福島の海の大きな特徴である、暖流の黒潮と寒流の親潮が出会う「潮目」をテーマにした水族館「アクアマリンふくしま」。この水族館に3年ぶりにカツオが登場しました。
今年初の搬入!迫力あるカツオ展示を楽しもう。
潮目の海コーナーの黒潮水槽に新しく登場したのはいきいきとした「カツオ」。今回搬入されたカツオは、鹿児島県奄美大島で採集されたのちに、現地の生け簀で蓄養していたものです。全長は約40cm、体重は1~2kg以上ある迫力満点のカツオを鑑賞できます。カツオは長距離輸送が極めて困難であり、水族館での展示は全国でも少ない魚といわれています。東北の水族館で展示しているのはここ「アクアマリンふくしま」のみ。アクアマリンふくしまのある「小名浜」を象徴する魚・カツオの迫力ある展示をぜひ楽しんでみてください。
【搬入生物】 カツオ (学名 Katsuwonus pelamis)
【展示水槽】 潮目の海(黒潮水槽)
【搬入個体数】 約58尾
「アクアマリンふくしま」のイベント・企画展
カツオ展示の他にもワクワクするイベントや企画が盛り沢山!今回はおすすめ情報をお伝えします。
シーラカンスからメダカまで ~さまざまな生き物が暮らす水の惑星「地球」~
2020年7月15日(水)~終期未定
2000年の開館当初よりシーラカンスの調査研究を行ってきた「アクアマリンふくしま」。この企画展は、長い地球の歴史の中で生き残ってきたシーラカンスをはじめ、様々な魚の多様性への理解を深める展示です。特定の場所でしか見ることのできない種(固有種)や、地球上の広範囲に分布する種(広域分布種)などを鑑賞できます。
アクアマリンふくしまと歩んだ20年
2020年7月15日(水)~10月11日(日)
アクアマリンふくしまで撮影した写真とその写真に関するエピソードを一般の方から募集。今回はその中から入賞作品20点が展示されています。
卵から育てる水族館
2020年8月1日(土)~11月3日(火・祝)
世界で初めて累代飼育に成功したサンマを始め、アクアマリンふくしまでは様々な魚を卵から育てることに挑戦。この企画展ではこれまでに卵からの飼育に成功し「繁殖賞」を受賞した魚の紹介のほか、人工保育展示日数世界最長を記録した深海ザメ「ラブカ」などの飼育の取り組みについて紹介されています。
アクアマリンふくしまの感染症対策
・入館される方はマスクを着用。また、大きな声を出さないように静かに鑑賞。
・館内では、他の方(またはグループ)と十分な間隔(できるだけ2mを目安)を確保。
・水槽のガラスや展示物には手を触れないように注意。
・「手洗い」「アルコール消毒液(入館口・本館入口・各トイレ等に設置)の利用」。
<館内での対応>
・入館口及び各トイレ等館内各所のアルコール消毒液の設置
・通常館内空調機による換気に加え定期的な扉開閉による換気の強化
・館内手すりやドアノブ等の除菌剤を使用しての定期清掃
・スタッフのマスク着用(ただし、熱中症予防のためゲストとの距離をとった上で作業中にマスクを外す場合もあり)
・症状のあるゲストの入館制限
・発熱がある方、また軽度でも「せき」「のどの痛み」等の症状がある方は入館不可。
・入館前にサーモグラフィーで体温を測定。設定温度(37.5℃)を超え、アラームが鳴ったゲストは入館不可。
開催概要
開催場所:環境水族館アクアマリンふくしま
住所:〒971-8101 福島県いわき市小名浜字辰巳町50
営業時間:【3月21日〜11月30日】9:00〜17:30 【12月1日〜3月20日】9:00〜17:00
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