サーフィンが初めての人、はじめたばかりの人にぜひ読んでもらいたい、10個のアドバイス。不安を予め解消しておいたり、ちょっとの知識をつけていったりするだけで、サーフィンがもっと楽しく感じられるはずです。それでは第一回目となる今回は、「不安解消編」と題して3つのアドバイスをお届けします!
【advice_01】「ケガが怖い!」という人へ
サーフィンのケガというと「ボードや人とぶつかることによる大怪我」を想起されるかもしれませんが、きちんとマナーやルールを守ればこのような事故が起こる確率はかなり減らせます。そもそもサーフィン体験やスクールに参加する場合は、マナーやルールをまだ知らないあなたに代わって主催者が気を配ってくれるので、指示に従うようにしましょう。
実はビギナーからベテランまで、サーファーが最も気を付けるべき危険は「足元」に潜んでいます。岩場(リーフブレイク)やサンゴ(コーラルブレイク)のポイントはもちろん、砂浜(ビーチブレイク)であっても、足を切るきっかけになりうる危険はあちらこちらにあります。これらから身を守るためには「気をつける」しかないのですが、海の中であれば「なるべく歩かず、パドリングで移動する」ことで危険を回避できます。
【advice _02】「泳ぎが不安!」という人へ
サーフィンに限らず、水の事故は自分の泳力を過信している人に起こりがちです。泳ぎに不安がある人は無謀なことをしないので、大事故が起こりにくいのです。
「溺れない?」とよく聞かれますが、余計なことをしない限りその心配は皆無です。そもそも海水は身体が浮きやすいですし、ウェットスーツを着ていればなおさらです。しかもサーフボードがあるので、それを手放さない限りは沈んでしまうことはありません。何はともあれ泳ぎに不安がある人は、夏であっても薄手のウェットスーツを着用するのがいいでしょう。日焼け防止や、冷え防止もでき、一石三鳥です。
【advice _03】「体力に自信がない!」という人へ
サーフィンは全身運動。しかも普段あまり使わない筋肉を使うので、とても体力をつかうスポーツです。ただサーフィンは自分のペースで楽しめるため、そういう意味では体力に自信がある人でもない人でも、終わった後の疲れ具合は同じぐらいになるのかもしれません。
サーフィンをする当日に向けて体力トレーニングやストレッチなどの準備をしておくことができるのであれば理想ですが、実際はなかなか難しいものです。だとしたら、自分の持っている力を最大限発揮するために、体調を万全にすることに集中しましょう。好調時の体力と不調時の体力は、同じ人であっても大きな違いがあります。ちなみに二日酔いなど、お酒が残っている状態で海に入ると命に関わる事故に繋がるため、絶対に控えましょう。
いかがでしたでしょうか?さまざまな不安が少しでも解消されたとしたら幸いです。
次回は「やれたらいいな」な、陸トレ(事前のイメージトレーニング編)をお届けしますね!
文〇はらだいち 写真〇PIXTA
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