ゆかたが景観に映える町をそぞろ歩き!外湯を楽しもう
城崎温泉といえばゆかたを着ての外湯めぐり。外湯とは、宿泊せずとも入れる日帰りの入浴施設のことで、城崎温泉街には趣向が異なる7つの外湯があります。それぞれで入浴料を支払って入浴するのですが、お得な外湯1日券「ゆめぱ」なら、大人1,300円、子ども650円で外湯に入り放題!こちらのチケットは各外湯の窓口で購入できますよ。なお、外湯めぐりは温泉街の旅館に泊まると無料で楽しめます!
ゆかたに着替えたので、早速外湯めぐり!といきたいところですが、せっかく着付けして、ヘアメイクもしてもらったので、まずは街をそぞろ歩くことに。
外湯のひとつである「柳湯」の入口にある足湯でひと休みします。
城崎温泉街の中心を流れる川に架けられた太鼓橋は人気の記念撮影ポイント。どこを切り取ってもフォトジェニックな場所で、まるで映画のセットの中にいるようです。
プロに着付けしてもらえたおかげで、すれ違う観光客が思わず振り返るほど完璧な着こなし。粋なゆかたの着こなしは、ただ歩いているだけでも周りの観光客の目を引きます。
街の中心にある木屋町小路(きやまちこうじ)は城崎のおすすめスポット
温泉街の中心部に位置する木屋町小路は、御所の湯と木屋町通りを結ぶ閑静な場所。「和のにぎわい」をテーマにした10店舗が入っている城崎温泉の新名所です。
飲むお酢専門店の「城崎ビネガー」。お酢とフルーツ果汁を組み合わせたオリジナルビネガーは、お風呂上がりにぴったりの一品!美容と健康に気をつかう女性の間で大人気とあって、もちろん即購入です。
こだわりの製法で人気のおかき専門店や、添加物を一切使わずに作ったプリンの専門店、さらには地産地消にこだわったメニューが食べられるお店やマッサージ店など、趣向を凝らした店舗が木屋町小路に軒を並べています。
木屋町小路の目玉のひとつ、ボールサーカスは中庭に設置されています。内容は豊岡市にちなんだコウノトリやスキー、温泉にチューリップなどが配置されていて、1時間に2回(毎時00分と30分)ゴルフボールが動きだす仕掛けになっています。
四所神社(ししょじんじゃ)や御所の湯と木屋町通りを結ぶ途中に、休憩ゾーンとなる三十三間広場(さんじゅうさんげんひろば)があります。
見どころは、「火伏壁(ひぶせかべ)」と呼ばれる防火壁。これは、1925年(大正14年)に発生した北但大震災から復興した象徴として作られたもので、温泉情緒ある地域固有のまち並みを読み取ってデザインされています。
2010年にはグッドデザイン賞も受賞。モダンなデザインで和の雰囲気に自然と溶け込むおすすめの撮影ポイントです。
外湯めぐりの合間に「GUBI GABU(グビガブ)」で贅沢な「城崎ビール」で乾杯!
この日は日差しが強く、歩いていると少し汗ばむ陽気。こんなときは直営工房で製造された、できたての地ビールで乾杯!愛宕橋向かい、柳湯横にお店を構える地ビールレストラン「GUBI GABU」で、できたての城崎ビールをいただきます。すぐ近くの直営工房で作られた地ビールと、素材にこだわったおいしい料理が食べられるお店で、ビールのテイクアウトも可能です。
城崎ビールは、ピルスナー 【空のビール】、スタウト【黒のビール】、ヴァイツェン 【川のビール】、カニビール 【雪のビール】の4種類。見た目もよく、こだわりを感じるネーミングも魅力的です。なかでも、聞き慣れないカニビールとは、蟹料理によく合うように作られているのだとか。オリジナルジョッキで昼から飲むビールは格別です!
料理長が素材にこだわった絶品メニュー!この日のランチは、但馬牛をつかったハンバーグのセットかカレーでした。
地ビールとおいしいランチで贅沢な時間を満喫。いたるところにこだわりが感じられる内装も、幸せな気分を高めてくれます。