サーフィンが初めての人、はじめたばかりの人にぜひ読んでもらいたい、10個のアドバイス。不安を予め解消しておいたり、ちょっとの知識をつけていったりするだけで、サーフィンがもっと楽しく感じられるはずです。それでは第3回目となる今回は、「小ネタ編」と題して2つのアドバイスをお届けします!
【advice_06】覚えておきたい「サーフィン用語」
既に多くのサーフィン用語を使って説明をしてきましたが、改めて基本のキから解説します。
サーフボードは大別すると「ロングボード」と「ショートボード」の2種類があります。ロングボードは浮力が高い=安定感があるので、ビギナーにも乗りやすく、波が小さめなポイントでの体験やスクールで用いられる場合が多いです。
波にも「レギュラー」と「グーフィー」があります。岸に対して右に進むように「割れる」(波が崩れること)のがレギュラー、その逆がグーフィーです。崩れた白波の状態(写真中央)は「スープ」といいます。また波のサイズは「ヒザ」「コシ」「ムネ」「アタマ」など体の部位で呼びます。
【advice_07】覚えておきたい「洋服、持ち物」
具体的な持ち物に関しては、申し込んだプランに記載されているもの(あるいは主催会社から連絡を受けているもの)になりますが、ここではどんな場合でもほぼ共通していえる3つのポイントをお伝えします。
まず1つめ。水着は着用した状態で集合場所に向かうことをおすすめします。もちろん更衣室が用意されているところも多いですが、予め水着を着ていれば着替え時間が大幅に短縮されますし、場合によっては更衣室の順番待ちをすることなく(ちょっとした物陰などで)サッと着替えられます。注意点はひとつだけ。サーフィン後に使う下着を忘れないようにする、ということです。
2つめはビーチサンダルです。温かい時期であれば、靴は邪魔になるだけなのではじめからビーチサンダルのみでいいでしょう。ただビーチサンダルは履きなれていないと靴擦れしやすいので絆創膏を多めに持っていきましょう。靴擦れの予感がしたら、クッション代わりにつかえます。
3つめは帽子。男性女性問わず、海から上がった後に髪型やメイクをバッチリ整えるのはなかなか面倒なもの。帽子があれば髪型はもちろん、顔もある程度隠せるのでとても便利です。
いかがでしたでしょうか?さまざまな不安が少しでも解消されたとしたら幸いです。
最終回となる明日は、「立つために!」編をお届けします。
文〇はらだいち 写真〇PIXTA
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