嬉野温泉は人呼んで、「日本三大美肌の湯」。とろっととしたまるで乳液のような感触のお湯に浸ることで、お肌ももっちりすべすべに。そんな嬉野温泉の魅力を、お伝えします。女子にとって、美肌は永遠の夢。もっちりすべすべのお肌は女子なら誰もが憧れることでしょうし、きっと並大抵の努力を惜しんではいないはず。そんな美肌を夢見るすべての女子にとっての味方なのが、佐賀県にあります嬉野温泉です。
嬉野温泉は人呼んで、「日本三大美肌の湯」。とろっととしたまるで乳液のような感触のお湯に浸ることで、お肌ももっちりすべすべに。そんな嬉野温泉の魅力を、お伝えします。
美肌の湯を満喫!嬉野温泉の楽しみ方5選
お肌しっとり 日帰り湯
嬉野温泉は福岡や長崎から車で1時間ほど。しかも長崎自動車道のインターチェンジから5分ほどで町中に到着する好立地です。そのためお休みの日に日帰りでちょっと足を伸ばすにはもってこいの温泉地です。
そしてもちろん嬉野温泉には、日帰りで楽しめる温泉も沢山あります。今回はその中から気軽に利用できる2件の公衆浴場をご紹介します。
1.シーボルトの湯
大正ロマンを感じさせるゴシック風建築とオレンジ色のトンガリ屋根が目を引く、公衆浴場シーボルトの湯。江戸時代に藩が運営していた浴場を元としているこちらは、その名の通り蘭学者のシーボルトも楽しんだという歴史ある浴場です。
大浴場に貸切風呂、広々とした休憩室などのしつらえは、観光客にも地元の人にも愛されています。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙818-2
電話:0954-43-1426
開館時間:6時~22時(最終受付21時30分)
休館日:毎月第3水曜日
料金:一般券は大人400円・子ども300円(その他詳細は以下より)
URL:http://spa-ureshino.com/Siebold/
2.うれしの源泉 百年の湯
美肌の効能をもっと実感したいなら、やっぱり源泉に浸かりたいものです。百年の湯は嬉野の中でも、自家源泉を持つ唯一の公衆浴場です。最上級であるとろとろの美肌湯を、広々とした大浴場で楽しむもよし。または5種類ある家族風呂で、気ままにゆったり楽しむもよし。
休憩所はもちろんのこと、食事処や癒やし処などの施設も充実。一日ゆっくり過ごせる癒やしの場所です。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2202-8
電話:0954-43-1426
開館時間:9時~22時(最終受付21時30分)
休館日:毎月第4水曜日
料金:立ち寄り湯入浴料 大人550円、子供(3歳~小学生)250円(その他詳細は以下より)
URL:http://www.100nen-spa.co.jp/
気軽にほっこり 足湯紹介
街歩きや観光の途中、気軽に温泉を楽しむために一番なのはやっぱり足湯。当然嬉野温泉でも、足湯場は市民や観光客にとって憩いの場所です。無料で楽しめる憩いの場、そんな足湯を2件紹介します。楽しむ時はタオルを忘れずに。
1.湯宿広場
本通筋にある、無料で使える足湯の広場です。江戸時代、藩営の浴場施設を現代風にアレンジした作りの施設には、一般的な足湯だけではなく、温泉の蒸気を浴びる足蒸し風呂があります。蒸気で満たされた浴槽の中に足を入れ10分ほど蒸し上げると、足はすっかりつやつやすべすべ。全国的にも珍しい施設です。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2187-4
電話:0954-43-0137(嬉野温泉観光協会に繋がります)
開館時間:足湯 7時~23時、足蒸し湯 9時~20時
2.シーボルトのあし湯
シーボルトが嬉野温泉に立ち寄ったことにちなんで名付けられたのが、シーボルトのあし湯です。温泉街の中心部にある湯遊広場にあり、24時間いつでも楽しめるとあって観光客だけではなく地元の人にも愛されています。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙822-1
電話:0954-43-0137(嬉野温泉観光協会に繋がります)
お茶でさっぱり露天「茶」風呂
嬉野にとって温泉と並ぶ名物は、言わずと知れたうれしの茶です。実は佐賀県は日本におけるお茶の発祥の地。その中でもうれしの茶は香りと爽やかな味で知られた銘茶です。
そんなうれしの茶と温泉とを、同時に味わってしまおうというのが、露天「茶」風呂でも有名な「茶心の宿 和楽園」です。
巨大な石の急須から浴槽へと注がれるのは、
宿泊でも日帰りでも楽しむことが出来るため、旅のスタイルに合わせて選べますね。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町下野甲33
電話:0954-43-3181
URL:http://www.warakuen.co.jp/
仲良くゆっくり 貸切風呂
