水戸は茨城県の数ある観光地の中でも歴史に特化しており、ゆったりと歴史や文化にふれる休日を過ごしたい人におすすめのエリア。美術館や歴史館だけではなく、水族館や温泉など、多種多様なジャンルの観光スポットがあるので、子どもと一緒でもしっかり楽しめます。都心から日帰りでも遊びに行きやすい場所なので、ぜひ一度遊びに行ってみてください!
歴史観光の街・水戸ってどんな場所?
水戸は、古くから文化や経済が発展している茨城県の人気観光エリアです。かつて徳川家が拠点を構えた歴史的に重要な地であり、国民的時代劇シリーズ『水戸黄門』の舞台となったことでも知られています。
学問の名所「弘道館」や、建物が個性的で雨でも楽しめる「水戸芸術館」など、文化や芸術に慣れ親しんでいる方におすすめの名所が数多く揃っているのも大きな魅力です。
観光するなら秋と冬がおすすめ
水戸は歴史だけでなく、自然豊かな街でもあります。観光におすすめの季節は秋と冬。歴史的な街並みに映える紅葉、晩冬に春の訪れを知らせてくれる梅の花。写真を撮るにはもってこいの荘厳な景色が広がります。
水戸の名物グルメといえば
水戸のグルメと言えば、やっぱり納豆ですよね。水戸の納豆が全国的に有名になった理由は、明治22年に水戸駅が開業し、それに合わせて駅前広場で納豆を売り出したことから始まったのだそう。
納豆だけでなく、うなぎの名店や茨城の名物「アンコウ鍋」を食べられるお店が数多くあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.四季の景色が美しい日本庭園「日本三名園 偕楽園」
金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」とともに日本三名園のひとつに数えられる「偕楽園」。江戸時代、水戸藩9代藩主の徳川斉昭(なりあき)によって造園され、その名称には、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいという願いが込められているのだとか。梅の名所として有名で、梅が咲く季節は多くの観光客でにぎわいます。
梅の季節が終わった後は桜、そしてつつじの観賞に訪れる人が多く、季節ごとに異なる美しさをたっぷり堪能できます。
2.水戸観光で外せない!江戸時代の学問の拠点「弘道館」
「弘道館」は、天保12年(1841年)に水戸藩主により開設された藩校です。当時の藩校としては最大規模で、学問・武芸から医学・薬学・天文学など、実に幅広い分野の武士教育を実施。最後の徳川将軍である徳川慶喜が学んだ藩校として知られています。国指定重要文化財に認定された正庁・至善堂・正門附塀の建造物は、弘道館の見どころのひとつです。
3.幻想的なお花畑の世界へ!「国営ひたち海浜公園」
約215ヘクタールの広い園内に四季の花々が咲き誇る「国営ひたち海浜公園」。自然の中で楽しめるレジャースポットや花畑など、園内は7つのエリアに分かれており、思い思いの散策が楽しめます。サイクリングコースも整備されており、広大な園内を自転車で見て回るのもまた一興。子どもと一緒なら、25種類以上のアトラクションが楽しめる遊園地「プレジャーガーデン」にぜひ立ち寄ってください!
※新型コロナウイルス感染拡大防止策として、現在は臨時休園中です。詳細は公式サイトにてご確認ください。
4.水戸観光を象徴する芸術的なシンボルは圧巻「水戸芸術館」
水戸市制100周年を記念し、平成2年(1990年)に開館した「水戸芸術館」。建築を世界で活躍する建築家の磯崎新氏が手がけ、高さ100メートルにも及ぶ塔は、水戸のシンボルとして親しまれています。館内は、コンサートホールATM、ACM劇場、現代美術ギャラリーの3つのエリアに分かれており、それぞれで楽しみ方が異なるのが特徴。さまざまな企画展が行われているので、観光の際は公式サイトで内容をチェックしておきましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大防止策として、現在は臨時休園中です。詳細は公式サイトにてご確認ください。