「息抜き方法の引き出し」を増やしたい!
早起きをして会社に行き、夜遅くまで頑張って働いて、気づいたら一週間がものすごいスピードで過ぎてゆく…。そんな慌ただしい毎日だと、どうしても気持ちが張り詰めますよね。週末ぐらいは心をゆるめたい!と、おうちでのんびりしたり、仲の良い友達とおしゃべりをしたりするのですが、「息抜き方法の引き出し」がもっとあったらなぁって。そんなことを考えていたら、あることに気づいたのです。アソビューで体験をしている時間はワクワクする時間ではあるのですが、実は結構いい息抜きの時間になっているということに!(文:北川さおり / 読了時間3分)
息抜きになる体験ってどんなもの?
わたしが出した結論から言いますと、息抜きになる体験には「名物先生」の存在が欠かせません。それを気づかせてくれたのが、こちら「ちいさな硝子の本の博物館」でした。
こちらのお店と巡り合えた理由は、投稿されたあそレポの写真が700枚以上だったこと。素敵な写真とみんなの感想を見ていると、ここが素敵な思い出を作れる場所だということが簡単にわかりました。
選べるガラスはグラスからお皿までいろいろ。実はこれらのガラス製品はすべて大正11年創業の「松徳硝子」が製造したもので、一つひとつが職人さんの手作りです。大量生産品ではない一点ものをリューターで彫っちゃうなんて、なんという贅沢!また、店名の通り、部屋の中にはガラスに関する資料がズラリと並んでいて、ここ居るだけで非日常を味わうことができます。
とにかく先生とのおしゃべりが楽しい
リューター体験の先生は、こちらの店長、村松栄理先生。
小柄でかわいらしい雰囲気をまとっているので、「おとなしそうな方だな~」と思っていたのですが、まったくの真逆!(笑)良い意味でサバサバ系で、お喋り好きなのに驚きます。
「そもそも、わたしの実家がガラス工場で。とある事情から3階建ての倉庫がパンパンになるくらい、ガラス製品が余っちゃいまして…。でもせっかく職人さんが心を込めて作ったのに、もったいないなと。そのガラスをどうにかして活用できないかと考え、この体験をスタートさせたんです!」
と、初対面なのにスラスラと教えてくれます。
「難しいこと考えずに、自由に楽しんでください。質問があればドンドン聞いてほしいですし、悩んだらアドバイスもできます」
堅苦しい雰囲気が苦手なわたしにとって、村松先生のサバサバした話し方はとっても親近感がわきます。むしろ初めて会った気がしないくらい、しっくりくる。なんか、仲の良い近所のお姉さんとおしゃべりしている気分…?
「リューターの先って危なそうですよね?? 実は、素手で触っても平気なんです! デモンストレーションで体験しにきてくれた友人に言われるまで、わたしは気づかなかったけど(笑) 」と、そんな裏話も。
「このあと、おいしいコーヒーを飲みたいなぁ…」とつぶやくと、
「コーヒーの味はどんなのがお好きですか?
「名物先生」の見つけ方
新しい体験や遊びに挑戦するのももちろん楽しいのですが、村松先生のようにおもしろい先生と他愛もない話をする時間がむしろ息抜きになるということに気づきました。ちょっと息抜きしたくなったら、また村松先生に会いに行こうと思います。先生なら「また来たの~?(笑)久しぶり~元気でした~?」ときっと喜んでくれるはず。そうやって何回も通いたくなる場所が増えていったら、何気ない日常がもっと楽しくなるのだと思います。
ちなみに、自分に合った体験場所を探すときは「あそレポ」を活用してみてください。 体験した人の感想や写真を見れば「この体験なら合いそう!」「わたしも同じ気持ちを味わいたい」などよりわかりやすく選ぶことができますよ~!
< Profile >
アソビュー:北川さおり
「アソビュー」にて、メルマガやメディア(asoview!TRIP)を担当。好きなものはゴルフ、旅行、読書、映画、 ヨガ、ランニング、茶道、着付け、サーフィン、 スケボーなどなど。夢は世界一素敵な人と、世界一楽しい、 世界一周旅行をすることで、最近は英会話にハマっています。
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