温泉を楽しむには広々とした大浴場や露天風呂も良いものですが、カップルや友達、家族で出かけるのであれば気兼ねがないのは貸切風呂です。
嬉野温泉で、日帰りでも宿泊でも楽しめる貸切風呂のある旅館をいくつかご紹介します。
1.萬象閣 敷島
萬象閣 敷島の貸切風呂は、なんと8種類の露天風呂。広々としたウッドデッキがあるお風呂や、柔らかいランプの明かりの下で楽しめる露天風呂、かまくらや隠れ家型のお風呂などを選んで楽しむことが出来ます。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内甲114-1
電話:0954-43-3135
URL:http://www.bansyoukaku-sikisima.co.jp/
2.旅館 吉田屋
美肌の湯を混じり気なしに。源泉100%のお湯を堪能できる旅館 吉田屋は貸切風呂はもちろんのこと、女子にとって嬉しい岩盤浴も貸し切りで楽しめます。また、テラスで足湯も楽しめるBAR「足湯BAR クロニクルテラス」では、湯上がりのひとときをゆったりと過ごせます。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内甲379
電話:0954-42-0026
URL:https://www.yoshidaya-web.com/
3.ハミルトン宇礼志野
丘の上に立つ瀟洒な洋館で流れる時間は、まさにリゾートでのひととき。そんなハミルトン宇礼志野では貸し切りの露天風呂を楽しむことが出来ます。また、木のぬくもりが優しい大浴場やピラミッド型の屋根が特徴的な露天風呂、上質なイタリアンが楽しめるレストランと魅力満点です。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内288-1
電話:0954-43-0333
URL:http://www.hamilton-ureshino.jp/
お腹もにっこり 嬉野温泉湯どうふ
嬉野温泉の周辺で湯豆腐と言えば、とろとろの味わいがたまらない嬉野温泉湯どうふ。
美肌に役立つ弱アルカリ性の重曹泉は、豆腐の味わいもまろやかにします。煮込むほどに豆腐の角が取れ、中まで染み込んだ温泉成分が豆腐を柔らかにします。また、豆腐の表面が溶け出した温泉水はまるで豆乳のように白く濁っており、豆腐と合わせて口に含ませると深い味わいが広がります。
美肌の湯の効果を目の当たりにしながら、なめらかなお豆腐と共に舌でもお腹でも堪能してみませんか。
もっと知りたい!嬉野温泉のこと
なまず様に願いを 豊玉姫神社
嬉野温泉街の中心に鎮座する、豊玉姫神社。嬉野の由来にもあたる神功皇后ゆかりの住吉大神と共に、古来より海の神、水の神、安産の神として崇められている豊玉姫が祀られているお社です。海の神大綿津見神の娘にあたる豊玉姫は、実は竜宮城の乙姫様のこと。
白なまず様が祀られている「なまず社」があり、そんななまず社での参拝は、まさに美肌の守り神ならでは。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2231-2
あな、うれしの 嬉野温泉の歴史
嬉野は古くから温泉地として知られています。文献として残っている記録では、奈良時代の初期に編纂され現存している「肥前国風土記」に記述があり、「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」とあります。古くから傷や胃腸病への効能があると尊ばれていた温泉です。
そしてその名の由来は、それよりもはるか昔の神功皇后の伝説にあります。神功皇后による征西の折、傷を負った白鶴が湯浴みをして元気に飛び去った様を見て「あな、うれしの」と感嘆したその言葉が由来となっています。
江戸時代に編纂された百科事典である「和漢三才図会」には、長崎街道の宿場として賑わう嬉野温泉の様子が描かれており、大戦後は西の別府とも呼ばれていました。
そんな嬉野温泉は、茶処であり焼き物の名産地でもあり、歴史ある温泉地としても名を馳せています。
嬉野について
嬉野について
温泉の街であり、お茶の街、焼き物の街である嬉野市は、旧長崎街道の面影を残しながら多くの緑に囲まれた土地です。旧長崎街道の宿場町であったことと、塩田川に面する川港としても栄えたことから、長らく交通の要所でもあり湯治場としても栄えていました。
そして、いまも変わらず温泉の街として、観光客にとって魅力一杯の街となります。
アクセス
嬉野温泉へのアクセスは、お車かJRとバスの併用でお越しになるのが便利です。
お車の場合は長崎自動車道の嬉野インターチェンジから。JR利用の場合はJR武雄温泉駅からJR九州バス嬉野線をご利用ください。
また、空港などからの各種高速バスもご利用いただけます。
詳細は嬉野温泉観光協会のサイトをご覧ください。
嬉野温泉を満喫して、美肌に磨きをかけてみてくださいね。
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