクに分かれています。

実際にチャレンジしてみると、これが絶妙に難しいんです!乗り物が上下するので、思うように的に当たらず大苦戦。ファイヤーマスターにはほど遠い、56点の「一人前消防士」でした。ぜひ高得点を目指して挑戦してみては?

・いも虫コースターでゆっくり降下!「ファミリーコースター」

いも虫の形をした「自称日本で一番遅いジェットコースター」は、リニューアル後も健在!特徴的ないも虫のキャラクターは、おみやげコーナーでもグッズ化されている人気ぶりなので、訪れた方はぜひ乗ってみてくださいね。自然の景色を眺めながらジェットコースターが楽しめますよ。

・空で優雅にサイクリング!「スカイサイクル」

1周約228mのコースを約3分で回れる「スカイサイクル」。電動アシスト機能が付いているので、ペダルを漕がなくても前に進むので快適!体力のない子どもとでも安心して乗れますよ。高いところでは地上5mほどになるので、高所が苦手な人は要注意です。

どうぶつ広場で生き物たちとのふれあい体験に参加!

豆汽車が通る線路を越えた先にあるのは、動物たちと一緒に過ごせる「ふれあい広場」です。こちらでは、動物たちへのエサやり(のりもの券1枚、または100円で販売)や、ふれあい体験に参加できます。

ただ、どうぶつ広場は営業時間が10:00から15:30と短いうえ、タイミングによっては休憩中の生き物もいます。見たい動物が決まっている方は、事前にふれあえる時間はいつなのかチェックしておくと安心です。

 

・小さな子どもがキュート!「カピバラ広場」  

広々としたスペースでおとなしい動物たちとふれあえる「カピバラ広場」。広場にはカピバラのほか、のんびりお昼寝するのが大好きなアカカンガルーがいます。実際に訪れた日も、自分を見向きもせずにゆったりと寝転んでいました。

普段はのんびり屋に見えるアカカンガルーですが、ケンカになると長い尻尾を上手に使ってキックを繰り出すのだとか。まったりと寝転んでいる姿からは想像できませんね。

カピバラやアカカンガルーには、エサやり体験も可能です。エサをあげる際は、危ないのでトングを使いましょう。金網を噛んでエサを催促する姿がなんともかわいい!毎週日曜・祝日はカピバラとふれあえるので、ぜひ行ってみてくださいね。

・さまざまな種類の「フクロウ」たち

フクロウのコーナーには、ふかふかの羽を持つ「オオフクロウ」、目の周りが白い「メガネフクロウ」など、計7種類のフクロウがいます。

訪れた時間は、ちょうどフクロウたちの水浴びタイム。水を浴びるのが好きなようで、気持ち良さそうにくつろいでいました。中央にはフォトスポットがあるので、猛禽類を間近に見ながら写真撮影が可能です。

ちなみにフクロウは展示のみで、エサやりはできません。

 

・子どもの乗馬デビューにぴったりな「ポニー乗馬」

ふれあい広場の奥には「ポニー乗馬」のエリアがあります。ポニー乗馬は1日3回で、各回には定員が設けられています。ポニー乗馬をする際は、メインゲートの案内所で予約した際にもらえる乗馬券が必要。「絶対に乗りたい!」という方は、入園時に予約を取っておきましょう。

 

・運が良ければ立ち姿を見られるかも?「ミーアキャット」

人気のミーアキャットの姿もありました。ミーアキャットはマングース科の仲間で、巣穴を掘って生活する習性から、いたるところに穴が見られます。

背中をピンと伸ばす立ち姿は見られなかったのですが、座っている姿もとってもキュート!ちなみに後ろ足で立つ理由は、ひなたぼっこをするためと、群れのリーダーが周囲の安全をチェックするためなのだそうです。

 

・アルパカと記念撮影もできる「ぱくぱくヤギひろば」

アルパカやヤギがいる「ぱくぱくヤギひろば」。こちらでもエサやりが可能です。アルパカはフォトスポットがどこか分かっているのか、看板の前でポーズを取ってくれましたよ!

アルパカやヤギたちにエサをあげると、次から次へと動物たちがやってきます。背の低い小さなヤギなどは、金網に空いた穴から顔を出してエサをモグモグと食べてくれますよ。

フレンドリーな動物たちと遊べる「ふれあい広場」

さまざまな動物たちが暮らす「ふれあい広場」は、フェンスの中に入ってヤギやヒツジ、亀などに触れるコーナー。ベビーカーでの入場はできないので注意しましょう。

ここにいる動物たちは人に慣れているのか、エサが無くてもこんなに近くまで寄ってきてくれます。体をスリスリしてきたり、地面に寝転んで撫でられるのを待っていたりと、驚くほどフレンドリー!動物同士も仲良しの様子で、亀さんはヤギに跨がれても意に介せずの様子でした。

ヒツジの毛が想像以上にモコモコだったのには驚きました。弾力のあるふわふわ感で、いつまでも触っていたくなります。生き物たちがのんびり過ごすスローな空間の中で、ぜひ癒されてみてください。

・ウサギやモルモットにふれあえる「小動物ふれあいコーナー」

ウサギやモルモットなどの小さな動物たちとふれあえるのが「小動物ふれあいコーナー」。モルモットが元気にエサをパクパクと食べてくれる姿が印象的でした。

ちなみにモルモットを抱っこする際は、自分で持ち上げるのはNGなのでご注意を。スタッフに頼むと膝の上にのせてくれます。背中をやさしく触ってあげると喜びますよ。

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