サーフィンが初めての人、はじめたばかりの人にぜひ読んでもらいたい、10個のアドバイス。不安を予め解消しておいたり、ちょっとの知識をつけていったりするだけで、サーフィンがもっと楽しく感じられるはずです。それでは第2回目となる今回は、「陸トレ編」と題して2つのアドバイスをお届けします!
【advice_04】「パドリング」の陸トレ
サーフィンでは海上を「パドリング」で移動します。パドリングとは、ボードの上に腹這いになって、両腕をつかって漕ぐ動きのこと。板におなかをつけた状態でクロールをする、というイメージでいいと思います。
基本姿勢は上体を大きく反らした状態になりますので、背筋の筋力はもちろん、柔軟性も必要になってきます。ストレッチは腰まわりと肩、ウエイトトレーニングは腹筋、背筋をやっておくといいでしょう。
【advice _05】「テイクオフ」の陸トレ
サーフィンでは立つ動きのことを「テイクオフ」といいます。立つといっても進行方向に対して両足を揃えるのではなく、前後にずらした半身の状態になります。左右どちらの足が後ろになるかは個人差があり、一般的には野球やゴルフで右打ちの人は右足が後ろ(レギュラースタンス)、左打ちの人は左足が後ろ(グーフィースタンス)になります。
テイクオフの陸トレで意識してほしいのは、立ち上がるスピードと足の位置です。「スピード」に関して重要なのは、ワンモーションで立つこと。片足ずつ動かして立つのではなく、両足を同時に動かします。また「足の位置」に関しては「できるだけ前」。手をついた位置ぐらいまで両足を一瞬でもってきます。実際の海では必ずしも前に立てばいいというわけでもないのですが、多くの人は後ろに立ちすぎてせっかくの勢いを失速させてしまいます。
いかがでしたでしょうか?陸トレをしているとテンションが上がってくるので、ぜひご自宅でやってみてください。
それでは、明日はぜひ覚えておいてほしい「小ネタ編」をお届けします。
第1回:不安解消編
文〇はらだいち 写真〇PIXTA,MASA
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