2016年6月10日(金)、横浜・八景島シーパラダイスに「イロワケイルカ」がやってきました。愛らしいルックスとキュートな性格をしたイロワケイルカたち。現在日本には9頭しかおらず、関東での展示は唯一横浜・八景島シーパラダイスだけ!貴重なイロワケイルカを見に、ぜひ足を運んでください。
シーパラに「イロワケイルカ」がやってきた!
日本最大級の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」では、2016年6月10日(金)からイロワケイルカの展示を開始しています。展示場所はイルカをテーマに取り扱っているゾーン「ドルフィンファンタジー」内です。
そこにはまるで海の中を思わせる広い円柱水槽が設置されており、中ではイルカたちが自由に悠々と泳ぎまわっています。
宮城県「仙台うみの社水族館」からやってきた「サクラ」と、三重県「鳥羽水族館」から引っ越してきた「スカイ」の2頭のイルカは、現在関東で見られる唯一のイロワケイルカです。日本ではなかなかお目にかかれないイロワケイルカ。一体どんな生きものなのか気になりますね。次はそんな希少なイロワケイルカの詳細や、日本にやってきた経緯をご説明していきます!
イロワケイルカってどんなイルカなの?
もともとイロワケイルカは、南アメリカ南端周辺やインド洋南部周辺の海に生息する生きものです。見た目がジャイアントパンダに似ていることから「パンダイルカ」とも呼ばれています。イロワケイルカの特徴といえば、なんといっても姿かたち。黒白2色がはっきりと分かれ、体長も大人で1.5mほどとイルカの仲間の中では比較的小型です。そして少し寸詰まり気味の体型もあいまってかなり愛らしい印象を受けます。
また非常に活発で、高速移動する船を追いかけたり、ジャンプをしたり、はたまた波乗りをするがごとく回転したりと、とっても無邪気でキュートなイルカなのです。そんなイロワケイルカが日本に初めてやってきたのは1987年のことでした。
イロワケイルカ展示に至るまでの歴史について
チリ政府の許可を得た日本の水族館3つがタッグを組み、イロワケイルカの捕獲にのりだしたのが1986年11月のことです。当時日本初となる展示を目指し、一行は南米大陸南端・マゼラン海峡へ向かいました。しかしイロワケイルカのすばしっこい特性に手を焼き、全く捕まえられず途方に暮れたそうです。そして1987年、強風吹き荒れる海の上で奮闘し、ついに17頭のイロワケイルカが日本へとやってきました。
それから2年後の1989年には日本初の繁殖に成功。今日、シーパラで出会えるイロワケイルカへ命のバトンを繋いでくれたのです。今でも日本の水族館全体が協力し、繁殖に取り組んでいます。
シーパラで見られる2頭のイロワケイルカをご紹介!
ここではかわいい2頭のイロワケイルカ・サクラとスカイをご紹介します!
サクラ
- 性別:メス
- 年齢:6歳(2010年6月20日生まれ)
- 体長:約140cm
- 体重:約45kg
- 特徴:宮城県にあったマリンピア松島水族館で誕生し、東日本大震災を乗り越えたたくましい女の子。おてんばでとても好奇心旺盛です。
スカイ
- 性別:オス
- 年齢:3歳(2013年6月15日生まれ)
- 体長:122cm
- 体重:33.7kg
- 特徴:和歌山県のテーマパーク・アドベンチャーワールドで生まれたやんちゃ盛りの暴れん坊。でも意外と神経質な男の子です。
アソビューではお得な前売りチケットを販売
シーパラ内にはイロワケイルカがいる水族館のほかにも、15種類のアトラクションが楽しめる遊園地や20店舗以上の本格レストランなど、充実したスポットが目白押しです。そこでアソビューでは、シーパラの入場券とアトラクションフリーパスが最大350円割引になる特別クーポンを提供しています。クーポンを利用してお得に遊び、浮いたお金でプラスαのワクワクを見つけてください!
シーパラへのアクセス方法は?
■車を利用する場合
首都高速湾岸線「幸浦」出口からは約1.5km、高速道路・横浜横須賀道路「並木インターチェンジ」からは約2kmです。
■公共交通機関を利用する場合
「シーサイドライン」の八景島駅が最寄り駅です。「シーサイドライン」へは、京浜急行線「金沢八景駅」とJR根岸線「新杉田駅」から接続できます。
詳細情報
名称:白と黒の体色をしたパンダみたいなイルカ「イロワケイルカ」がやってくる!!
会場:横浜・八景島シーパラダイス
所在地:神奈川県横浜市金沢区八景島
開催期間:2016年6月10日(金)~
電話番号:045-788-8888
公式URL:http://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/event/irowakeiruka/index.html
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