身近に、気軽に使える日帰り温泉として地元の人からの支持を集める「竜泉寺の湯」。2017年6月現在、関東には4店舗が出店しています。それぞれの店舗を徹底比較してみました!
竜泉寺の湯とは
竜泉寺の湯は1990年、名古屋市に第1号店をオープンしました。当時は手頃な価格で行ける町の「銭湯」と、さまざまなお風呂はあるけれど価格は高めの「健康ランド」しかなかった状態。創業者が「もっと地元の人に気軽に、たくさんのお風呂を楽しんでほしい」という思いで、価格は手頃、お風呂はたくさんある施設をオープン、「スーパー銭湯」と名付けました。今や当たり前となったスーパー銭湯のビジネスモデルはここ、竜泉寺の湯から始まりました。
高濃度炭酸泉で身体を活性化!
竜泉寺の湯は、人工炭酸泉が人の健康に大きく貢献すると考え、2,000年に日本で初めて炭酸泉の装置を導入しました。これが全国の炭酸ブームの火付け役ともいわれています。一般的にお湯1リットルあたりに炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)溶け込んだものを炭酸泉といい、1000ppm以上のものを高濃度炭酸泉と呼びます。竜泉寺の湯では全ての炭酸泉の浴槽が1200ppmと高濃度。炭酸泉の装置には、医療用の姉妹品を使用しています。
炭酸泉に入ると身体が刺激され、血流が通常の4倍から7倍にもなると言われています。連続して通い、腰痛や肩こりなどが治ったという声もあるそう。身体がとてもあたたまり、寝付きがよくなるという効果もあります。
多彩なお風呂と岩盤浴
浴室内には、一般的な浴槽のほか寝湯、体温と同程度の温度に保たれた不感の湯、身体に心地よい刺激を与えてくれる泡の湯など、多彩なお風呂があります。また、岩盤浴房も複数設置。韓国の伝統的なサウナ「汗蒸幕(はんじゅんまく)」や、アロマが焚かれたゲルマニウムの岩盤浴や岩塩の岩盤浴など、店舗共通のものもありますが、限られた店舗にしかないものもあります。
浴槽や岩盤浴房を変えることで、飽きることなくじっくりと入浴して、たっぷり汗をかくことができます。全部に入ってみて、お気に入りのお風呂を見つけてみるのもいいですね。
無料送迎バスで楽々アクセス!
それぞれ近くの主要駅から無料送迎バスが出ています。車がない、せっかくだからお風呂上がりにお酒を飲んで帰りたい、という人はシャトルバスの利用がおすすめ!各駅から1時間に1本程度運行されています。発着場所をチェックして賢く利用しましょう。